金沢で前撮りやフォトウェディングを検討し始めると、スタジオの公式サイトがいくつも見つかって、どれも良さそうに見えてきます。「相場はいくら?」「スタジオとロケ、どっちがいい?」「兼六園って勝手に撮っていいの?」——比べる基準がないまま眺めていると、決め手が見つからないまま時間だけが過ぎていきます。
先に結論をお伝えすると、金沢の前撮り・フォトウェディングは次の3つで選ぶと失敗しにくくなります。
- 総額の見方——基本料金ではなく、土日祝加算・データ追加などを足した「最終的に払う金額」で比べる
- ロケ地——撮りたい風景と、混雑・許可・移動の実務が両立する場所を選ぶ
- 雨天・混雑への備え——雨や雪の多い金沢で、延期・代替の条件を先に確認しておく
この記事では、金沢の実在の公開料金を根拠にした相場と「追加費用の正体」、主要ロケ地の混雑・許可の実務、雪や紅葉の時期の予約の組み方まで、金沢で撮影を続けてきたスタジオの立場から、選び方の基準をまとめてお伝えします。

金沢の前撮り・フォトウェディングの相場|「総額の見方」から
Price
金沢の前撮り・フォトウェディングの相場は、石川県の平均で162,717円です(Photorait調べ・2026年9月時点。撮影料+新郎新婦の衣装1着ずつ+着付け・ヘアメイク・小物一式を含む)。ただし価格の幅は14,500円から396,000円までと非常に広く、「平均いくら」だけでは、実は判断材料になりません。
この「平均だけでは判断できない」構造を、北陸3県24社の表示価格実査と支払い総額データで確かめた北陸の前撮り価格ギャップ調査【フォトジェリッシュ調べ】も、あわせてご覧ください。
金沢の実在価格帯(出典つき)
金沢市内のスタジオが公式サイトで公開している料金を見ると、おおよそ次のような価格帯です。いずれも2026年9月時点の公開情報で、最新の料金は各社サイトでご確認ください。
| 撮影内容 | 金沢の公開価格の例 |
|---|---|
| 洋装スタジオ撮影 | 75,000円〜 |
| 和装ロケーション撮影 | 99,800円〜126,500円前後(200カット規模の例あり) |
| 和装+洋装の組み合わせ | 150,000円〜181,500円前後(300カット規模の例あり) |
たとえば、和装ロケーション2箇所・200カットで126,500円、洋装+和装ロケーション・300カットで181,500円という例(金沢市のLORE・公式サイト公開料金)や、洋装スタジオ75,000円から和洋装ロケーション170,000円まで段階的にプランを揃える例(金沢市のフォトスタジオカクタス・公式サイト公開料金)があります。つまり金沢では、基本プランだけなら7万円台〜18万円前後に集まっていて、石川県平均の約16万円という数字とも整合します。
相場より大事なのは「加算の構造」
ここからが本題です。見積もりを比べるとき、基本料金の安さだけを見ると判断を誤りやすくなります。理由は、スタジオによって「基本料金に含まれないもの」がバラバラだからです。金沢のスタジオでよくある加算・別料金には、次のようなものがあります。
- 土日祝加算——土日祝の撮影に2万円台〜4万円弱を加算するスタジオがあります(和装38,500円・洋装27,500円の加算を公開している例も。2026年9月時点)
- シーズン加算——桜・紅葉など人気時期の追加料金
- データ枚数の追加——基本プランのデータ枚数が少なく、全データは追加購入になる
- 衣装のグレードアップ——目当ての衣装がワンランク上の扱いで別料金になる
- アルバム・移動費・入園料——プラン外で当日精算になるケース
どれも「悪い仕組み」ではありません。平日に安く撮りたい方には、土日祝に加算のある料金体系のほうが合理的なこともあります。大事なのは、基本料金ではなく「自分たちの条件(土日か、桜の時期か、全データが欲しいか)を当てはめた総額」で横並びにすることです。
一方で、こうした加算をなくし、最初から全部込みにしたのがオールインクルーシブ方式です。私たちフォトジェリッシュはこの方式で、衣装(100着以上からグレードアップ料金なし)・ヘアメイク・撮影データを基本プランに含み、移動や土日、延期でも追加費用をいただいていません。
フォトジェリッシュ金沢店の実額
比較の材料として、私たちの金沢店の料金も実額で載せておきます(税込・衣装やデータまで含んだ金額です)。
| プラン | 料金 |
|---|---|
| 洋装ロケーション | 187,000円〜 |
| 和装ロケーション | 225,500円〜 |
| 和装+洋装 | 270,000円〜330,000円 |
基本料金の数字だけを見ると、先ほどの金沢の価格帯より高く見えるはずです。ただ、ここには土日祝の加算も、衣装のグレードアップ料金も、データの追加購入もありません。「加算を足した総額」同士で比べたとき、どちらがおふたりに合うかで判断してください。レギュラーブランドには、仕上がりにご満足いただけなかった場合、撮影当日のお申し出で撮影料金をいただかない撮影料金保証制度も付帯しています。
費用のさらに細かい内訳や横浜店との比較はフォトウェディングの料金・費用相場の記事にまとめています。
スタジオ撮影とロケーション撮影、どちらがいい?
Studio or Location
結論から言うと、兼六園や茶屋街など「金沢の風景」ごと残したいならロケーション撮影、天候に左右されず確実に撮りたい・費用を抑えたいならスタジオ撮影が向いています。
| 比較項目 | ロケーション撮影 | スタジオ撮影 |
|---|---|---|
| 費用の目安(金沢) | 10万〜25万円前後 | 7万〜20万円前後 |
| 天候の影響 | 受ける(延期・行き先変更あり) | 受けない |
| 写真の雰囲気 | 季節・風景と一緒に残る | 背景が安定し、ライティングが整う |
| 所要時間 | 半日程度(移動含む) | 2〜3時間程度 |
金沢で特に考えておきたいのが天候です。金沢は「弁当忘れても傘忘れるな」と言われるほど雨の多い土地で、冬は雪も積もります。ロケーション撮影を選ぶ場合は、雨天時に「延期できるのか」「延期料はかかるのか」「屋内に切り替えられるのか」を先に確認しておくと、当日の不安が大きく減ります。

私たちの金沢店には一軒家の和風スタジオがあり、畳の和室で白無垢の落ち着いた写真を残せます。雨の日の代替先としてだけでなく、「ロケは洋装、和装は和室で」という使い分けも人気です。スタジオの様子は金沢スタジオのロケーションページでご覧いただけます。実際に予算内でロケとスタジオを組み合わせたおふたりの声は金沢のフォトウェディング口コミで読めます。
金沢の主要ロケ地早見|混雑・許可の実務つき
Location Guide
金沢のロケ地選びは「どこが映えるか」だけでなく、「観光客の混雑」と「撮影許可」の実務まで含めて考えると失敗しません。主要ロケ地を実務メモつきで整理しました。
| ロケ地 | 撮れる写真・映える衣装 | 実務メモ(混雑・許可・移動) |
|---|---|---|
| 兼六園 | 日本三名園の庭園×白無垢・色打掛。徽軫灯籠や霞ヶ池 | 観光客が多く、開園直後が狙い目。撮影ルールは時期により変わるため、可否・申請の要否はスタジオが都度確認 |
| ひがし茶屋街 | 紅殻格子と石畳×和装。金沢らしさの代名詞 | 日中は観光客で混雑。朝の早い時間帯なら静かな街並みで撮れる |
| 金沢城公園 | 石川門・五十間長屋の壮大な背景 | 兼六園と道を挟んで隣接。組み合わせ撮影がしやすい |
| 長町武家屋敷跡・にし茶屋街 | 土塀と用水路×和装の凛とした佇まい | 観光客が比較的少なく、人混みを避けたい方向き |
| 旧高峰家 | 武家屋敷の座敷×和装の屋内ショット | 屋内のため天候に左右されにくい |
| 片野海岸 | 白い岩場と日本海×ドレス。夕景も美しい | 加賀市。金沢市街から車移動になるため、所要と移動費の扱いを確認 |

撮影許可について、私たちの考え方をお伝えしておきます。兼六園やひがし茶屋街には多くの撮影実績があり、基本的に撮影できるロケ地としてご案内しています。ただし公園や街並みのルールは時期によって変わることがあるため、許可や申請の要否はスタジオ側がその都度確認してから撮影に入るのが誠実な運用だと考えています。スタジオを選ぶときも「許可まわりの確認・手配をお店がやってくれるか」を聞いてみてください。

各ロケ地の詳しい紹介は、兼六園のロケーションページ、旧高峰家のロケーションページ、片野海岸のロケーションページへ。和装ロケ地の選び方は金沢の和装前撮りロケーション記事、ひがし茶屋街での撮り方はひがし茶屋街の和装前撮り記事で詳しくまとめています。少し足を延ばすなら能登の前撮りガイドもどうぞ。
金沢・北陸で撮影しているロケ地一覧
上の早見表は代表的な場所だけですが、当店が実際に撮影しているロケ地はもっとあります。金沢市内だけでなく、加賀・能登・福井方面まで含めた一覧です。それぞれのページに、撮影実例の写真と基本情報、撮影可否の考え方をまとめています。市街から離れる場所は移動時間と移動費の扱いが変わりますので、気になる場所があればご相談のときにお知らせください。
庭園・町並み・社寺(和装が映える)
兼六園/ひがし茶屋街/香林坊・片町/旧高峰家/松任ふるさと館/白山比咩神社/気多大社
建築・アート
金沢21世紀美術館/しいのき迎賓館/赤れんがミュージアム(石川県立歴史博物館)/西田幾多郎記念哲学館/能登演劇堂
海・山・公園
片野海岸/内灘マリーナ/健民海浜公園・専光寺海岸/金沢港クルーズターミナル/東尋坊/巌門(能登金剛)/のとじま水族館/キゴ山/大乗寺丘陵公園/太陽が丘メタセコイア並木/北部公園/ひまわり村
ホテル・チャペル・スタジオ(天候に左右されにくい)
ホテル金沢/金沢国際ホテルの神殿/金沢国際ホテルのチャペル/ぶどうの森/金沢の一軒家スタジオ
和装と洋装、どちらで撮る?
Kimono or Dress
金沢は、白無垢・色打掛がまっすぐ映える街です。庭園・茶屋街・武家屋敷という和のロケ地が徒歩圏に集まっているのは全国的に見ても金沢の強みで、「和装は金沢で」と県外から撮影に来るおふたりも少なくありません。

一方で洋装も、茶屋街のレトロな街並みや日本海の海岸を背景にすると、和の街との対比で印象的に残ります。ドレスにスニーカーを合わせるようなカジュアルな撮り方も人気です。

迷ったら「1日で両方」も選べます。金沢はロケ地間の移動が短いため、午前に兼六園で白無垢、午後に茶屋街や海でドレス、というスケジュールが1日で無理なく組めます。和装の衣装選びや所作のポイントは和装フォトウェディングの記事で詳しく解説しています。
撮影時期と予約のタイミング|雪・紅葉・桜の金沢事情
Season & Booking
金沢の撮影シーズンは、桜(4月上旬〜中旬)・新緑(5〜6月)・紅葉(11月中旬〜12月上旬)・雪と雪吊り(11月〜3月)に大きく分かれます。
| 時期 | 撮れる風景 | 予約の目安 |
|---|---|---|
| 4月上旬〜中旬 | 兼六園・金沢城の桜 | 撮れる日数が少なく、2〜3ヶ月前には埋まり始める |
| 5〜6月 | 新緑の庭園、緑×白無垢 | 比較的予約しやすい |
| 11月中旬〜12月上旬 | 紅葉×和装 | 人気集中。2ヶ月前に満枠になるスタジオも |
| 11月〜3月 | 雪吊り・雪景色の兼六園 | 雪吊りは雪が積もる前から絵になる |
雪の時期の実務
冬の金沢は、実は狙い目です。兼六園では例年11月に入ると雪吊りの作業が始まるため、雪が積もっていなくても「冬の金沢」の風景が撮れます。雪景色を狙うなら1〜2月が中心ですが、積雪はコントロールできないので、「降ったら雪の写真、降らなくても雪吊りの写真」と二段構えで考えると気が楽になります。

積雪日の撮影で考えておきたいのは足元と寒さです。和装の草履は雪道に強くないため、車をロケ地の近くに着けて歩く距離を短くする、待ち時間はコートやカイロでしのぐ、といった段取りをスタジオ側が組めるかがポイントになります。雪の日は無理をせず延期する判断も含めて、事前に相談しておきましょう。
予約はいつすればいい?
目安は撮りたい季節の2〜3ヶ月前です。特に桜と紅葉は撮影できる日数自体が短いため、金沢では人気シーズンの枠が2ヶ月前に埋まるスタジオもあります。衣装の試着や打ち合わせの時間も考えると、余裕を持って動くほど選択肢が残ります。

桜・紅葉それぞれの逆算スケジュールは桜の前撮り記事と紅葉の前撮り記事へ。なお、気象庁のデータでは横浜・金沢とも桜の開花は早く、紅葉は遅くなる傾向が続いています。15年分のデータから前撮り計画を考えた記事も参考にしてください。
申し込む前の4点チェック|失敗しないために
Checklist
どのスタジオに申し込むとしても、契約前にこの4つだけ確認しておけば、「思っていた金額と違う」「当日撮れなかった」という後悔のほとんどを避けられます。
- データの納品枚数と条件(全データは追加料金か)
- 土日祝・シーズンの加算(自分たちの撮影日での総額)
- 雨天・雪の延期条件(延期料の有無・屋内代替)
- 衣装の追加・グレードアップ料金(試着で確認できるか)
とくに雨天延期の条件は、料金ページに書かれていないことが多い項目です。相談の場で「雨が降ったらどうなりますか?」とひとこと聞いてみてください。答え方の丁寧さに、そのスタジオの当日対応の姿勢が表れます。
フォトジェリッシュ金沢店について
Why Jellish
最後に、私たちのご紹介を少しだけ。フォトジェリッシュ金沢店は、この記事でお伝えした「選び方の基準」をそのまま形にしたスタジオです。
- 衣装100着以上・ヘアメイク・撮影データまで基本プランに含むオールインクルーシブ。衣装のグレードアップ料金もありません
- 移動・土日・延期でも追加費用がかからない料金体系
- 兼六園・ひがし茶屋街をはじめ金沢の主要ロケ地に対応。許可まわりの確認・手配はお店側で行います
- 一軒家の和風スタジオがあり、雨や雪の日の代替・和装のスタジオ撮影に使えます
- レギュラーブランドには撮影料金保証制度が付帯。撮影後に家族と食事会をするフォト会食にも対応しています

フォトジェリッシュ金沢店
金沢の美しい風景を舞台にしたロケーション撮影をはじめ、家族と過ごすフォト会食、少人数での挙式まで。金沢という街の魅力を最大限に活かした、多様なウェディングスタイルをご提案いたします。
金沢の前撮りでよくある質問
FAQ
金沢の前撮り・フォトウェディングの相場はいくらですか?
石川県の平均は162,717円です(Photorait調べ・2026年9月時点、撮影料・衣装・着付け・ヘアメイク込み)。金沢市内のスタジオ公開料金では基本プランが7万円台〜18万円前後に集まりますが、土日祝加算やデータ追加などで総額が変わるため、基本料金ではなく自分たちの条件を当てはめた総額で比べることが大切です。
金沢で前撮りするなら、スタジオはどう選べばいいですか?
総額の見方・ロケ地・雨天対応の3つで選ぶと失敗しにくくなります。具体的には、データ納品枚数と条件、土日祝・シーズン加算、雨天延期の条件と延期料、衣装の追加料金の4点を契約前に確認してください。基本料金の安さだけで選ぶと、加算で総額が想定を超えることがあります。
スタジオ撮影とロケーション撮影はどちらがいいですか?
兼六園やひがし茶屋街など金沢の風景と一緒に残したいならロケーション撮影、天候に左右されず確実に撮りたい・費用を抑えたいならスタジオ撮影が向いています。雨や雪の多い金沢では、ロケーション撮影でも屋内スタジオに切り替えられる体制があるかを確認しておくと安心です。
金沢の前撮りはいつ予約すればいいですか?
撮りたい季節の2〜3ヶ月前が目安です。桜(4月上旬〜中旬)と紅葉(11月中旬〜12月上旬)は撮影できる日数が短く、金沢では人気シーズンの枠が2ヶ月前に埋まるスタジオもあります。衣装試着や打ち合わせの時間も含めて、早めのご相談が選択肢を広げます。
兼六園での撮影には許可が必要ですか?
兼六園には多くの撮影実績があり、基本的に撮影できるロケ地としてご案内しています。ただし園のルールは時期によって変わることがあるため、撮影の可否や申請の要否はスタジオ側がその都度確認するのが基本です。フォトジェリッシュでは必要な確認・手配をお店側で行いますので、おふたりに手続きの負担はかかりません。
雪の日や雨の日の撮影はどうなりますか?
天候により、延期や屋内スタジオへの切り替えをご提案することがあります。フォトジェリッシュ金沢店では延期による追加費用はいただいていません。雪の日は足元や移動の段取りを整えたうえで、雪吊りや雪景色を活かした金沢らしい撮影もできます。
まだ検討中ですが、相談だけでも大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です。「どこで撮るか決まっていない」段階のご相談も歓迎しています。来店・オンライン・LINEでのご相談に対応しており、金沢店の営業時間は10:00〜18:00(不定休)です。
金沢の撮影レポート
Report
実際に金沢で前撮り・フォトウェディングをされたおふたりの撮影レポートを公開しています。どのロケ地でどんな写真になるのか、リアルな作例としてご覧ください。
金沢で、ふたりらしい一枚を。
相場もロケ地も、いちばん確かなのは「おふたりの条件で聞いてみること」です。
加賀百万石の城下町で、ふたりだけの結婚写真を残しませんか。
費用から確かめたい方はフォトウェディングの料金・費用相場へ。エリアから見る:横浜・神奈川/金沢・石川/軽井沢/伊豆・下田


