前撮りが雨の日はどうなる?延期の基準と、曇りの写真がきれいな理由

華やかなピンクのブーケで顔を寄せ合うウエディングドレス姿の新郎新婦|金沢の洋装ロケーションフォトウェディング

週間予報に傘マークが並んで、前撮りの日が近づいてくる。「雨だったら台無し」「曇りだと暗くて、きれいに撮れないのでは」。そんな気持ちでこのページを開いた方へ、先に答えをお伝えします。

  • 雨の予報なら、延期できます。撮影7〜3日前の予報で、降水確率50%以上が目安です。
  • 曇りの日は、そのまま撮ってきれいです。曇りを理由にした延期はお勧めしません。
  • 空だけ青空にする加工は、できます(1枚3,300円〜)。ただ、私たちはお勧めしていません。

天気は、ふたりのせいではありません。だから、天気で悩む時間はできるだけ短くして、残りの時間は衣装や場所のことに使ってほしい。この記事では、延期の判断の仕方、曇りの日の写真の実際、そして「空だけ青くできますか?」への私たちの答えを、順番にお伝えします。

華やかなピンクのブーケで顔を寄せ合うウエディングドレス姿の新郎新婦|金沢の洋装ロケーションフォトウェディング
2025年10月・雨の日に金沢で撮影した一枚。雨が気にならない写真も、雨を活かした写真も残せます。

書いているのは、横浜・金沢・軽井沢・伊豆下田でロケーション撮影を続けているフォトジェリッシュです。延期の基準は店舗ページで公開しているルールのとおりに、曇りの光の話は撮り手の実感として書きます。

目次

前撮りが雨の予報。延期はいつ、どう決める?

RAIN RULE

結論から。撮影の7〜3日前に気象庁の天気予報を確認し、降水確率が50%以上なら延期を選べます。40%以下なら基本的に撮影を決行します。前日に慌てて決めるのではなく、1週間前から3日前までの間に数字で判断する。これがフォトジェリッシュの延期ルールです。

STEP

撮影7〜3日前に、気象庁の天気予報を確認する

判断に使うのは気象庁の予報です。アプリによって数字が違うことがあるので、見る予報をひとつに決めておくと迷いが減ります。7日前から3日前の間に、おふたりと私たちで同じ予報を見ます。

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降水確率50%以上なら、延期を選べる

撮影日の降水確率が50%以上なら、おふたりの希望で延期を選べます。「延期したい」と伝えていただければ、別の日程を一緒に探します。

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40%以下なら、基本的に撮影を決行

降水確率が40%以下の場合は、基本的に予定どおり撮影します。曇りの予報でも延期はせず、そのまま撮ります。理由は次の章で書きます。41〜49%のときは、予報を一緒に見ながらご相談します。

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屋内撮影の場合は、延期の対象外

スタジオや屋内ロケーションでの撮影は雨でも撮れるため、天候を理由にした延期の対象になりません。屋外と屋内を組み合わせている日は、屋外の部分をどうするかをご相談します。

フォト会食のように延期ができない撮影を横浜店で組む場合は、計画の時点で雨の日の撮影場所を一緒に決めておきます。横浜店にはスタジオの振替がなく、代わりに横浜市開港記念会館やチャペルなどの屋内ロケーションを雨の日の予定として用意します。会食の会場にはキャンセル料がかかるため、そのリスクも含めてお申し込み前にご提案します。

当日に急な雨が降った場合は、撮影場所や進め方を調整しながら撮影を進めます。申込から撮影当日までの全体の流れは、前撮り・フォトウェディングの準備の流れの記事にまとめています。天候確認のステップも、その流れの中にあります。

前撮りを雨で延期すると追加料金はかかる?

POSTPONE FEE

レギュラープランは、延期しても追加費用がかかりません。ピーチプランは、延期保証(オプション5,500円)を付けている場合に延期できます。プランによって答えが違うので、分けて書きます。

レギュラープランは、移動・土日・延期でも追加費用がかからないプランです。雨で日程を動かしても、撮影料金は変わりません。延期先の日程でロケーション申請料がかかる場合だけ、その分を実費でいただきます。

ピーチプランは、必要なものを絞って費用を抑えたプランなので、延期保証(オプション5,500円)を付けていない場合は延期できません。雨の多い季節に申し込むなら、申込時に延期保証を付けておくと、当日の天気で迷わずに済みます。

料金の目安は、レギュラープランの洋装ロケーション撮影が横浜店182,600円〜、金沢店187,000円〜(60分・100カット以上)、ピーチプランの洋装ロケーション撮影が横浜店59,400円〜です。ピーチプランは試着・延期保証・移動費・ロケーション申請料が別途になるため、「〜」の幅が大きくなります。オプションの一覧は横浜店の洋装レギュラープランのページで公開しています。

天候ではなく、体調不良やご都合によるキャンセルは別の規定です。撮影日の14〜8日前は20%、7〜3日前は30%、2日前は50%、前日・当日は100%のキャンセル料がかかります。詳しくはキャンセルポリシーをご覧ください。

延期の相談は、予報が出てから慌てないよう、店舗のLINEで受けています。プランの中身や各店のロケーションは、店舗ページでそのまま公開しています。

曇りの日の前撮りは延期したほうがいい?

CLOUDY DAY

延期しません。曇りの日は、そのまま撮ったほうがきれいに写ります。「曇り=暗い」「曇り=写真が沈む」と感じている方が多いのですが、撮る側からすると、曇りは白いドレスと肌がいちばんきれいに写る光です。

理由は、光の大きさです。晴れの日の太陽は、空の中の小さな点から強い光が届くため、鼻の下やあごに濃い影ができ、白いドレスのいちばん明るい部分は白く飛びます。曇りの日は、雲に広がった空全体がひとつの大きな光源になります。光が四方から回ってくるので影がやわらかくなり、明るいところと暗いところの差が小さくなります。

  • 顔に濃い影が落ちない。目の下やあごの影がやわらぐ
  • 白いドレス・白無垢のレースや刺繍が、白飛びせずに残る
  • 肌の質感がなめらかに写り、レタッチに頼る部分が減る
  • 色がしっとりと出る。ブーケや色打掛の色が沈まない
旧三笠ホテルの窓辺のテーブル席に並んで座る新郎新婦を、手前の植栽越しに捉えたカット
旧三笠ホテル(軽井沢)の窓辺。大きな窓からの光は、曇りの日の空と同じ「大きな面の光」です。影がやわらかく、肌と衣装の質感が残ります。

「暗く写るのでは」という心配には、はっきりお答えします。曇りの日に写真が暗くなることはありません。明るさはカメラの露出で決めるもので、空の明るさに引きずられるものではないからです。曇りの光で撮った写真は、暗いのではなく、やわらかい。見分けるポイントは「影の濃さ」です。

眩しくないので目を細めずに済む、人が少ない、といった良さもありますが、私たちが曇りを歓迎するいちばんの理由は、この「影と質感」です。そしてこの理由は、次の「空だけ青空にできますか?」という質問への答えに、そのままつながります。

「空だけ青空にできますか?」への私たちの答え

OUR ANSWER

できます。曇りの日に撮った写真の空だけを青空に差し替える加工は、レタッチ(フォト整形)のオプションとして1枚3,300円〜でお受けしています。

ただ、私たちはお勧めしていません。お断りするという意味ではなく、お願いいただければ丁寧に仕上げます。それでもお勧めしない理由を、先にお伝えしておきたいのです。

理由は、前の章で書いた光の話です。曇りの光で撮った人物に晴れの日の空だけを乗せると、合わないところが出てきます。晴れの空の下にいる人には、太陽の向きに合った影と、髪や肩のハイライトがあるはずです。けれど曇りで撮った人物には、その影もハイライトもありません。ドレスの質感も、晴れの日の硬い光で見える質感とは別のものです。空だけ青くした写真は、見た人が理由を言えなくても「なにか違う」と感じます。

影やハイライト、衣装の質感まで晴れの日に合わせて直すこともできます。けれど、そこまで手を入れると、ほとんど描き直しになります。それは写真というより、絵に近いものになってしまう。私たちは、そこまでしてほしいとは思っていません。

曇りのまま残す空だけ青空に合成晴れの日に撮る
空白〜淡いグレー青空青空
顔の影やわらかいやわらかいまま(空と合わない)太陽の向きにはっきり出る
ドレス・白無垢の質感レースや刺繍が残る曇りの質感のまま明るい部分が飛びやすい
写真としての自然さその日の光のまま空と人物の光が食い違うその日の光のまま
費用・手間追加なし1枚3,300円〜天気次第

私たちが残したいのは、その日、その場所にいたふたりです。曇りの空の下で笑っていたなら、その空ごと残したい。雨の日に傘の下で寄り添っていたなら、その雨ごと残したい。10年後に見返したとき「この日はこんな天気だったね」と話せる写真のほうが、記念写真としては強いと、私たちは思っています。

広告写真と記念写真は、目的が違います。広告写真は商品を見せるために、1カットずつ時間をかけて作り込む写真です。フォトウェディングは、衣装もヘアメイクも込みで、その日の100カット以上を記録として残す写真です。目的が違うので、加工の基準も違います。

腕を細く、小顔に、といったフォト整形についても同じ考え方です。料金と、私たちが急がない理由は、ウェディングフォトのレタッチはどこまで?料金と、小顔・腕細を急がない理由にまとめています。

それでも「やっぱり青空にしたい」という方には、もちろんお応えします。判断はおふたりのものです。ここに書いたのは、お受けする前にお伝えしておきたい、撮り手としての本音です。

雨でも撮れる屋内ロケーション|横浜・金沢・軽井沢・伊豆下田

INDOOR LOCATIONS

雨の日でも撮れる屋内のロケーションを、エリアごとに用意しています。横浜店にスタジオ撮影はなく、雨の日は歴史的建造物やチャペルなどの屋内ロケーションで撮ります。金沢店は一軒家スタジオがあるので、スタジオへの振替や、屋外とスタジオを同じ日に組み合わせる撮影ができます。

横浜市開港記念会館の大きな窓を背景に立つ洋装の新郎新婦
横浜市開港記念会館。大きな窓からの光で撮る洋装の一枚。雨の日の横浜は、こうした屋内ロケーションで撮ります。
スクロールできます

横浜|洋館とチャペルの屋内ロケーション

横浜市開港記念会館(大階段とステンドグラス)、ラ・バンク・ド・ロア(旧露亜銀行の大階段とチャペル)、山手ヘレン記念教会(山手の独立型チャペル)。横浜店は、雨の日はこの屋内ロケーションで撮影します。

金沢|一軒家スタジオとホテル

金沢店の一軒家スタジオは和室も洋室もあり、和装も洋装も撮れます。雨の日はスタジオへの振替のほか、ホテル金沢(金沢駅前のホテルロケーション)も選べます。

軽井沢|明治の洋館と絵本の森

旧三笠ホテル(重要文化財の洋館。中央階段と窓辺)、ムーゼの森(絵本の森とピクチャレスク・ガーデン)。雨の軽井沢は、洋館の中の光で撮れます。

伊豆下田|なまこ壁の宿

なまこ壁の宿 雑忠(下田の歴史的建造物)。室内のしつらえと、なまこ壁の意匠を背景に撮れます。

雨の日でも安心なロケーションの一覧は、「雨の日でも安心」のロケーション一覧(16件)にまとめています。

旧三笠ホテルの中央階段を下から見上げ、踊り場に立つ新郎新婦を捉えたカット
旧三笠ホテル(軽井沢)の中央階段。雨の日でも、洋館の中はこの光で撮れます。

実際に雨の日に撮ったお客様の声|金沢店・2025年10月

CUSTOMER VOICE

2025年10月、金沢店で撮影したかすみさん(石川県)は、撮影当日が雨でした。ウェディングドレスでのロケーション撮影と、色打掛でのスタジオ撮影を組み合わせた、約7時間の撮影です。

口コミでは「雨が気にならない写真も、逆に雨を活かした写真も撮ってもらえた」と書いてくださいました。ポーズや表情はすべてカメラマンにおまかせだったこと、写真の仕上がり・スタッフの対応・衣装・ヘアメイク・価格の満足度の5項目すべてが5.0だったことも、この記事の冒頭の写真と一緒に残っています。

重ねた手元にきらめく結婚指輪とピンクのブーケ|金沢のフォトウェディング(洋装ロケーション)
同じ日の手元のカット。結婚指輪とピンクのブーケ。雨の日の光は、こうした小物の色をしっとり出してくれます。

詳しい内容は、金沢で雨の日も叶えた和装・洋装フォトウェディングの口コミでご覧いただけます。

雨・曇りの日の前撮りの持ち物と当日の注意

CHECKLIST

  • 傘は、白や透明のものが写真に写りやすい。撮影用に1本あると、雨のカットが撮れます
  • 移動用に、濡れてもいい靴があると安心。ドレスの靴は撮影のときだけで十分です
  • 髪は湿気でうねりやすいので、当日のスタイリングはヘアメイクに任せてください
  • 曇りや雨の日は気温が下がりやすい。羽織れるものを1枚

雨の日の持ち物は、これくらいで十分です。傘を差して撮るか、屋根の下で撮るか、どのタイミングで屋内へ移るかは、当日フォトグラファーが判断しながら進めます。

よくある質問|前撮りの雨・曇り・延期

FAQ

前撮りの日が雨の予報です。延期はいつまでに決めればいいですか?

撮影の7〜3日前に、気象庁の天気予報を確認して決めます。降水確率が50%以上なら延期を選べ、40%以下なら基本的に撮影を決行します。41〜49%のときは、予報を一緒に見ながらご相談します。前日に慌てて決めなくて済むよう、1週間前から3日前の間に判断するのがフォトジェリッシュのルールです。

前撮りを雨で延期すると追加料金はかかりますか?

レギュラープランは、延期しても追加費用はかかりません。延期先の日程でロケーション申請料がかかる場合は、その分だけ実費をいただきます。ピーチプランは、延期保証(オプション5,500円)を付けている場合に延期できます。

ピーチプランでも雨の日に延期できますか?

延期保証(オプション5,500円)を付けている場合は延期できます。付けていない場合は延期できないため、雨の多い季節の撮影なら、申込時に付けておくと安心です。

曇りの日の前撮りは写真が暗くなりますか?

暗くなりません。写真の明るさはカメラの露出で決めるため、曇りでも適正な明るさで撮れます。曇りの日は雲に広がった空全体が大きな光源になるので、顔に濃い影が落ちず、白いドレスや白無垢のレースも白飛びしにくく、肌の質感がなめらかに写ります。フォトジェリッシュでは、曇りを理由にした延期はお勧めしていません。

曇りで撮った前撮りの写真を青空に加工できますか?

できます。レタッチ(フォト整形)のオプションとして、1枚3,300円〜で空の差し替えをお受けしています。ただ、曇りの光で撮った人物に晴れの空だけを乗せると、影の向きやハイライト、衣装の質感が合わず不自然になりやすいため、フォトジェリッシュではお勧めしていません。その日の空ごと残す写真を基本にしています。

前撮り当日に雨が降ったら屋内で撮影できますか?

できます。横浜店は横浜市開港記念会館やラ・バンク・ド・ロア、山手ヘレン記念教会などの屋内ロケーションで撮影します。金沢店は一軒家スタジオへの振替や、屋外とスタジオを同じ日に組み合わせる撮影ができます。軽井沢店は旧三笠ホテルやムーゼの森、伊豆下田店はなまこ壁の宿 雑忠など、各エリアに雨の日でも撮れる屋内ロケーションがあります。

雨の予報を見て不安になる時間は、短いほうがいい。延期の基準は数字で決まっていて、曇りはそのまま撮ってきれいで、空の加工は「できるけれど、お勧めしない」。この3つだけ覚えて、あとは衣装と場所のことを考えてください。

雨の日も、曇りの日も、その日のふたりを残します。

延期の相談も、当日の天気の相談も、店舗のLINEで受けています。「この予報、どう思いますか?」だけでも、お気軽にどうぞ。

軽井沢・伊豆下田でお考えの方は 軽井沢店LINE/ 伊豆下田店LINE

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