紅葉の前撮り・フォトウェディングはいつ予約する?見頃から逆算する時期と横浜・金沢のロケーション実例

横浜の三溪園で紅葉を背景に和装フォトウェディングを行う新郎新婦

「紅葉の下で、前撮りかフォトウェディングを撮りたい」。そう考え始めたおふたりに、最初に知っておいてほしいことがあります。紅葉で撮りたいなら、動くのは夏だということです。

紅葉シーズンの予約の狙い目は8月〜9月上旬。前撮り専門スタジオの解説でも、9月下旬〜10月上旬になると候補日を複数用意しておく必要があり、10月下旬以降はキャンセル待ちになる可能性があるとされています(出典:photo maison écrin)。葉が色づいてから探し始めると、選べる日がほとんど残っていない。これが紅葉前撮りのいちばんの落とし穴です。

この記事では、横浜と金沢の両方に店舗を持つフォトジェリッシュが、見頃から逆算した予約時期、エリアで異なる見頃、実際に撮影してきた紅葉ロケーション、衣装の色合わせ、光と時間帯、雨や落葉のときの備えまでを順番に整理します。

目次

紅葉前撮り・フォトウェディングの予約はいつから?狙い目は8月〜9月上旬

紅葉ロケーションの前撮り・フォトウェディングは、撮影の3ヶ月〜半年前に予約するのが目安とされています(出典:Photorait・ハルウェディング)。11月の撮影から逆算すると、ちょうど8月〜9月上旬。この記事を夏に読んでいるなら、今年の紅葉にまだ間に合うタイミングです。

紅葉に染まる三溪園の庭園で、朱色の和傘を差して橋の上に立つ和装の新郎新婦を引きで撮影した一枚

早めに動く理由ははっきりしています。紅葉の見頃はエリアごとに数週間しかなく、撮影日がその短い期間に集中するからです。とくに土日の枠は埋まりやすく、衣装選びやヘアメイクの相談時間まで考えると、夏のうちの一歩が秋の余裕になります。

時期動き方の目安
8月〜9月上旬相談・ロケーションと日程の仮決め。予約の狙い目(出典:photo maison écrin)
9月下旬〜10月上旬候補日を複数もって調整する時期
10月下旬以降空き枠が限られ、キャンセル待ちになる可能性がある
撮影日まで衣装選び・ヘアメイクの相談・当日の流れの確認
11月〜12月上旬撮影本番。見頃はエリアで異なる(次の章で比較)
カメラマンDAI

紅葉の見頃予想が発表されるのは秋になってから。それを待たずに、日程とロケーションの相談は夏から始められます。衣装の試着は無料ですので、秋を待つあいだに衣装だけ決めておくのもおすすめですよ!

横浜と金沢で紅葉の見頃はずれる|関東11月中旬〜・北陸11月上旬〜

横浜を含む関東の紅葉の見頃は11月中旬〜12月上旬、金沢を含む北陸は11月上旬〜中旬が目安です(出典:ハルウェディング・Photorait・photo maison écrin)。同じ紅葉でも、金沢のほうがひと足早く色づきます。いずれも年によって前後するため、あくまで目安として考えてください。

エリア見頃の目安この記事で紹介するロケーション
横浜・神奈川(関東)11月中旬〜12月上旬称名寺・三溪園・大磯
金沢(北陸)11月上旬〜中旬しいのき迎賓館 ほか

樹種によっても時期は変わります。一般に、黄色く色づくいちょうと赤く染まるもみじでは色づきのピークが少しずれるため、同じ庭園でも見どころは数週間かけて移っていきます。「どの色と撮りたいか」で日程の考え方が変わるのも、紅葉ならではです。

この見頃の差は、日程を動かしにくいおふたりにとって使い道があります。横浜と金沢の両方に店舗があるフォトジェリッシュなら、「11月前半しか休みが取れないから金沢で」「12月の頭になりそうだから横浜で」という、エリア側を動かす調整ができるからです。ひとつのエリアだけで探すより、撮れる週がぐっと広がります。

かえで紅葉日(2011〜2025年実測)最も早い年最も遅い年中央値
横浜12/4(2017年)12/24(2021年)12/18
金沢11/22(2015年・2016年)12/3(2024年)11/26

数値は気象庁の生物季節観測(各気象官署の標本木の実測値)を私たちで集計したものです。気象庁の紅葉日は「緑色がほとんど認められなくなった最初の日」という定義のため、観光的な見頃の始まりとは厳密には異なります。年別の実測値やトレンドの詳しい検証は、横浜・金沢の桜と紅葉を気象庁データで検証した記事にまとめています。

紅葉が映えるロケーション実例|称名寺・三溪園・しいのき迎賓館・大磯

ここからは、私たちが実際に紅葉の時期に撮影してきたロケーションを、実写とあわせて紹介します。いずれも撮影実績のある場所ですが、寺社や庭園の撮影ルールは時期や当日の状況で変わることがあります。最新の可否や申請の方法は、ご相談の際に私たちが確認しますのでお任せください。

  • 参拝や観覧に来ている方の妨げにならない立ち位置・時間配分を心がける
  • 施設ごとの申請・撮影ルールに従い、撮影できないエリアには立ち入らない
  • 紅葉ピークの土日は混み合うため、平日や朝の時間帯も検討する

称名寺(横浜市金沢区)|朱塗りの橋といちょうの黄葉

称名寺の色づいた木々の下で、空を見上げる白無垢の花嫁と紋付袴の新郎

海に近い横浜市金沢区の古刹、称名寺。朱塗りの橋のかかる苑池のまわりに、いちょうの黄色ともみじの赤が重なります。全国展開の撮影会社が選ぶ紅葉ロケ地の一覧にも名前が挙がる、定評のある撮影地です(出典:ラヴィファクトリー)。門前の参道から苑池まで、歩くほどに画の変わる場所です。

称名寺の見どころや季節ごとの表情、アクセス・撮影の進め方は、称名寺のロケーション詳細ページにまとめています。

三溪園(横浜市中区)|歴史的建造物と紅葉の日本庭園

光を受けて輝く赤や橙のもみじに包まれた三溪園の石橋で、寄り添う白無垢と紋付袴のふたり

三溪園は、歴史的建造物が点在する横浜の広大な日本庭園です。紅葉の時期は、橋や建物を入れて引きで撮ると、京都と見まがう画になります。人物を小さく置いて風景ごと残す構図は、秋の三溪園がいちばん得意とするところです。園内の見どころは三溪園のロケーション紹介ページでも詳しく紹介しています。

しいのき迎賓館(金沢市)|大正建築と紅葉並木

しいのき迎賓館近くの紅葉並木を、手をつないで歩くタキシードの新郎と白無垢の花嫁。道には落ち葉が散っている

金沢・兼六園のほど近く、旧石川県庁舎を活かした「しいのき迎賓館」。建物の風格に加えて、周辺の並木が秋には紅葉のトンネルになります。写真のように、タキシードと白無垢という和洋ミックスの組み合わせも、この場所なら自然になじみます。道に散った落ち葉まで画になるのが、この並木の魅力です。詳しくはしいのき迎賓館のロケーション紹介ページをご覧ください。

大磯城山公園(神奈川県大磯町)|竹林と紅葉の静かな小道

竹林と紅葉が重なる大磯の小道を、和傘を差して見つめ合いながら歩く白無垢と紋付袴のふたり

神奈川県の海辺の町・大磯の県立大磯城山公園(旧三井別邸の跡地)には、竹林の緑と紅葉の赤が一枚の写真に収まる散歩道があります。例年11月下旬〜12月上旬が見頃とされ、もみじのライトアップも行われる紅葉の名所です。観光地の混雑から離れて、和傘を差してゆっくり歩きながら撮れるのが持ち味です。有名スポットの人出が気になるおふたりは、こうした「静かな紅葉」も選択肢に入れてみてください。

横浜エリアのスポットをさらに比べたい方は、横浜の紅葉撮影スポットを紹介した記事で、三溪園と称名寺の使い分けや穴場もまとめています。

大磯城山公園をはじめ、海・庭園・街道・神社が揃う大磯エリアの撮影スポットは、大磯のロケーション詳細ページでご紹介しています。

紅葉に映える衣装の色合わせ|白無垢・色打掛・ドレス

紅葉との色合わせでいちばん失敗が少ないのは白無垢です。理由は単純で、秋の景色の中に「白」がないからです。

白無垢がいちばん映える理由

見頃の紅葉は、赤・橙・黄の暖色が画面いっぱいに広がります。その中で白無垢の白は背景のどの色ともぶつからず、ふたりの姿がすっと浮かび上がります。新郎の黒い紋付袴も同じ理屈で、紅葉の中では輪郭がはっきり出ます。背景が華やかなほど、衣装は引き算が効く。紅葉撮影の色合わせは、この一言に尽きます。

色打掛は「赤被り」に気をつける

赤やオレンジの色打掛は、真っ赤に染まったもみじと同化して、衣装も背景もお互いの色を打ち消し合ってしまうことがあります。写真の世界で「赤被り」とも呼ばれる状態です。赤系の打掛を着たいときは、いちょうの黄葉や緑の残る景色と組み合わせるか、金・緑・青系の打掛を紅葉に重ねると、どちらの色も生きてきます。赤い打掛をあきらめる話ではなく、背景との組み合わせで解決できる話です。

ドレス・タキシードは黄葉と好相性

洋装で撮るなら、タキシードの黒はいちょうの黄色とのコントラストがきれいに出ます。白いドレスが映える理屈は白無垢と同じです。しいのき迎賓館の並木のように、洋風の建物や街路が背景になるロケーションなら、ドレスとタキシードも景色に自然になじみます。

衣装相性のよい背景気をつけたいこと
白無垢赤・橙・黄のすべてもっとも合わせやすい定番
色打掛(赤・橙系)黄葉・緑の残る景色真っ赤なもみじとの「赤被り」
色打掛(金・緑・青系)赤く染まったもみじ柄が濃い場合は引きの構図で整理
ドレス・タキシードいちょう並木・洋風建築和の庭園では撮る場所を相談

なお、和装の着姿は補正で決まります。洋装と発想が逆で、胸を高く見せるのではなく、平らに整える方向へ補正するのが和装の考え方です。フォトジェリッシュでは和装用の補正道具を豊富に用意して、白無垢や色打掛の直線的な美しさを支えています。

紅葉がいちばん輝く光と時間帯|狙いは逆光

紅葉ロケーションで光を選ぶなら、狙いは逆光です。もみじの葉は薄いので、順光で表から見るより、逆光や半逆光で光を透かしたときに、ステンドグラスのように色が冴えます。紅葉の名所で「あの木だけ輝いて見える」のは、たいてい光を透かしている木です。

そのため、太陽の位置が低い午前の早めか午後の遅めの時間帯が撮りやすく、真上から光が落ちる正午前後は影が強く出て、葉の透明感も出にくくなります。11月は日の入りが早く、夕方にはあっという間に光がなくなるため、午後に撮るなら時間の逆算が大切です。どの時間にどの向きから光が入るかはロケーションごとに違うので、時間帯選びもあわせてご相談ください。

見頃がずれたら、雨が降ったら|散り紅葉・敷き紅葉という選択肢

先に結論を。紅葉は、見頃を多少外しても、雨が降っても、撮り方があります。ずれを恐れて予約をためらうより、早く日程を押さえて、当日の景色に合わせて画づくりを変えるほうが、いい写真に近づきます。

見頃予測とのつき合い方

STEP

秋口に紅葉の見頃予想を確認する

気象会社などが毎年秋に発表する紅葉の見頃予想で、撮影エリアの色づき時期の傾向をつかみます。予約は夏のうちに、微調整は予想が出てから。この二段構えが基本です。

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見頃がずれそうなら早めに相談する

撮影日と色づきが合わなそうなときは、日程の調整やロケーションの変更をご相談ください。横浜と金沢で見頃が違うことも、調整の幅として使えます。

STEP

当日はその日の紅葉に合わせて撮る

色づきの浅い時期なら緑とのグラデーション、散り始めなら舞う葉と足元の落ち葉。フォトグラファーがその日の景色に合わせて構図を組み立てます。

散ったあとには「敷き紅葉」がある

落葉が進んでも、紅葉の撮影は終わりません。地面いっぱいに落ち葉が広がる「敷き紅葉」は、見上げる紅葉とはまた別の、足元が主役の画になります。風があれば、舞い散る葉とともに歩くカットも狙えます。しかも散り際は人出が落ち着くので、ゆっくり撮りやすい時期でもあります。

雨の日・延期になった場合

雨の紅葉は、濡れた葉の色が深まり、しっとりとした写真になります。それでも延期をご希望なら、フォトジェリッシュのレギュラープランは延期による追加費用がかかりません。土日の撮影や移動にも追加費用はかからないので、「見頃とずれたらどうしよう」という不安ごと、私たちに預けてください。

紅葉シーズンは予約が集中する時期のため、空き状況や条件は動きやすくなっています。プランの詳細やご希望日の状況は、店舗ページからお気軽にお問い合わせください。

紅葉の前撮り・フォトウェディングのよくある質問

紅葉の前撮り・フォトウェディングはいつまでに予約すればいいですか?

8月〜9月上旬までの予約が狙い目です。撮影の3ヶ月〜半年前が目安とされ、9月下旬〜10月上旬は候補日を複数用意して調整する時期、10月下旬以降はキャンセル待ちになる可能性があります。とくに土日をご希望なら、夏のうちのご相談をおすすめします。

横浜と金沢では紅葉の見頃はいつですか?

横浜を含む関東は11月中旬〜12月上旬、金沢を含む北陸は11月上旬〜中旬が目安で、金沢のほうが早く色づきます。年によって前後するため、秋に発表される紅葉の見頃予想もあわせて確認してください。

紅葉が見頃を過ぎてしまったら撮影できませんか?

撮影できます。落葉後は、地面いっぱいに落ち葉が広がる「敷き紅葉」や、舞い散る葉と歩くカットなど、見頃とは別の画づくりがあります。散り際は人出が落ち着くため、ゆっくり撮りやすい時期でもあります。

撮影日に雨が降ったらどうなりますか?

延期のご相談ができます。フォトジェリッシュのレギュラープランは、延期による追加費用がかかりません。また、雨に濡れた紅葉は色が深まり、しっとりした写真になるため、小雨ならあえて撮影する選択肢もあります。

寺社や庭園での紅葉撮影に許可は必要ですか?

施設ごとに撮影の可否や申請のルールが定められています。撮影実績のある場所でも、受け入れの条件は時期や当日の状況で変わることがあるため、事前の確認が基本です。フォトジェリッシュでは、ご相談いただいたロケーションの撮影ルールの確認からお手伝いします。

紅葉の撮影にはどんな衣装が合いますか?

いちばん合わせやすいのは白無垢です。秋の景色に白がないため、紅葉のどの色にも映えます。赤系の色打掛は真っ赤なもみじと同化しやすいので、黄葉や緑の残る背景と組み合わせるのがコツです。洋装なら、タキシードの黒といちょうの黄色の組み合わせがきれいに出ます。

紅葉の前撮り・フォトウェディングは、夏に動いた人から、いい日程といいロケーションを選んでいきます。「まだ秋の話は早いかな」と思った今日が、実はいちばんの動きどきです。もし今年の秋を見送るなら、桜のロケーション前撮り・フォトウェディングの記事で春に向けた計画も立てられます。季節選びの段階からで構いませんので、まずはお気軽にご相談ください。

フォトジェリッシュ各店舗

横浜大桟橋のウッドデッキで撮影された、みなとみらいのスカイラインを背景にしたカップルのフォトウェディング写真。フォトジェリッシュによる洗練された前撮り風景。

横浜店
YOKOHAMA

営業時間
10:00-18:00(完全予約制)

定休日 火曜・水曜

横浜店サイト

石畳の通りが続く金沢・ひがし茶屋街の情緒ある街並みを背景に、紋付袴と白無垢姿で佇む新郎新婦の全身フォト。伝統的な町家が並ぶ、格式高い和装前撮り。

金沢店
KANAZAWA

営業時間
10:00-18:00(完全予約制)

定休日 不定休

金沢店サイト

軽井沢の広大なラベンダー畑の中で、ウェディングドレス姿で佇む花嫁の後ろ姿。紫の花々と遠くの街並み、青空が広がる幻想的なフォトウェディング。

軽井沢店 KARUIZAWA

窓口は金沢店となっております。お気軽にお問い合わせください。

軽井沢店サイト

伊豆下田の美しい青い海と白い砂浜を背景に、ウェディングアーチの前で手を取り合う新郎新婦。開放感あふれるビーチでのフォトウェディング。

伊豆下田店
IZU-SHIMODA

窓口は横浜店となっております。お気軽にお問い合わせください。

伊豆・下田店サイト

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