「前撮りの髪型、どうしよう」。衣装はだいたい決まってきたのに、髪型だけが決まらない。SNSで検索するほど素敵な写真が増えていって、かえって選べなくなる。前撮り・フォトウェディングの準備で、多くの花嫁さまがここで足を止めます。
先に結論をお伝えします。髪型は、①自分の髪の長さ → ②和装か洋装か → ③選んだ衣装との相性、の順番で絞り込むと迷いません。かわいい髪型を探すのではなく、「自分の条件で絞る」のが先です。
この記事では、その決める順番と、長さ別・和装洋装別の考え方を整理します。ショート・ロングなど長さごとの具体的なスタイルは、それぞれの詳しい記事にまとめているので、この記事で自分の進む道を決めてから読み進めてください。
長さ別×和装洋装の早見表
| 髪の長さ | 洋装(ドレス) | 和装(白無垢・色打掛) |
|---|---|---|
| ショート | タイトアレンジ+ヘッドパーツ | 洋髪+生花などの髪飾り |
| ボブ・ミディアム | ハーフアップ(まとめ髪も可) | 襟足の低めシニヨン |
| ロング | 編みおろし(アップ・ダウンも自由) | 面を整えた洋髪シニヨン |
長さ別の詳しい解説は、ショートヘアの髪型/ボブ・ミディアムの髪型/ロングヘアの髪型/和装の髪型の各記事にまとめています。
前撮りの髪型は「①長さ→②和装か洋装か→③衣装との相性」の順で決める

前撮り・フォトウェディングの髪型は、①髪の長さ、②和装か洋装か、③衣装との相性、の順で決めるのが近道です。理由はシンプルで、この順番が「動かせないもの」から「選べるもの」への順番だからです。
① 髪の長さ:できる髪型の範囲が決まる
髪の長さは、撮影までに大きく変えられません。まず自分の長さで「できる髪型の範囲」を知ることが出発点です。ショートならダウン系とヘッドパーツの組み合わせ、ロングならアップも編みおろしも選べる、というように、長さごとに得意なスタイルがあります。
長さが足りない場合の対処(エクステなど)はスタジオや髪の状態によって扱いが異なるため、気になる方は撮影前に相談しておくと安心です。
② 和装か洋装か:髪型のテイストが決まる
同じロングヘアでも、ウェディングドレスに合わせるゆるふわのハーフアップと、色打掛に合わせる面を整えたシニヨンでは、作り方がまったく違います。和装か洋装か(あるいは両方着るか)で、候補は一気に絞れます。
和装も洋装も着る場合は、ヘアチェンジのしやすさまで考えて組み立てることになります。どちらを先に着るかで髪型の順番も変わるため、この段階で「両方着る」と決めておくことが大切です。
③ 衣装との相性:最後の微調整
最後が、選んだ衣装との相性です。たとえばビスチェタイプのドレスなら首元が空くのでアップスタイルが映えますし、袖や襟のあるクラシカルなドレスならダウンスタイルの落ち着きも合います。和装なら、打掛の柄の華やかさと髪飾りのボリュームのバランスを見ます。
つまり、髪型単体で「かわいいかどうか」を見るのではなく、衣装とセットで決める。この順番さえ守れば、SNSの海で溺れずにすみます。
【長さ別】前撮り・フォトウェディングの髪型の考え方
ここからは長さ別の考え方です。この記事では方向性だけを示し、具体的なスタイル選びは長さごとの記事に委ねます。
ショートヘアの髪型

ショートは「アレンジの幅が狭い」と思われがちですが、実際は地毛の質感を活かせて、花嫁らしさを小物で自在に足せる長さです。フラワーやパールのヘッドパーツを添えるだけで、一気に前撮り仕様になります。
詳しくはショートヘアの前撮り・フォトウェディングの髪型で解説しています。実際のスタイル写真はショートヘアのヘアスタイルカタログをご覧ください。
ボブ・ミディアムの髪型

ボブ・ミディアムは、ダウン・ハーフアップ・まとめ髪のどれも選べるバランス型です。迷いやすい長さでもあるので、「衣装との相性」から逆算するのがコツになります。
詳しくはボブ・ミディアムの前撮り・フォトウェディングの髪型へ。実際のスタイル写真はセミロングのヘアスタイルカタログにまとめています。
ロングヘアの髪型

ロングは自由度がもっとも高いぶん、候補が多すぎて決まらない長さです。アップ・ダウン・編みおろしの3系統に分けて、撮りたい写真の雰囲気から選ぶと絞りやすくなります。
詳しくはロングヘアの前撮り・フォトウェディングの髪型へ。実際のスタイル写真はロングヘアのヘアスタイルカタログをご覧ください。
和装(白無垢・色打掛)の髪型は「洋髪」が主流

白無垢・色打掛の髪型は、いまはかつらではなく地毛で結う「洋髪」スタイルが主流です。面を整えた低めのシニヨンに生花やドライフラワー、水引などの髪飾りを合わせるスタイルは、白無垢にも色打掛にもよくなじみます。
和装の髪型は、衣装の格や柄との調和が洋装以上に効いてきます。選び方の詳細は和装の前撮りの髪型で解説しています。実際のスタイル写真は和装ヘアスタイルカタログへ。白無垢・色打掛そのものの選び方は和装の前撮り・フォトウェディングの記事にまとめています。
ベール・ブーケ・綿帽子。小物から逆算して決める

見落としやすいのが、小物と髪型の関係です。髪型を先に決めてから小物を選ぶと、当日「つけたかったのにつけられない」が起きます。使いたい小物があるなら、髪型はそこから逆算してください。
- ベール:つける位置(高め・低め)で髪型の土台が変わります。ふんわりしたダウンスタイルでも、ベールを留める土台は必要です
- ブーケ:髪飾りとブーケの花のテイストを揃えると、写真全体がまとまります
- 綿帽子・角隠し:合わせられる髪型に条件があります。ご希望の場合は、髪型を決める前の相談をおすすめします
- グローブ・アクセサリー:耳まわりを見せる髪型かどうかで、イヤリングやピアスの見え方が変わります
小物は「あとから足す飾り」ではなく、髪型とセットのワンチームです。試着のときに、使いたい小物のイメージも一緒に伝えておきましょう。
当日のヘアメイクの流れと、失敗しないための準備
フォトジェリッシュの前撮り・フォトウェディングでは、ヘアメイクはプランに含まれています。ヘアメイクのために追加費用がかかることはありません。当日の流れは、おおまかに次のとおりです。
イメージの共有
なりたい雰囲気の写真を見せながら、ヘアメイク担当とすり合わせます。
お支度
ヘアメイクと着付けを整えます。仕上がりを鏡で確認しながら進めます。
撮影
スタジオやロケーションで撮影します。
そのうえで、撮影スタジオの立場から、準備のコツを3つだけお伝えします。
まず、イメージ写真は正面だけでなく、横と後ろも集めてください。前撮りの写真は、後ろ姿や横顔のカットがたくさん残ります。鏡で見る正面よりも、「後ろ姿の髪型」こそ写真の主役になるからです。
次に、前髪や分け目は普段から大きく変えないこと。見慣れない自分に違和感が出ると、表情にも出てしまいます。最後に、「なりたい」だけでなく「なりたくない」写真も伝えること。盛りすぎが苦手、きっちりしすぎは避けたい、といった感覚は、言葉より写真のほうが伝わります。
なお、ヘアチェンジの回数やエクステの扱いなどはプランやご希望によって変わるため、LINEでお気軽にご相談ください。
前撮り・フォトウェディングの髪型のよくある質問
ショートヘアでも花嫁らしい髪型にできますか?
できます。ショートは地毛の質感を活かしたアレンジに、フラワーやパールのヘッドパーツを合わせることで花嫁らしい華やかさを出せます。ベールとの組み合わせも問題ありません。
前撮りの髪型はいつまでに決めればいいですか?
撮影当日にヘアメイク担当と相談しながら最終決定できるので、事前に完璧に決めておく必要はありません。ただし、なりたいイメージの写真(正面・横・後ろ)を撮影前に集めておくと、当日のすり合わせがスムーズです。
和装に洋髪はおかしくないですか?
おかしくありません。現在の前撮り・フォトウェディングでは、白無垢も色打掛も地毛で結う洋髪スタイルが主流です。面を整えたまとめ髪に髪飾りを合わせれば、和装の格を保ちながら今らしい雰囲気になります。
ヘアメイクは料金に含まれていますか?
フォトジェリッシュでは、ヘアメイクはプランに含まれており、ヘアメイクのための追加費用はかかりません。ヘアチェンジやエクステなど個別のご希望は、内容によって扱いが異なるため事前にご相談ください。
髪型と衣装、どちらを先に決めるべきですか?
衣装が先です。髪型は衣装との相性で最終決定するため、和装か洋装か、どんなドレス・打掛かが決まってから絞り込むほうが迷いません。髪の長さでできる範囲だけ先に知っておくのがおすすめです。
まとめ:髪型は「順番」で決まる
前撮り・フォトウェディングの髪型は、①髪の長さ → ②和装か洋装か → ③衣装との相性、の順で絞れば迷いません。長さ別の具体的なスタイルはショート・ボブ・ミディアム・ロング・和装の各記事へ。衣装選びから考えたい方は、洋装(ドレス)の前撮り・フォトウェディングの記事と和装の前撮り・フォトウェディングの記事もどうぞ。
いちばん似合う髪型は、相談しながら見つかる。
髪の長さと衣装が決まれば、髪型は自然に絞れます。まだ迷っている段階でも大丈夫。「こんな写真が好き」をLINEで送るところから始めてください。
