お宮参りの服装|ママ・パパ・祖父母は何を着る?産後1か月の体に合う選び方

お宮参りの産着 G0-07|赤地に牡丹と桜、手鞠と扇の祝い着
主役は赤ちゃんの産着(お祝い着)。横浜店のレンタル産着の一例

お宮参りの服装で、いちばん先に決めたいのは赤ちゃんの産着です。主役の一着が決まれば、ママ・パパ・祖父母の装いは「産着に合わせて、格をそろえる」だけ。悩みどころは、じつは「産後の体」と「授乳の段取り」のほうにあります。

結論を先に。ママは産後1か月の体調を優先して「授乳を組み込める訪問着」か「きちんと感のある洋装」。パパはダークスーツ。祖父母は両家で格をそろえる。この4つで、写真は自然にまとまります。

横浜と金沢でお宮参りの撮影と着付けをお手伝いしているフォトジェリッシュが、マナーだけでなく、授乳の組み方や写真に残るときの色合わせまで、現場で見てきたことをまとめました。

服装の相談だけでも、お気軽に
迷っている段階から、LINEで承ります

赤ちゃんの服装|産着(祝い着)の基本と掛け方

BABY

お宮参りの主役は赤ちゃん。その正装が「産着(うぶぎ)」で、祝い着、掛け着、熨斗目(のしめ)とも呼ばれます。男の子は黒地や紺地に鷹や兜、女の子は赤やピンクの地に牡丹や桜といった柄が定番です。

産着は「着せる」のではなく「掛ける」

産着(祝い着)を赤ちゃんに掛け、抱く人の背中で紐を結んだ様子
産着(祝い着)を赤ちゃんに掛け、抱く人の背中で紐を結んだ様子(イメージ)

産着は赤ちゃんに袖を通す服ではありません。赤ちゃんを抱いた人の上から覆うように羽織らせ、2本の紐を抱く人の背中側に回して、肩甲骨のあたりで結びます。お守り袋などの小物は、この背中の紐に結びつけるのが習わしです。

つまり、産着を「着る」のは抱く人。当店ではスタッフが当日その場で掛けますので、結び方を覚える必要はありません。

産着の下に着せるもの

昔ながらは白羽二重の内着ですが、いまは白いベビードレス(セレモニードレス)が主流です。産着を外したあとの会食やご自宅でも、そのまま写真に残せます。肌着は夏は通気性のよいものを1枚、冬は重ね着で調整します。

黒地に鷹と兜、宝尽くしを描いた男の子の産着(祝い着)の全体イメージ
産着 B0-01|黒地に鷹と兜、宝尽くし(横浜店のレンタル産着)
深緑地に鷹と松、手鞠や宝尽くしを描いた男の子の産着(祝い着)の全体イメージ
産着 B0-10|緑地に鷹と松(横浜店のレンタル産着)

帽子とよだれかけは、顔まわりを白で囲み、写真で肌を明るく見せてくれる小物です。当店の産着レンタルは、産着本体・襦袢・帽子・よだれかけ・お守り袋・ハンガー・風呂敷の7点セットです。

横浜店の産着は、男の子が10柄(黒地に鷹と兜など)、女の子が12柄(赤地に牡丹と桜、山吹色に牡丹と束ね熨斗など)。ご実家から譲り受けた産着の持ち込みも歓迎です。

ママの服装|訪問着・色無地・洋装の比べ方

MOTHER

お宮参りのママの訪問着 HO-002|桃色に花と流水の裾模様
ママの訪問着レンタル(HO-002)。着付けはウェディングの花嫁を仕上げるプロが担当

迷うのは「和装か、洋装か」。どちらも正解です。和装なら訪問着・色無地・付け下げといった控えめな着物、洋装ならセレモニースーツや、ワンピースにジャケットを合わせる装いが定番です。

決め手にしていただきたいのは、格よりも「産後1か月の体」と「授乳」。まずは表で見比べてみてください。

比べる軸訪問着色無地・付け下げ洋装(セレモニースーツ・ワンピース)
格・きちんと感華やかで格が高い控えめで上品ジャケットを足せばフォーマル
授乳のしやすさ着崩れやすい。前後に時間を組む訪問着と同じ授乳口付きならその場で対応
体への負担帯の締めつけあり。着付けで調整可訪問着と同じ軽い。抱っこしやすい
写真映え神社の背景によく映える柄が少ない分、産着が際立つネイビーやベージュは産着と好相性
向いている方体調が安定し、和装の一枚を残したい和装だが目立ちすぎたくない体調に不安がある、授乳が多い

産後1か月の体に、無理をさせない

お宮参りは、多くのママにとって「産後はじめての、きちんとした外出」。回復には差があり、帯の締めつけや立ち姿勢がつらい方もいます。体が「まだ」と言っているなら、洋装は弱気ではなく、賢い選択です。

それでも訪問着を着たい、というお気持ちもよく分かります。当店の着付けは、ウェディングの花嫁を仕上げるプロが担当し、授乳のしやすさと体への負担を考えた締め方に調整できます。

授乳のタイミングは「着付けの直前」と「撮影のあと」

着物での授乳は身八つ口(脇の開き)から行う方法もありますが、着付けが崩れやすいのが正直なところ。おすすめは、次の順番です。

  • 着付けの直前にしっかり授乳しておく
  • お支度中はパパや祖父母が赤ちゃんを見る
  • ご祈祷と撮影(30分)のあいだは、哺乳瓶にミルクや搾乳した母乳を用意
  • 撮影後に落ち着いた場所で授乳(金沢店はスタジオ内に授乳スペースあり)

横浜店は出張型なので、ご自宅(横浜市内・東京23区内)でお支度をすれば、着付けの直前まで普段どおりに授乳できます。関内・弁天通のサロンでも、授乳の時間を見込んで組みます。

洋装を選ぶときの色と丈

お宮参りの洋装のママ|ネイビーのセレモニーワンピースで赤ちゃんを抱く
お宮参りの洋装のママ|ネイビーのセレモニーワンピースで赤ちゃんを抱く(イメージ)

洋装なら、ネイビー・ベージュ・淡いグレーなど、産着より目立たない色を。丈は膝が隠れる長さ、ノースリーブは避けてジャケットを重ねます。授乳口付きのフォーマルワンピースも選択肢が増えています。

当店のママ向け訪問着レンタルは、淡い水色(HO-001)・桃色(HO-002)・淡いピンク(HO-003)・サーモンピンク(HO-005)・ブルーグレー(HO-006)の5柄(横浜)。どれも産着を引き立てる、やわらかい色合いです。金沢は金沢店独自の訪問着をご用意しています。全柄の写真はお宮参りの衣装ページでご覧いただけます。

パパの服装|ダークスーツが基本、和装は応相談

FATHER

ダークスーツの父親と訪問着の母親、産着の赤ちゃんの3人
ダークスーツの父親と訪問着の母親、産着の赤ちゃんの3人(イメージ)

パパは、ネイビーやチャコールグレーのダークスーツに白シャツが基本です。ネクタイは派手すぎない色で少し光沢のあるものを選ぶと「仕事帰り」に見えません。ポケットチーフ一枚で、お祝いの日らしさが出ます。

ママが訪問着でも、パパはスーツのままで問題ありません。ママの淡い色をパパの濃い色が引き締めて、写真のバランスはむしろよく見えます。パパも和装で揃えたい場合は、羽織と着物を応相談で手配しますので、早めにお声がけください。

祖父母の服装|両家で「格」をそろえる

GRANDPARENTS

両家の祖父母を含む3世代でのお宮参り|格をそろえた装い
両家の祖父母を含む3世代でのお宮参り|格をそろえた装い(イメージ)

祖父母の服装で迷いが生まれる正体は、「相手のお家がどうするか分からない」こと。いちばん効くのは知識ではなく、早めのひと言です。「うちは母が訪問着、父はスーツにします」と両家で共有しておくだけで、当日の写真がきれいに揃います。

基準は「主役の赤ちゃんとママより格を上げない」こと。ママが訪問着なら祖母も訪問着や色無地、ママが洋装なら祖母も上品な洋装、というように、ママの装いに寄せると自然です。

祖母は訪問着・色無地、または上品な洋装

和装なら訪問着・色無地・付け下げ。淡いグレーやベージュ、藤色など、産着より控えめな色が写真でも落ち着きます。黒留袖や色留袖は格が高く、赤ちゃんやママより目立ちやすいため、お宮参りではあまり選ばれません。洋装なら、膝が隠れる丈のワンピースやアンサンブルがきれいです。

淡い水色の訪問着。裾に霞と小花の模様、金糸の帯を合わせた全身イメージ
ママ・祖母の訪問着レンタル HO-001(淡い水色に霞と小花)

祖母が抱く役をされるなら、動きやすさも基準のひとつ。産着を掛けると胸元から膝あたりまでは隠れますから、写真で見えるのは襟元と袖と顔まわりです。着物の柄よりも「産着との色の相性」で選ぶと、失敗がありません。

祖父はダークスーツで、パパとそろえる

祖父はパパと同じくダークスーツに白シャツ。礼服(ブラックスーツ)は弔事の印象が出やすいので、ネイビーやグレーが無難です。

祖母も訪問着をレンタルしたい、というご相談もいただきます。当店の訪問着は2着のみのため、ママと祖母で同時にご利用いただけるかは日程しだい。まずLINEで日程と人数をお知らせください。

家族の色合わせと写真映え|産着を主役にする

COLOR & PHOTO

産着の柄に合わせた家族の色合わせ|赤い祝い着とくすみカラーの装い
産着の柄に合わせた家族の色合わせ|赤い祝い着とくすみカラーの装い(イメージ)

写真スタジオからのお願いはひとつ。「大人は、産着より目立たない」こと。まわりの色が静かであるほど、産着の柄と赤ちゃんの顔に、見る人の目が自然に集まります。

産着の柄から、大人の色を決める

男の子の黒地に鷹や兜なら、大人はネイビー・チャコール・ベージュなど落ち着いた色。女の子の赤地に牡丹と桜なら、ベージュ・淡い水色・サーモンピンクなど、やわらかい色が好相性です。当店の訪問着2着が淡い色なのも、この理由からです。

和装と洋装が混ざっても問題ありません。揃えるのは「装いの種類」ではなく「色のトーン」。どちらも淡い色なら、一枚の写真としてきれいに収まります。

神社の背景との相性は、カメラマンにお任せを

境内は、朱塗りの社殿、白木の拝殿、木々の緑と、場所ごとに背景の色が変わります。赤地の産着が朱色の柱に溶け込みそうなら緑を背に、黒地が木陰で沈みそうなら明るい石畳へ。この判断は、私たちの仕事です。

横浜の伊勢山皇大神宮や水天宮平沼神社、川崎の川崎大師など、対応寺社ごとの雰囲気は神社一覧にまとめています。どこで撮るかが決まれば、色も決めやすくなります。

写真で後悔しやすいNG例

  • デニムやスニーカーなどのカジュアルな装い(集合写真で浮きます)
  • 大きなロゴや大柄のプリント(産着の柄とぶつかります)
  • 大人全員が黒(弔事のように見えてしまいます)
  • 抱く役の大ぶりなネックレスやブローチ(赤ちゃんの顔に当たります)
  • ノースリーブや短い丈(羽織りものを一枚足すだけで整います)

季節別の服装|横浜の夏、金沢の冬

SEASON

赤ちゃんは自分で体温を調節するのが苦手です。季節に合わせた肌着と羽織りもので、こまめに足したり脱がせたりできる装いにしておきましょう。

季節赤ちゃんママ家族みんなのポイント
春(3〜5月)肌着+ベビードレス。朝晩の冷えにおくるみを1枚和装・洋装とも過ごしやすい。薄手のショールを日差しが強まる時期。日陰の多い時間帯に
夏(6〜9月)通気性のよい肌着1枚に薄手のドレス。産着はご祈祷と撮影の場面だけ洋装なら涼しい素材。訪問着は絽や単衣など夏向きの生地を撮影は午前の早い時間に。境内での待ち時間を短く
秋(10〜11月)肌着+ベビードレス。夕方の冷えにケープを和装がもっとも快適な季節七五三で境内がにぎわいます。日程は早めに
冬(12〜2月)肌着を重ね、厚手のおくるみで防寒。屋内では脱がせて調整着物なら羽織もの、洋装ならフォーマルコートを屋外の撮影を短くし、屋内の比率を増やす

横浜の夏は「産着を掛ける時間」を短く

夏のお宮参り|木陰で産着を掛けて撮影する家族
夏のお宮参り|木陰で産着を掛けて撮影する家族(イメージ)

横浜の夏の境内は、日陰の少ない場所もあります。産着は熱がこもりやすいので、ご祈祷と撮影の場面だけ掛けるのがコツ。撮影は30分で終わりますし、ご自宅でお支度をすれば、暑い中で待つ時間そのものを減らせます。

金沢の冬は「スタジオで撮って、神社は参拝だけ」も

冬のお宮参り|おくるみと毛布で防寒した赤ちゃんと家族
冬のお宮参り|おくるみと毛布で防寒した赤ちゃんと家族(イメージ)

金沢の冬は雪の日もあり、屋外で長く撮るのは赤ちゃんにもママにも負担です。金沢店は純和風スタジオで着付けと撮影ができるので、「写真はスタジオでじっくり、神社はご祈祷とお参りだけ」という組み方ができます。授乳・おむつ替え・待機のスペースもスタジオ内にあります。

雪景色の神社で一枚残したい、というご希望にも応えます。スタジオと神社ロケの両方は+22,000円(税込)。どこまで外で撮るかは、当日の様子を見て一緒に決めましょう。

レンタル・着付けの流れと料金

RENTAL & PRICE

産着・訪問着・着付けを別々のお店に頼むと、受け取りも返却も集合場所もばらばらに。フォトジェリッシュでは、すべてをひとつの窓口でお引き受けします。流れは4ステップです。

STEP

LINEで日程と服装を相談する

赤ちゃんの生まれ月、神社の候補、ママの服装の希望をお知らせください。産着の柄はサイトの写真から選べます。迷っている段階で大丈夫です。

STEP

当日のお支度(横浜=ご自宅かサロン/金沢=スタジオ)

横浜店は横浜市内・東京23区内のご自宅へ出張着付け、または関内・弁天通のサロンで。金沢店は純和風スタジオでお支度します。

STEP

神社でご祈祷と撮影(30分)

産着はスタッフがその場で掛けます。撮影は30分程度、赤ちゃんの機嫌に合わせて順番を入れ替えながら進めます。

STEP

14日以内に50カット以上をお届け

撮影から14日以内に、データ50カット以上をお届けします。レンタル衣装はその場でお預かりするので、返送の手間はありません。

服装に関わる料金(税込)

プラン・オプション料金(税込)内容
① 撮影のみ¥49,500スタジオまたはロケ。産着は持ち込み
② 撮影+産着レンタル ★主力¥59,400産着7点セット付き
③ ②+ママの訪問着レンタル+着付け¥81,400ヘアセットは別
訪問着の持ち込み着付けのみ¥22,000お手持ちの訪問着をプロが着付け
ママのヘアセット+¥8,800撮影プランのお客様のみ
産着レンタル単体(撮影なし)¥16,5007点セット
きょうだいのソロ撮影追加+¥16,500一緒に写る分は無料
スタジオ+ロケの両方+¥22,000どのプランにも追加可

赤ちゃんの体調不良による日程変更は、1回まで対応しています。生後1か月の体調は読めないもの。変更できる前提で日程を押さえておくほうが、ママの気持ちも軽くなります。

お宮参りの服装でよくある質問

FAQ

授乳中でも訪問着を着られますか?

着られます。着付けの直前に授乳し、ご祈祷と撮影のあいだは哺乳瓶で対応、撮影後にゆっくり授乳、という組み方が定番です。当店の着付けは授乳のしやすさを考えて調整できます。

祖母も訪問着をレンタルできますか?

ご相談ください。当店の訪問着は2着(サーモンピンクと淡い水色)のみのため、ママと祖母で同時にご利用いただけるかは日程しだいです。お手持ちの訪問着なら、着付けのみ22,000円(税込)で承ります。

産着は持ち込めますか?

持ち込めます。ご実家から譲り受けた産着は、撮影のみプラン(49,500円・税込)でそのままお使いいただけます。当日はスタッフが掛け方を整えます。

パパの和装は用意できますか?

羽織・着物は応相談で手配しています。日程に余裕をもってLINEでお知らせください。

ママが洋装で祖母が着物だと、ちぐはぐになりませんか?

なりません。揃えたいのは装いの種類ではなく色のトーンです。どちらも産着より控えめな淡い色なら、和洋が混ざってもきれいにまとまります。

ヘアセットだけをお願いできますか?

ヘアセット単体でのご依頼は承っていません。撮影プランをご利用のお客様に限り、+8,800円(税込)のオプションとして追加できます。

当日、赤ちゃんの体調が悪くなったらどうなりますか?

赤ちゃんの体調不良による日程変更は、1回まで対応しています。レンタル衣装も変更後の日程に合わせてご用意しますので、無理に決行せず、まずはLINEでご連絡ください。

服装の段取りは、私たちに。ご家族は赤ちゃんに

CONTACT

お宮参りの服装に、正解はひとつではありません。産着を主役に、ママは体調を優先し、祖父母は両家で格をそろえる。この3つを手がかりに、ご家族の「ちょうどいい」を見つけてください。

産着も訪問着も着付けも、ひとつの窓口で任せられるから、当日はご家族みんなが赤ちゃんの顔だけを見ていられます。「うちの場合は」の相談から、横浜店・金沢店のLINEでお待ちしています。

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