企業撮影の相場を、内訳まで全部公開する

「企業撮影の見積りをもらったけれど、金額の中身がよく分からない」。広報・マーケティング担当の方からは、よくこの相談を受けます。結論から言うと、企業撮影の費用は「カメラマンを何時間押さえるか」で決まり、金額は内訳まで公開できます。私たちの場合はハーフ(半日・4時間枠)が66,000円、フル(1日・8時間枠)が132,000円(いずれも税込)です。

目次

企業撮影の相場は、押さえる時間の長さで決まります

企業撮影の総額は、「基本料金(時間枠)」「オプション(延長・スタジオ・追加人員)」「諸経費(実費)」の3つの合計で決まります。まず基本料金は次の2つの枠だけです。

見積書・料金表を並べて確認するシーン、プロフィール撮影の現場カット
プラン時間枠内訳料金(税抜)料金(税込)
ハーフ半日・4時間枠セッティング約30分+撮影約3時間+撤収約30分60,000円66,000円
フル1日・8時間枠セッティング約30分+撮影約7時間+撤収約30分120,000円132,000円

「ハーフ」「フル」が何を指すのかも決めてあります。ハーフは半日にあたる4時間、フルは1日にあたる8時間です。この時間はカメラマンの現地到着から撤収完了までの拘束時間で計測し、移動時間は課金しません。撮影の合間の待機時間は拘束に含みます。準備と片付けも、いい写真のうちだからです。端数が生じた場合は30分単位で切り上げます。

標準機材(カメラ・レンズ・簡易照明)は基本料金に含まれます。商用利用権も込みなので、納品した写真は採用サイト・社内報・SNS・印刷物といった企業の業務用途に、追加料金なしでお使いいただけます。交通費などの諸経費は実費パススルーで、当社の上乗せはありません。

枠を人数に置き換えたいときのために、目安も出しています。ポートレート(採用・社員証・名刺・役員)であれば、ハーフで最大20名、フルで最大40〜50名です。1時間あたり6〜8名という保守的な計算で出しているので、実際にはもう少し余裕があります。適用条件は2つ、進行担当者(社内のご担当または進行アシスタント)を置くことと、事前に撮影スロット(時間割)を作ることです。

「基本料金」「オプション」「諸経費」という3つの構成要素に分けているのは、何にいくらかかっているのかを、依頼する側が社内で説明できるようにするためです。

用途と撮影内容を伝えていただければ、内訳付きの見積りをすぐにお出しできます。

見積りの内訳が分かりにくいと言われる理由

企業撮影の見積りは、多くの場合「撮影費一式」のようにまとめて提示され、内訳が示されないことがあります。現場の条件によって手間が変わるため、内訳を出すには細かい料金設計が必要になり、公開を避ける会社が少なくないのが実情です。

元カメラマンとして現場に出ていた頃、私自身も見積書に「撮影費一式」としか書けなかった時期がありました。何にいくらかかっているのか自分でも説明しづらく、依頼主に聞かれてもうまく答えられないことがありました。日本プロカメラマン手配の料金表を延長・スタジオ・追加人員の単価まで分解して公開しているのは、あのときの気まずさを繰り返さないためです。稟議や予算申請の場面で、担当者の方が「なぜこの金額なのか」を自分の言葉で説明できることを大切にしています。

基本料金に乗るもの、乗らないものを分ける

基本料金の外側で金額が動くのは、次の4つだけです。どれも単価を先に公開しているので、条件が変わったときの増え方を発注側が自分で計算できます。

項目料金(税抜)料金(税込)備考
延長30分ごと 7,800円8,580円30分単位で切り上げ。当日の延長はカメラマンのスケジュールにより承れない場合がある
白ホリスタジオ(カメラマン所有)1時間 20,000円22,000円場所はこちらが持っています
ロケスタジオ(外部レンタル)実費パススルーお客様手配・当社手配のどちらも可
進行アシスタント+30,000円+33,000円当日の人の誘導・撮影スロット進行を担当
2カメ(独立・同格)+120,000円+132,000円それぞれが独立した担当エリアを撮り切る体制
サブカメ(補助撮影)+80,000〜100,000円+88,000〜110,000円メインカメラマン主導のもとサポート撮影
ヘアメイク・スタイリスト別途お見積り経験・条件により変動
諸経費(交通費など)実費パススルー当社の上乗せなし。請求書に明細を添付

大型ライティング・特殊機材・大型セット設営が必要な場合は個別にお見積りします。標準機材で足りるかどうかは、撮影場所と用途を伺えばこちらで判断できますので、見積りのご依頼時にお知らせください。

連続する日程での複数日発注には連日割があり、合計から一律10%オフになります。飛び地(日程が離れた複数回のご依頼)は対象外です。同じ内容の撮影を年に何度か予定している場合は、日程の寄せ方で総額が変わります。

総額のモデルケースと、見積り依頼の流れ

基本料金にオプションと諸経費(実費)を加えた金額が総額になります。実際の条件で計算すると、次のようなモデルケースになります(すべて税込・諸経費別)。

ケース内訳総額(諸経費別)
社員20名のプロフィール撮影を自社会議室でハーフ 66,000円66,000円
社員40名のプロフィール撮影を自社会議室でフル 132,000円132,000円
社員20名+進行を任せたいハーフ 66,000円+進行アシスタント 33,000円99,000円
商品撮影を白ホリスタジオで4時間ハーフ 66,000円+スタジオ 22,000円×4時間154,000円
周年式典を2カメ体制で1日フル 132,000円+2カメ 132,000円264,000円

上のケースはいずれも、公開している単価をそのまま足しただけです。人数の欄を見て「20名も40名も枠の料金は同じなのか」と思われたかもしれませんが、そのとおりです。照明と背景を一度組めば、あとは被写体が入れ替わるだけで撮影が続けられるので、金額を動かしているのは人数ではなく時間のほうです。1人あたりに直すと、20名をハーフ1回で撮れば3,300円、40名をフル1回で撮れば3,300円になります。

支払方法は請求書払い(銀行振込)がデフォルトです。振込手数料はお客様のご負担となります。カード決済は小口・単発向けのオプションとして対応しており、手数料は当社負担です。初取引・大型案件では、着手金または前金をお願いする場合があります。インボイス対応(適格請求書)も可能で、登録番号はT2020001106718です。見積りのご依頼・お問い合わせは、以下の窓口をご利用ください。

  • 見積りフォーム:https://photo-jellish.jp/business/contact/(原則フォーム経由でのご連絡をお願いしております)
  • 電話:045-232-4837(土日祝を除く9:00〜17:00)
  • メール:contact@firstbreak.jp

見積り依頼から撮影当日までの流れ

  1. 見積りフォームまたは電話・メールで、撮影の用途・希望日・場所・おおよその人数をお伝えいただきます
  2. 内容をもとに、必要な時間枠・オプション・諸経費(見込み)を分けた見積りをお出しします
  3. 内容にご納得いただけたら、日程調整と、撮影スロット(時間割)の作成に進みます
  4. 撮影当日を迎えます。納品の目安は少量(〜数十カット)が即日〜翌営業日、大量ポートレート(数十名〜)が5〜7営業日です

見積り後に金額が変わるケースとしては、当日に撮影時間が枠を超えて延長が発生した場合や、交通費などの諸経費が想定より上振れした場合が挙げられます。延長は30分ごと8,580円(税込)と単価が決まっているので、その場でいくら増えるかを計算できます。遠方への出張が発生する場合は、事前にご相談ください。

よくある質問

企業の出張撮影の相場はいくらですか

撮影内容によって異なりますが、私たちの場合はハーフ(半日・4時間枠)が66,000円、フル(1日・8時間枠)が132,000円です(いずれも税込・標準機材と商用利用権込み、諸経費は別途実費)。金額を決めているのは撮る枚数や人数ではなく、カメラマンを何時間押さえるかです。総額は見積り時に確定額でご案内します。

ハーフとフルは何が違うのですか

押さえる時間の長さが違います。ハーフは半日にあたる4時間枠(セッティング約30分+撮影約3時間+撤収約30分)、フルは1日にあたる8時間枠(セッティング約30分+撮影約7時間+撤収約30分)です。ポートレートならハーフで最大20名、フルで最大40〜50名が目安になります。イベント・セミナーは進行が読みにくいのでフルをおすすめしています。

社員20人のプロフィール撮影はいくらかかりますか

ハーフ(半日・4時間枠)の66,000円(税込・諸経費別)が目安です。ポートレートはハーフで最大20名を目安にしているためです。1人あたりに直すと3,300円になります。進行担当者を社内で立てられない場合は、進行アシスタント(+33,000円・税込)の追加をご相談ください。

撮影が予定より延びた場合はどうなりますか

30分ごとに7,800円+税(8,580円)の延長料金が発生します。30分単位で切り上げる計算です。ただし当日の延長は、カメラマンのその後のスケジュールにより承れない場合があります。延長が想定される撮影は、最初からフル枠でお申し込みいただくほうが確実です。

見積り後に追加費用が発生することはありますか

当日に枠を超えて延長が発生した場合や、交通費などの諸経費が想定より上振れした場合に金額が変わることがあります。いずれも単価または実費という形で先に条件をお伝えしているので、金額の出どころが分からないまま増えることはありません。諸経費は実費パススルーで、当社の上乗せはありません。

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