紅葉が真っ盛りの武田神社で、7歳の姉と3歳の妹、ふたりいっしょの七五三を撮影しました。姉は濃い紫の四つ身、妹は朱赤の被布。ご両親もそろって和装で、祖父の代まで三世代がそろった晴れの日です。山梨・甲府までお出かけした、晩秋の一日をお届けします。
甲府まで、紅葉のいちばんいい日に
2023年11月24日、山梨県甲府市の武田神社。フォトジェリッシュがお出かけした七五三ロケーションのなかでも、山梨は数少ない遠方の一日でした。着いてみると、境内の紅葉はちょうど真っ盛り。空はぬけるような濃い青で、足元には落ち葉が敷きつめられていました。同じ11月でも、この色に当たるかどうかは運と、その年の気候次第です。
この日の主役はふたり。7歳の七五三を迎えたお姉ちゃんと、3歳の七五三を迎えた妹さんです。「せっかくだから同じ日に」というごきょうだい同時のお参り。衣装も2着、着付けも2人分、そして——これがいちばん大事なのですが——テンションもペースも、7歳と3歳ではまるで違います。

- 撮影日
- 2023年11月24日(紅葉が見頃)
- 撮影場所
- 武田神社(山梨県甲府市)
- 主役
- 7歳の姉と3歳の妹(同時撮影)
- 衣装
- 姉=紫の四つ身/妹=朱赤の被布
- ご家族
- ご両親とも和装。祖父の代まで三世代
社号標から、紅葉の参道を歩いて
撮影は参道の入口からはじまりました。「武田神社」と刻まれた社号標のとなりで白い幟がまっすぐ立ち、その向こうに橙色の木立が広がっています。ここから拝殿までの短い参道が、この日いちばんの舞台になりました。
並んで歩きだしたとたん、妹さんが先に笑いだしました。何がおかしかったのかは、たぶんふたりにしか分かりません。つられてお姉ちゃんも笑う。木漏れ日がちょうど背中から差していて、こういう瞬間はポーズを決めてもらうより、ただ待っているほうが早いのです。
横にスワイプして見る



ご両親もそろって和装でした。お父さまは黒紋付の羽織に縞の袴、お母さまは淡いピンクの訪問着。七五三の撮影で、ご両親のどちらも和装というご家族は、実はそう多くありません。子どもの色数が多い日だからこそ、大人の装いが落ち着いていると、写真全体がすっと引き締まります。
紫の四つ身と、朱赤の被布
お姉ちゃんは7歳の四つ身。濃い紫のぼかし地に、鶴と扇、牡丹の古典柄が裾へ流れていきます。白地に金彩の丸帯、赤い絞りの帯揚げと赤いしごき。胸元には白地に赤の筥迫、手には刺繍のバッグ。高い位置に結ったお団子に、紫の花かんざしが揺れていました。
妹さんは3歳の被布。朱赤の被布に白い菊型の被布飾り、その下は橙と白の花柄の着物で、足元は赤い鼻緒の草履です。紫と朱赤——並ぶと補い合う二色で、どちらかがどちらかを食うことがありません。ごきょうだい同時撮影のとき、衣装の色をどう組むかは、当日の写真の出来にそのまま効いてきます。



小物の和傘は、ふたりとも一度ずつ持ちました。同じ傘なのに、7歳が持つと「小道具」になり、3歳が持つと「自分より大きなもの」になります。同じ日、同じ場所、同じ傘で、これだけ違う写真が撮れる。ごきょうだい同時撮影のいちばん贅沢なところだと思います。
鳥居の前で、三世代そろって
石鳥居と拝殿を正面に見る場所は、この神社でいちばん人気の記念撮影スポットです。敷石には落ち葉が散っていて、掃き清められた石の白と、赤茶の葉のコントラストがそのまま背景になりました。
ご家族4人、祖父の代を加えて、そして子どもたちだけで。並び方を変えながら何パターンか撮っています。集合写真は「全員がカメラを見た一枚」を狙いにいくと、たいてい誰かが目を閉じます。だから枚数を切って、そのなかから選ぶ。とくに3歳さんがいる日は、待つより回数、が効きます。



「はい、ピース」の声に、ふたりが同時に手を上げました。お姉ちゃんは肩の高さで、妹さんは顔のよこで。指の形も高さも違うのに、タイミングだけはぴたりと合っている。姉妹だなあ、と思った一枚です。
大吉と、抱っこと、紅葉の下で
お参りのあと、お姉ちゃんはこどもおみくじを引きました。開いて、読んで、まっすぐこちらへ。「大吉」の二文字を両手で掲げて見せてくれた顔が、この日いちばんの笑顔だったかもしれません。7歳は、うれしいことを自分の言葉と身振りで伝えられる年齢です。
いっぽうの妹さんは、この日、お父さまに抱かれているカットが何枚もあります。慣れない草履で長く歩いたあとでしたから、途中で抱っこになったのかもしれません。真紅の紅葉を背にした抱っこの一枚は、意図して撮ったというより、そういう流れで自然にできた写真です。3歳の七五三は、だいたいこうして進みます。


ごきょうだいを同じ日に撮るとき、私たちが気をつけているのは「どちらも主役にする」ことです。7歳には7歳の見せ場を、3歳には3歳のペースを。上の子を待たせすぎない、下の子を頑張らせすぎない。その配分さえ合えば、ふたり分の七五三が、一日にちゃんと収まります。
七五三の衣装レンタル・着付けについて(7歳の四つ身と3歳の被布)
7歳の四つ身は、大人と同じように帯を締める本格的な着付けです。丸帯やしごき、筥迫といった小物も加わるぶん、見た目の華やかさは3歳の被布とはまた別のもの。いっぽう3歳の被布は、着物の上に袖のない上着を重ねる装いで、帯をきつく締めないぶん身体への負担が軽く、はじめての和装でも過ごしやすいのが特徴です。
フォトジェリッシュでは、3歳の被布・5歳の羽織袴・7歳の四つ身まで、衣装レンタルと着付け・ヘアセットをご用意しています。ごきょうだいの同時撮影も承っていますので、2着まとめてのご相談も可能です(追加料金については料金ページをご覧ください)。衣装は事前にお選びいただけます。
紅葉の当たり年に、遠方までお出かけできた一日でした。ごきょうだい同時の撮影では、どうしても上の子がしっかりしていて、下の子が自由に動きます。だから私は、上の子の「決まった一枚」を先に押さえて、あとは下の子のペースに合わせることにしています。この日も、おみくじの笑顔と抱っこのひと休みが、それぞれの年齢のいちばんいいところでした。
この撮影が叶うプラン
衣装・着付け・ヘアセット・撮影・おでかけまで、ぜんぶ込みで追加料金なし。神社への届出手続きもおまかせください。下は7歳の七五三の料金です。ごきょうだいの同時撮影をご希望の場合は、料金ページに詳しく記載しています。
- 衣装レンタル
- 着付け
- ヘアセット
- 撮影データ
- 神社への届出
- おでかけ撮影
撮影場所:武田神社について
武田神社は、山梨県甲府市の古府中町にある神社です。JR甲府駅の北口からまっすぐ北へ伸びる武田通りの突き当たりにあり、バスなら8分ほど。境内は木々に囲まれていて、晩秋には楓が色づきます。今回うかがった11月下旬は、ちょうど紅葉が見頃でした。
石鳥居と拝殿がまっすぐ並ぶ構図が撮りやすく、参道の木立、紅葉の木の下、社号標のまわりと、短い距離のなかに絵になる場所がいくつもあります。七五三シーズンの休日は参拝の方も多いので、混み合う時間帯を避けてまわるのがおすすめです。
- 所在地
- 山梨県甲府市古府中町2611
- アクセス
- JR「甲府駅」北口からバス約8分、「武田神社」下車すぐ
- 見どころ
- 石鳥居と拝殿がまっすぐ並ぶ参道。楓が色づくのは例年11月中旬〜下旬ごろで、今回の11月24日は見頃でした
- 撮影
- 過去に出張撮影の実績があります。決まりは神社ごとに異なるため、はじめての場合は許可の要否を事前に確認のうえご案内します
フォトジェリッシュは横浜と金沢に店舗があり、通常はその近郊の神社でお参り撮影を承っています。今回の甲府のような遠方へのお出かけは、日程や移動の条件によって承れる場合があります。ご希望の神社があれば、まずはご相談ください。対応実績のある神社は一覧ページにまとめています。
七五三の撮影、お気軽にご相談ください
お電話でのご相談は、LINEの通話機能から承ります
七五三の前撮り よくある質問
7歳と3歳のきょうだいを、同じ日にまとめて撮れますか?
はい、承っています。今回のように7歳の四つ身と3歳の被布を同じ日に撮影することもできます。衣装は人数分ご用意し、着付けとヘアセットも合わせて進めます。料金は料金ページをご覧ください。
年齢の違うきょうだいだと、下の子が途中でぐずりませんか?
7歳と3歳では集中の続く時間がちがうので、上のお子さまの一枚を先に押さえ、下のお子さまはペースに合わせて撮るようにしています。抱っこや休憩をはさんだ時間も、そのまま写真として残ります。
両親も着物で参加できますか?
はい。今回はお父さまが黒紋付の羽織袴、お母さまが訪問着で、ごきょうだいの装いと並んでも落ち着いた仕上がりになりました。ご両親の和装をご希望の場合はご相談ください。
祖父母も一緒に写れますか?
はい。今回も祖父の代を含めた三世代での記念写真をお撮りしました。並び方を変えて複数パターン撮影しますので、ご希望があれば当日お知らせください。
横浜・金沢から離れた神社でも撮影できますか?
今回の武田神社(山梨県甲府市)のように、遠方へお出かけした撮影の実績もあります。日程や移動の条件によって承れる場合がありますので、ご希望の神社をお知らせのうえご相談ください。
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