真夏のスタジオで、和装と洋装の七五三|兄妹いっしょに|横浜の撮影レポート

千歳飴の袋を持って並ぶ和装のきょうだい、5歳の兄と3歳の妹の七五三(横浜のスタジオ)

7月末、いちばん暑い時期に、屋内のスタジオで七五三の前撮りをしました。主役は5歳の男の子と、被布を着た妹のふたり。紺の羽織袴と朱赤の被布で和装をひととおり撮ったあと、ジャケットとドレスに着替えてもう一周。外の天気をいちども気にしないまま、まったく世界観のちがう2パターンが1日で残りました。その一日を、写真とともにお届けします。

目次

真夏の光がいっぱいの、白い格子窓のスタジオで

2024年7月28日。外はうだるような暑さでしたが、この日の撮影場所は屋内のハウススタジオでした。大きな白い格子窓から夏の光がたっぷり入ってきて、照明を足さなくても部屋じゅうが明るい。壁にはドライフラワーが吊るされ、木の床がやわらかく光を返します。ご家族4人でお越しいただき、お支度から撮影まで、フォトジェリッシュ横浜がご一緒しました。

七五三というと秋の行事のイメージがありますが、この日は真夏の前撮り。暑さの中を歩き回ることもなく、日焼けする前の肌のまま、涼しい室内でゆっくり撮影できました。汗をかいたら少し休んで、飲み物を飲んで、また続き。子どものペースに合わせられるのは、屋内撮影のいちばんの強みだと思います。

紺の羽織に縞の袴で立つ5歳の男の子、ドライフラワーのスタジオで七五三の前撮り(横浜)
紺の羽織に、縞の袴。5歳の背筋がまっすぐ伸びた瞬間。
撮影概要
撮影日
2024年7月28日(真夏の前撮り)
撮影場所
ハウススタジオ(屋内・自然光)
主役
5歳の男の子と、被布姿の妹
衣装
紺の羽織袴/朱赤の被布+洋装にお着替え

お支度の時間から、もう七五三は始まっている

撮影は、お支度から始まりました。ケープをかけて椅子に座り、髪を結って、最後にほんの少しだけ紅をのせる。筆の先が唇に触れるまでの数秒、妹はまばたきもせずにじっとしていました。緊張しているのか、集中しているのか。おそらく本人にもわからない、けれど確実に「今日は特別な日だ」とわかっている顔でした。

お支度が終わって被布を着せてもらうと、表情がすっと変わります。朱赤の地に桜と鞠が散った着物に、赤い絞りの被布。胸元には赤と白の菊型の飾りが二つ、房を揺らして下がっています。髪はトップでお団子にまとめて、赤とピンクの縮緬の花を添えて。鏡の前に立った瞬間の、ちょっと得意げな顔まで含めて、この時間はもう撮影の一部です。

横にスワイプして見る

筆で唇に紅をのせてもらう3歳の女の子、七五三のお支度(横浜のスタジオ撮影)
筆の先が触れるまでの、静かな数秒。
朱赤の被布姿でこちらを見つめる3歳の女の子、七五三のスタジオ撮影(横浜)
まっすぐこちらを見る、真剣なまなざし。
朱赤の被布と桜柄の着物で立つ3歳の女の子の全身、七五三スタジオ撮影(横浜)
つま先までそろえて、はじめての被布すがた。

紺の羽織袴で、5歳の男の子

お兄ちゃんは紺の羽織に、紺と白の縞の袴。羽織には白い波と雲取りの模様が入り、袖には宝尽くしのような柄が並びます。着物は水浅葱のやわらかいぼかし。帯には末広を差して、身支度が整った瞬間、5歳とは思えないくらい背筋がすっと伸びました。

格子窓のそばに立つと、白い光が正面からまわって、顔の陰がすっかり消えます。腕を組んでみせたり、小道具を手にして構えてみたり。「かっこよく」と言われた5歳の男の子がどんな顔をするのか、その一部始終を撮っていました。そして数字の「5」をかたどった白いオブジェを抱えたところで、こらえていたものが決壊。目を細めて、歯を見せて、まっすぐ笑ってくれました。かっこいい顔と、この笑顔と。両方あるのが5歳です。

格子窓の光の中で腕を組む羽織袴姿の5歳の男の子、七五三スタジオ撮影(横浜)
窓辺の光をひとりじめして、腕組みひとつ。
白い格子窓を背に小道具を手にした羽織袴姿の5歳の男の子、七五三スタジオ撮影
小道具を手にしたら、目つきまで変わりました。
数字の5のオブジェを抱えて笑う羽織袴姿の5歳の男の子、七五三スタジオ撮影(横浜)
「5」を抱えたとたん、こらえきれない笑顔に。

妹は朱赤の被布で、ふたり並んで千歳飴

妹の番になると、床いっぱいに赤い和傘を広げました。傘は自分の背丈よりずっと大きくて、隣に立つと被布のちいささが際立ちます。手を握ったり開いたり、傘を見たり窓を見たり。じっとしていられないのがこの年頃で、そのそわそわごと残すのが、いい写真になると思っています。

そして、ふたり並んでの一枚。千歳飴の袋を一本ずつ持たせると、お互いに顔を見合わせて、そろって得意そうな顔をしました。妹に頭をこてんと預けるお兄ちゃん、それを受け止めてにっこりする妹。きょうだいでいっしょに撮ると、ひとりずつ撮っているときには絶対に出てこない表情が生まれます。この日いちばん、ふたりらしい時間でした。

赤い和傘のそばに立つ被布姿の3歳の女の子、七五三スタジオ撮影(横浜)
自分より大きな和傘の隣で、ちょっと緊張。
頬を寄せ合う和装のきょうだい、被布の妹と羽織袴の兄の七五三スタジオ撮影
兄が頭をこてん。妹はそのままにっこり。
千歳飴の袋を持って並ぶ和装のきょうだい、5歳の兄と3歳の妹の七五三(横浜のスタジオ)
千歳飴を持ったら、ふたりとも得意顔。

父も着物。家族4人、和装がそろった日

この日いちばん印象に残っているのは、お父さまが着物をお召しになっていたことです。濃紺の着物に同色の羽織、白い羽織紐。息子さんの羽織袴と並ぶと、色がぴたりと揃いました。背の高いお父さまの隣で、小さな羽織袴がぐっと胸を張る。ふたりの立ち姿が似ていて、思わずシャッターを何枚も切りました。

お母さまはサーモンピンクの訪問着。窓辺で妹を抱っこしたカットは、外から入る光がそのままレフ板になって、ふたりの輪郭をやわらかく縁取ってくれました。そして最後に、4人そろって。天井から吊るされたドライフラワーの下、家族全員が和装で並んだ写真は、この年にしか撮れない一枚です。七五三は子どもの節目ですが、家族の記念日でもあるのだと、この日あらためて思いました。

着物姿の父と羽織袴の5歳の男の子が並ぶ七五三の親子写真(横浜のスタジオ)
父も着物。並ぶと、背筋の伸ばし方まで似ています。
父も着物で揃えた家族4人の七五三記念写真、白い格子窓のスタジオ(横浜)
四人そろって和装。今年だけの家族写真。
訪問着の母に抱かれる被布姿の3歳の女の子、七五三スタジオ撮影(横浜)
窓辺で、抱っこのままもう一枚。

お着替えして、洋装でもう一周

和装をひととおり撮り終えたところで、洋装にお着替え。お兄ちゃんは濃紺のジャケットにハーフパンツ、レジメンタルタイに白のハイソックス。妹は白いオーガンジーのドレスに、花の刺繍が入ったサッシュを結びました。着物のときはあれほど「きちんと」していたふたりが、洋服になったとたん、走り出しそうな軽さになります。

背景も、和のセットから花のバックドロップやアンティークの椅子へ。床に木琴を置いたら、もう撮影は完全に遊びの時間になりました。妹がばちを握って叩き、お兄ちゃんが後ろから抱えるように寄り添う。手をつないで立った一枚もあれば、椅子に並んで座って何かを見つけた一枚もある。和装の凛とした写真と、洋装のやわらかい写真。1日で世界観がふたつ残るのは、屋内スタジオならではの贅沢だと思います。

洋装にお着替えして手をつなぐきょうだい、七五三スタジオ撮影(横浜)
お着替えしたら、手をつないでもう一枚。
花のバックドロップとアンティーク椅子に座る洋装のきょうだい、七五三スタジオ撮影
花いっぱいの椅子に、ふたりならんで。

七五三の衣装レンタル・着付けについて(5歳の羽織袴と3歳の被布)

5歳の男の子は、羽織と袴を合わせた「羽織袴」。今回のような紺系のほか、白や黒、鷹や兜の柄など、印象の変わる組み合わせがいろいろあります。袴の縞の太さや羽織紐の色で、ぐっと表情が変わるのも羽織袴のおもしろいところです。3歳は、着物の上に袖のない上着を重ねる「被布」。着付けの負担が少なく、はじめての和装でも身体がらくなのが利点です。

フォトジェリッシュでは、3歳の被布・5歳の羽織袴・7歳の四つ身まで、七五三の衣装レンタルをご用意しています。着付けもヘアセットもプランに含まれているので、手ぶらでお越しいただけます。衣装は事前にお選びいただけますので、ごきょうだいで色を合わせたい、お父さまの着物と揃えたい、といったご相談もどうぞ。今回のように、和装のあと洋装にお着替えして撮る流れも承っています。

フォトグラファーより

真夏の撮影というと身構えられる方が多いのですが、屋内なら暑さも天気も関係ありません。この日いちばんよかったのは、時間に追われなかったことでした。和装をゆっくり撮って、休んで、着替えて、また撮る。急かされないぶん、お子さまの表情がどんどんほどけていきます。「5」を抱えて笑った一枚も、妹に頭を預けた一枚も、待っていたら向こうからやってきたものでした。

この撮影が叶うプラン

衣装・着付け・ヘアセット・撮影データまで、ぜんぶ込みで追加料金なし。5歳の男の子の七五三は、下記の一律料金です。なお、今回のようにごきょうだいの同時撮影も承っています。追加分の詳しい料金は、料金ページでご確認ください。

ぜんぶ込み・追加料金なし
5歳の七五三(男の子)¥77,000税込・ぜんぶ込み
  • 衣装レンタル
  • 着付け
  • ヘアセット
  • 撮影データ

スタジオ撮影について

今回の撮影場所は、白い格子窓から光の入る屋内のハウススタジオ。天井にドライフラワーが吊るされ、木の床がやわらかく光を返す、生活感のある一室です。いちばんのメリットは、天候にまったく左右されないこと。真夏の猛暑日でも、急な雨の日でも、予定した日にそのまま撮影できます。移動がないので、小さなお子さまが疲れにくく、ご家族の待ち時間も短くて済みます。

光は、大きな格子窓から入る自然光。ストロボを焚かないので、まぶしさで目を細めることもなく、肌の色がやわらかく出ます。背景も、白壁とドライフラワー、格子窓、花のバックドロップ、アンティークの椅子と、数歩動くだけで切り替えられます。和装から洋装へお着替えして世界観を変えられるのも、屋内ならでは。この日も、紺の羽織袴と朱赤の被布で和装をひととおり、そのあとジャケットとドレスで洋装をもう一周。天気をいちども気にせず、雰囲気のちがう2パターンを1日で残せました。

撮影スポットとしてのスタジオ
大きな格子窓から入る自然光。ストロボを焚かず、やわらかい陰影で撮影します
背景
白壁とドライフラワー、格子窓、花のバックドロップ、アンティークの椅子や小物
天候
屋内のため、猛暑・雨・強風の影響を受けません
衣装
和装から洋装へのお着替えも、その場で対応できます
移動
お支度から撮影まで同じ場所。小さなお子さまも疲れにくい流れです

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七五三の前撮り よくある質問

スタジオでの撮影には、どんなメリットがありますか?

いちばんは、天候に左右されないことです。猛暑日でも雨でも、予定した日にそのまま撮影できます。移動がないぶんお子さまが疲れにくく、背景を数歩で切り替えられるので、短い集中力のうちにいろいろな雰囲気を残せます。

和装と洋装、1回の撮影で両方撮れますか?

はい。今回も、紺の羽織袴と朱赤の被布で和装をひととおり撮ったあと、ジャケットとドレスにお着替えして撮影しました。屋内なのでお着替えもその場ででき、まったく印象のちがう2パターンが1日で残ります。

真夏に七五三の前撮りをしても大丈夫ですか?

屋内のスタジオ撮影なら、暑さの心配はほとんどありません。この日も7月末でしたが、涼しい室内でゆっくり進められました。日焼けする前の肌のまま撮れること、秋の繁忙期を外して日程を選びやすいことも、夏の前撮りの利点です。

ごきょうだい一緒に撮影できますか?

はい。今回も5歳の男の子と妹さんのおふたりを同時に撮影しました。ごきょうだいでいっしょに撮ると、ひとりでは出てこない表情が生まれます。追加分の料金は料金ページに記載していますので、あわせてご確認ください。

衣装や着付け、ヘアセットは料金に含まれますか?

フォトジェリッシュは衣装レンタル・着付け・ヘアセット・撮影データまでぜんぶ込みです。手ぶらでお越しいただけます。ご両親の和装をご希望の場合もご相談ください。

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