兄弟ふたりの羽織袴|六所神社の朱い橋と回廊で|大磯の撮影レポート

六所稲荷大明神の朱い鳥居とのぼり旗の前に並ぶ、生成りと紺の羽織袴の兄弟ふたり(4歳と5歳の年子)の七五三出張撮影(神奈川県大磯町・六所神社)

2024年11月3日、文化の日。神奈川県大磯町の六所神社に、羽織袴のご兄弟がふたり並びました。4歳と5歳の年子で、この日はふたりとも七五三の主役です。生成りと紺、まったく違う色の羽織を着たふたりが、境内をほとんど移動しないまま三つの違う景色を歩いた一日を、写真とともにお届けします。

目次

同じ境内で、背景が三回変わる

六所神社は、相模國の総社として知られる大磯町のお社です。この日は文化の日らしい晴天で、木漏れ日が砂利の上に濃い影を落としていました。おもしろいのは、境内をぐるりと歩くだけで背景ががらりと変わること。朱い鳥居とのぼり旗が並ぶ一角、朱塗りの太鼓橋が架かる境内社、そして日の丸の紙旗が連なる屋内の回廊。どれも歩いて数十歩の距離にあります。子どもの集中力がもつうちに、三つの違う絵が撮れる——ご兄弟ふたりの撮影では、これがそのまま大きな助けになりました。

朱塗りの太鼓橋の中央で両袖を翼のように広げて笑う、生成りの羽織袴の男の子の全身、七五三出張撮影(六所神社・大磯)
橋のまんなかで、袖はすっかり翼になった。
撮影概要
撮影日
2024年11月3日(文化の日・晴天)
撮影場所
六所神社(神奈川県大磯町)
主役
4歳と5歳の年子のご兄弟(ふたりとも七五三の主役)
衣装
羽織袴 2着(生成り/濃紺)

ひとつめの朱:六所稲荷大明神の鳥居前で

境内でいちばん赤いのは、六所稲荷大明神の一角です。朱の鳥居に、風で少し揺れるのぼり旗。背景がここまではっきり赤いと、羽織の色がそれぞれくっきり立ちます。まずはふたり並んで一枚。細長い白い袋を手に持ったまま、どちらからともなくカメラに向かってポーズをとってくれました。並んだ瞬間に「兄弟だなあ」と思うのは、笑い方がそっくりだからです。

ふたりとも今年の主役なので、ひとりずつの一枚も同じ数だけ撮ります。順番を待っているあいだ、待っているほうが変な顔をして笑わせにくる。だからどちらの写真にも、待っていたもうひとりの気配が写り込んでいます。

横にスワイプして見る

六所稲荷大明神の朱い鳥居とのぼり旗の前に並ぶ、生成りと紺の羽織袴の兄弟ふたり(4歳と5歳の年子)の七五三出張撮影(神奈川県大磯町・六所神社)
朱い鳥居とのぼり旗の前で、ふたりそろって。
朱い鳥居とのぼり旗を背に口を大きく開けて笑う、生成りの羽織袴の男の子の七五三出張撮影(六所神社・大磯)
のぼり旗を背に、こらえきれない大笑い。
両手を高く上げてはしゃぐ濃紺の羽織袴の男の子、朱い鳥居とのぼり旗を背にした七五三出張撮影(六所神社・大磯)
うれしさが、そのまま両手にあらわれて。
手水舎の柄杓に手を伸ばして笑う、生成りの羽織袴の男の子の寄り、七五三出張撮影(六所神社・大磯)
竹の柄杓に手が届いた、その顔。

紺と生成り、二枚の羽織

今回の羽織は、色の方向がまるで違います。ひとりは生成り。白に近い地に、鶴の羽根と波、そして帆をいっぱいに張った宝船が、細い線で描かれています。もうひとりは濃紺。水色・白・茶で兜や扇、雪輪のような形が大胆に置かれていて、遠くからでも目を引きます。中の着物は黒、袴は白〜生成りの丸紋。並ぶと、明るいほうがいっそう明るく、濃いほうがいっそう深く見えます。

羽織は、背中がいちばん饒舌です。鳥居のほうへ向かって歩き出した後ろ姿を撮ると、宝船の帆がまるごと画面に入りました。正面からの一枚だけでは、この柄には出会えません。きょうだいで衣装を選ぶとき、色をそろえるより思いきって離すほうが、並んだときの写真は楽しくなります。

兜や扇の柄を大胆に配した濃紺の羽織袴で笑う男の子の全身、七五三出張撮影(六所神社・大磯)
濃紺の羽織に、白い地紋の袴を合わせて。
鳥居に向かって立つ男の子の後ろ姿、生成りの羽織の背に宝船と波を線描きした七五三の衣装(六所神社・大磯)
羽織の背中には、帆をいっぱいに張った宝船。
目を閉じて笑いながら羽織紐の白い房を両手で持つ、生成りの羽織袴の男の子の七五三出張撮影(六所神社・大磯)
白い房をきゅっと握って、目を閉じて笑う。

ふたつめの朱:六所龍神社の太鼓橋

鳥居前から少し歩くと、景色が切り替わります。境内社の六所龍神社。朱塗りの太鼓橋が架かっていて、両側には小さな玉垣がずらりと連なっています。橋の上に立つと、朱の線が奥へ向かって収束していく——写真としては、ずるいくらい強い背景です。

ここでは、ふたりの出方がはっきり分かれました。ひとりは橋のまんなかまで進んで、袖を翼のように広げてみせる。もうひとりは欄干にあごをのせて、下を流れる水をじっと見ている。同じ橋で、まったく違う一枚が撮れました。刀のかたちの小道具を持って立ったカットは、扁額の「六所龍神社」の文字ごと入れて。数分のあいだに、はしゃぐ顔と静かな顔の両方が残ったのは、この日の収穫でした。

「六所龍神社」の扁額がかかる朱い鳥居と太鼓橋の上に立つ、濃紺の羽織袴の男の子の七五三出張撮影(六所神社・大磯)
「六所龍神社」の扁額の下、まっすぐこちらへ。
朱塗りの太鼓橋の欄干に寄りかかって笑う、濃紺の羽織袴の男の子の七五三出張撮影(六所神社・大磯)
欄干にもたれて、にっこり。
太鼓橋の朱い欄干に腕をのせて水面を見下ろす、濃紺の羽織袴の男の子の七五三出張撮影(六所神社・大磯)
欄干にあごをのせて、下の水をじっと。

みっつめの朱:日の丸の紙旗が続く回廊

三つめは屋内です。日の丸の紙旗が天井近くに連なり、床には赤い絨毯がまっすぐ伸びる回廊。外の順光とはまるで違う、やわらかく回った光になります。屋外で走りまわったあと、ここに入るとふたりとも少し落ち着く——そのタイミングを狙いました。

授与品の紙袋を提げて並んだ一枚は、その日の締めくくり。かたや鼻の上でピースをつくり、かたや指をあごに当てて、結局ふたりとも笑っています。もうひとつ、赤い絨毯にころんと仰向けになったところを真上から撮らせてもらいました。畳んだ羽織が赤の上に広がって、思いがけずいい一枚になりました。晴れ着だからじっとしていなさい、とは言わないほうが、七五三らしい写真は残ります。

日の丸の紙旗が連なる屋内回廊の赤い絨毯の上で、授与品の紙袋を手に並んで笑う羽織袴の兄弟ふたりの七五三出張撮影(六所神社・大磯)
日の丸の旗が続く回廊で、最後にもう一枚。
赤い絨毯に仰向けに寝そべってカメラを見上げる、生成りの羽織袴の男の子を真上から撮った七五三出張撮影(六所神社・大磯)
赤い絨毯に、ころん。真上から一枚。

七五三の衣装レンタル・着付けについて(きょうだいの羽織袴・4歳と5歳)

5歳の羽織袴は、羽織・着物・袴・羽織紐・角帯・雪駄までがひと揃い。フォトジェリッシュでは衣装レンタルと着付けをセットでご用意しているので、当日は手ぶらでお越しいただけます。今回のように、きょうだいで同時にお召しになる場合も、色柄はそれぞれ別にお選びいただけます。生成りと濃紺のように方向の違う二枚を選ぶと、並んだときの一枚がぐっと楽しくなります。衣装は事前にお選びいただけますので、迷ったらご相談ください。

フォトグラファーより

きょうだいの撮影は、どちらか一方が主役になりすぎないことをいちばん気にしています。この日はふたりとも今年の七五三。だから枚数も、待たせる時間も、できるだけ半分ずつにしました。六所神社は、鳥居・太鼓橋・回廊が近い距離にまとまっているので、待っているほうが飽きる前に次の背景へ移れます。移動が短いぶん、子どもの機嫌がそのまま写真に残る——そういう境内でした。

この撮影が叶うプラン

衣装レンタル・着付け・ヘアセット・撮影データまで含めてご案内します。神社への届出手続きもおまかせください。六所神社でのご撮影は横浜店・金沢店とは料金体系が異なる独立プランのため、内容と金額は専用のご案内にまとめています。ご予約前のお見積もりで総額を確定しますので、内容と条件は下のページでご確認いただけます。

ぜんぶ込み・追加料金なし
  • 衣装レンタル
  • 着付け
  • ヘアセット
  • 撮影データ
  • 神社への届出
  • おでかけ撮影

撮影場所:六所神社について

六所神社は、相模國の総社として知られる大磯町のお社です。七五三の撮影という目で見ると、いちばんの魅力は「歩く距離の短さ」。六所稲荷大明神の朱い鳥居、六所龍神社の朱塗りの太鼓橋、日の丸の紙旗が続く屋内の回廊が、いずれも近い場所にまとまっています。お支度から撮影、ご祈祷までを境内で済ませられるのも、小さなお子さまがふたりいるご家族にはありがたいところです(会食はお近くの会場へ移動していただく形になります)。撮影は届出制で、当社が手続きを承ります。

撮影スポットとしての六所神社
所在地
神奈川県中郡大磯町国府本郷935
アクセス
JR二宮駅よりバス約10分「国府新宿」下車 徒歩約5分
見どころ
六所稲荷大明神の朱い鳥居とのぼり旗/六所龍神社の朱塗りの太鼓橋と玉垣/日の丸の紙旗が続く屋内回廊と赤絨毯
季節
11月上旬は晴れると木漏れ日が強く、朱と緑のコントラストがはっきり出ます
撮影
届出制(当社が手続きを代行します)

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七五三の前撮り よくある質問

年子のきょうだいを、同じ日にまとめて撮影できますか?

はい、できます。今回は4歳と5歳の年子のご兄弟が、そろって同じ日に七五三を迎えられました。年ごとに分けてお参りするご家庭も、まとめて一日にするご家庭もあり、どちらがよいということはありません。同じ日にする場合は、待っているお子さまが飽きないよう、背景の切り替えが近い神社を選ぶと進行がスムーズです。

六所神社の境内では、どんな背景で撮れますか?

境内社の六所稲荷大明神には朱い鳥居とのぼり旗が並び、六所龍神社には朱塗りの太鼓橋と玉垣が続きます。さらに屋内には日の丸の紙旗が連なる赤絨毯の回廊があります。いずれも近い距離にまとまっているので、長い移動をせずに違う雰囲気の写真が残せます。

きょうだいで衣装の色はそろえたほうがいいですか?

決まりはありません。今回は生成りと濃紺という対照的な二枚をお選びいただきましたが、並んだときにお互いの色がはっきり立って、ふたりの写真がとても見やすくなりました。そろえる場合は、柄の大きさを変えると単調になりません。

六所神社で出張撮影はできますか?

撮影可否は神社ごとに異なります。六所神社は届出制で、当社が手続きを承ります。ご案内の詳細は六所神社の七五三ページ、対応神社の全体は神社一覧ページをご覧ください。

お支度から撮影・ご祈祷まで、境内で済ませられますか?

はい。六所神社では、お支度・撮影・ご祈祷までを境内で行っていただけます。移動が少ないぶん、小さなお子さまの負担が軽くなります。なお会食は境内の外になりますので、お近くの会場へ移動していただく形になります。

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