秋晴れの六所神社で、5歳の男の子の七五三を撮影しました。青い羽織に金茶の袴、腰には懐剣と白い末広。境内で遊ぶように笑った時間も、社殿に上がってご祈祷を受けた時間も、この日はどちらも写真に残せました。ひとりの主役をまるごと追いかけた、10月の一日をお届けします。
ご祈祷の時間まで、残せた一日
2024年10月7日、相模國総社・六所神社(神奈川県大磯町)。青空に薄い雲が流れる、はっきりした秋晴れの日でした。日ざしが強く、玉砂利にも参道にも影がくっきり落ちる光。主役は5歳の男の子がひとり、きょうだいの同行はありません。だからこの日は、ひとりの表情だけを、はじめから終わりまで追いかけることができました。
そしてこの日は、境内での撮影だけで終わりませんでした。社殿に上がってご祈祷を受けている間の姿も、撮影させていただけたのです。座って始まりを待つ横顔、玉串を両手で受け取った手、目を伏せて手を合わせた瞬間——七五三のいちばん大事な時間が、そのまま写真になりました。

- 撮影日
- 2024年10月上旬(秋晴れ)
- 撮影場所
- 六所神社(神奈川県大磯町)
- 主役
- 5歳の男の子(ひとり)
- 衣装
- 青い地紋の羽織と金茶の袴
朱の常夜灯の前から、はじめました
撮影は、池のほとりに立つ朱の常夜灯の前から。まだ少し肩に力が入っている時間です。強い日ざしのなかで、朱色の柱と青い羽織がきれいに並びました。「そこに立ってみようか」と声をかけると、すこし考えてから、自分で立ち位置を決めていました。
歩き出したところで名前を呼ぶと、羽織の背中ごとくるりと振り返ります。5歳は、まだ「ポーズをとる」より「反応する」ほうが自然に写る年ごろ。だから正面から構えるより、呼んで、待って、返ってきた顔をそのまま撮っていきました。
横にスワイプして見る


小道具ひとつで、顔つきが変わる
この日、いちばん表情が動いたのは、刀のかたちの小道具を手にしたときでした。持たせたとたん、さっきまでの少し照れた顔が消えて、口もとがきりりと締まります。腰の柄に手をかけて、こちらを見上げる目つきは、もう完全に「得意げ」。5歳の男の子が、自分でかっこいいと思う顔を知っている、その瞬間です。
ところが、高く振り上げた次の瞬間には、こらえきれずに声を出して笑ってしまう。きりりとした顔と、はじけた笑い顔が、ほんの数秒のあいだに行ったり来たりします。もう一度構え直したときには、今度は静かな得意顔。小物がひとつあるだけで、七五三の写真は驚くほど豊かになります。



社殿に上がって、ご祈祷の時間
境内をひとまわりしたあとは、社殿へ。赤い座椅子に腰かけて、膝の上で手を重ね、始まりを待ちます。さっきまで大声で笑っていた子が、上がった瞬間にすっと静かになる。この切り替わりの横顔は、境内での撮影だけでは残せないものでした。
ご祈祷が進むと、紙垂の付いた榊を手渡されます。両手で受け取って、しばらくじっと見つめていました。それから玉串を捧げ、目を伏せて手を合わせる。教わったとおりにやろうとしている、その真剣な横顔が、この日いちばん5歳らしい一枚になったと思います。
ご祈祷中の撮影については、神社ごと・その日ごとに考え方が異なります。この日の六所神社では、社殿でのご祈祷の様子も撮影させていただくことができました。同じように残したいとお考えの方は、まずご相談ください。



ひとりの主役を、じっくり追いかける
きょうだいがご一緒だと、写真はにぎやかになります。いっぽうで、主役ひとりの撮影には別のよさがあります。この日のように、待っている顔、笑いすぎた顔、真剣な顔と、ひとつの表情が次に変わるまでを、ずっと追いかけていられるのです。
撮る側としては、急かさないことだけを心がけていました。5歳は自分のペースを持っています。歩きたいときに歩いて、笑いたいときに笑って、静かにする場面ではちゃんと静かにできる。その順番のまま撮っていけば、写真は勝手に一日の流れになってくれます。
七五三の衣装レンタル・着付けについて(5歳の羽織袴)
この日の装いは、縹色に近い青の羽織に、菱や紗綾形のような地紋が織り出されたもの。裾には松や白梅、鶴のような色柄が入っています。袴は金茶から生成りへ移るいろで、こちらも地紋入り。白い羽織紐には房が下がり、腰には懐剣と白い末広を差しています。青と金茶の取り合わせは、秋の光のなかでとてもよく映えました。
フォトジェリッシュでは、5歳の羽織袴はもちろん、3歳の被布、7歳の四つ身まで七五三の衣装レンタルをご用意しています。着付け・ヘアセット・撮影データまでぜんぶ込みなので、手ぶらでお越しいただけます。衣装は事前にお選びいただけますので、お子さまの「これがいい」を大事にしてあげてください。
強い日ざしの日でしたので、影の出かたを見ながら立ち位置を選びました。けれどこの日いちばん気を配ったのは、笑わせることでも整えることでもなく、社殿に上がったあとの静かな時間を邪魔しないことです。境内でのびのび笑っていた顔と、手を合わせている顔。その両方が一日のなかにあることが、七五三の写真のいちばんの贅沢だと思っています。
この撮影が叶うプラン
衣装・着付け・ヘアセット・撮影・おでかけまで含めてご案内します。神社への届出手続きもおまかせいただけます。六所神社は横浜店・金沢店とは料金体系が異なる独立プランのため、内容と金額は専用のページにまとめています。ご予約前のお見積もりで総額を確定しますので、内容とご予約の流れはそちらでご確認ください。
- 衣装レンタル
- 着付け
- ヘアセット
- 撮影データ
- 神社への届出
- おでかけ撮影
撮影場所:六所神社について
六所神社は、相模國の総社として知られる神奈川県大磯町の神社です。石段の上に社殿が構え、参道には朱の常夜灯と池、朱の鳥居と、写真に映える景色がひとつづきに並んでいます。お支度から撮影、ご祈祷までを境内で続けてお過ごしいただけるのも、この場所ならではです。
- 所在地
- 神奈川県中郡大磯町国府本郷935
- アクセス
- JR二宮駅よりバス約10分「国府新宿」下車 徒歩約5分
- 見どころ
- 石段の上の社殿/朱の常夜灯と池/朱の鳥居
- 撮影
- 届出制(当社が手続きを代行します)
七五三の撮影、お気軽にご相談ください
お電話でのご相談は、LINEの通話機能から承ります
七五三の前撮り よくある質問
ご祈祷の様子も写真に残せますか?
ご祈祷中の撮影は、神社ごと・その日ごとに考え方が異なります。この日の六所神社では、社殿でのご祈祷の様子も撮影させていただけました。ご希望があれば、事前にご相談ください。
子どもひとりだけの撮影もお願いできますか?
はい。今回のように主役のお子さまおひとりでの撮影も承っています。ひとりの分だけ表情をじっくり追えるので、待っている顔や真剣な顔まで残しやすくなります。
5歳の羽織袴はレンタルできますか?
はい。5歳の羽織袴のレンタルをご用意しています。着付け・ヘアセット・撮影データまでぜんぶ込みですので、手ぶらでお越しいただけます。衣装は事前にお選びいただけます。
六所神社での七五三撮影はお願いできますか?
六所神社での撮影は届出制で、手続きは当社が承ります。ご案内の内容やご予約の流れは、六所神社の七五三ページにまとめていますのでご覧ください。
男の子の撮影に小物はあったほうがいいですか?
手に持てるものがひとつあると、表情がぐっと動きます。この日は和傘と、刀のかたちの小道具を使いました。お気に入りのものがあればお持ちください。撮影の中で自然に登場させます。
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