金沢・石浦神社で、5歳の男の子の七五三を撮影しました。緑から水色へグラデーションする羽織に、車輪柄の紺の袴。となりには、白いポロシャツに紺の半ズボンという私服のお兄ちゃんがふたり。10月上旬の曇り空、途中で小雨も降りましたが、三人が肩を寄せた瞬間の笑い声まで残った一日になりました。神社のあとは畳の間へ移動して、掛軸の前でもう一度。「兄がいる家の七五三」と「2ロケの撮り方」を、写真とともにお届けします。
小雨あがりの石浦神社へ
2022年10月上旬、金沢市本多町の石浦神社。朝からの曇り空で、撮影のあいだに一度だけ小雨が落ちてきました。けれど、それが悪いことばかりではありません。曇天の光はやわらかく、影が濃く出ないぶん、着物の色も肌の色もきれいに出ます。濡れた路面は境内の緑を映して、しっとりとした金沢らしい一日になりました。ご家族は総勢10名。フォトジェリッシュ金沢がご一緒しました。

- 撮影日
- 2022年10月上旬(曇り/一時小雨)
- 撮影場所
- 石浦神社(石川県金沢市)+和室
- 主役
- 5歳の男の子(お兄さんふたりと一緒に)
- 衣装
- 緑〜水色の羽織/車輪柄の紺袴
石鳥居をくぐって、境内をひとまわり
「縣社 石浦神社」と刻まれた社号標と、石の鳥居。ここが今日のスタート地点です。撮影のはじめは、いきなりカメラを向けません。まずは境内をひとまわりして、狛犬に挨拶したり、手水舎をのぞいたり。この日は手水鉢が花で埋められていて、そのまんなかに、烏帽子をかぶった白いぬいぐるみがちょこんと座っていました。「あっ」と声が出るこういう瞬間が、いちばん最初のいい表情を連れてきてくれます。
横にスワイプして見る


兄ふたりに囲まれて
この日の主役は5歳の男の子。でも、写真を見返して思うのは「三兄弟の一日だったな」ということです。和装をしているのは主役だけ、お兄ちゃんふたりは白いポロシャツに紺の半ズボンという普段どおりの服。それでいいのだと思います。むしろ、その”ふつう”がとなりにあるから、羽織袴がよけいに晴れがましく見える。
社殿の前で「三人でくっついて」とお願いしたら、両側からぎゅっと肩を寄せてくれました。カメラに向かって笑っているというより、三人でくっついたことがおかしくて笑っている。そのあとは背の順に縦一列。いちばん前は、もちろん今日の主役です。ひとりでは絶対に出てこない顔が、兄がいるとこんなに簡単に出てくる。きょうだいがいるお子さまの七五三は、そこがいちばんの見どころだと思っています。
そしてもう一枚、社殿の注連縄の下でご家族10名の集合写真も。祖父母世代までそろって撮れるのは、七五三ならではの機会です。



提灯の回廊と、朱の鳥居のトンネル
石浦神社は、境内の”場面転換”が多い神社です。屋根の下に提灯がずらりと並ぶ回廊を歩き、朱塗りの鳥居がいくつも連なる参道へ。ほんの数十歩で背景がまるごと変わるので、歩いているだけでカットが増えていきます。曇りの日は空が白く飛びやすいのですが、こういう屋根のある場所・色のある場所を選ぶと、天気に左右されずに撮れます。
朱の鳥居のトンネルでは、三人で手をつないで。両側のお兄ちゃんが体を大きく傾けて、まんなかの主役だけがまっすぐ立っている——狙ってできる構図ではありません。子どもたちが勝手に決めたポーズを、こちらは邪魔しないように撮るだけでした。



神社のあとは、畳の間でもう一度
この日は神社での撮影のあと、和室のある場所へ移動して、もう一度撮らせていただきました。これは、七五三の撮影でいちばんおすすめしたい組み立てかもしれません。
神社は、その子の”動いている姿”が撮れる場所です。走る、笑う、兄とふざける。いっぽう和室は、その子の”立っている姿”が撮れる場所。掛軸を背に、畳の上にすっと立つ。背景に余計なものがなく、光がやわらかく回るので、衣装の柄も表情も静かに写ります。同じ日・同じ衣装なのに、まったく別の一枚になるのです。
正座をしてもらったカットでは、さっきまで兄とじゃれていた子が、急にすこしだけ大人の顔をしました。そして、ご家族に肩を抱かれた一枚。歩き回る神社ではなかなか生まれない、腰を落ち着けたからこその距離感です。ご年配のご家族と一緒に撮るなら、屋内のほうが体の負担も少なくて済みます。




七五三の衣装レンタル・着付けについて(5歳の羽織袴)
5歳の男の子の七五三は、着物の上に羽織を重ね、袴をはく「羽織袴」が基本の装いです。今回は、緑から水色へグラデーションする羽織に、白い墨流し風の柄と朱色の差し色。中は紺地の小紋の着物、袴は紺地に金茶の車輪(源氏車)柄という組み合わせでした。白い羽織紐と房、そして斜めがけの黄緑の紐が、動くたびに軽やかに揺れます。
フォトジェリッシュでは、3歳の被布・5歳の羽織袴・7歳の四つ身まで衣装レンタルをご用意しています。着付け・ヘアセット・撮影データまでぜんぶ込みなので、手ぶらでお越しいただけます。衣装は事前にお選びいただけます。なお、きょうだいのお洋服は普段着でまったく問題ありません。今回のように主役だけが和装でも、写真としてはむしろ主役が際立ちます。
途中で小雨が落ちてきたとき、正直に言えば「参ったな」と思いました。でも屋根のある回廊に移ったら、提灯の灯りが効いて、かえっていい光になった。写真は天気で決まるのではなく、その日にある場所と、その日にいる人で決まります。お兄ちゃんふたりが遠慮なくふざけてくれたおかげで、弟さんの顔がどんどんほどけていきました。三人ぶんの笑い声が写った一日でした。
この撮影が叶うプラン
衣装・着付け・ヘアセット・撮影・おでかけまで、ぜんぶ込みで追加料金なし。神社への届出手続きもおまかせください。ごきょうだいやご家族が一緒に写るカットも、追加料金はいただきません。
- 衣装レンタル
- 着付け
- ヘアセット
- 撮影データ
- 神社への届出
- おでかけ撮影
撮影場所:石浦神社について
石浦神社は、金沢21世紀美術館や兼六園のすぐそばにある、金沢でも古いお宮のひとつ。市街地の中心にありながら、境内に入ると木々が深く、朱塗りの鳥居が連なる参道や提灯の下がる回廊など、短い距離のなかに表情の違う場所がそろっています。七五三の時期は地元のご家族でにぎわう、金沢らしいお宮です。撮影は届出制で、当社が手続きを承ります。
- 所在地
- 石川県金沢市本多町3丁目1番30号
- アクセス
- JR金沢駅からバス約20分「広坂・21世紀美術館」下車すぐ
- 見どころ
- 朱の鳥居が連なる参道/提灯の下がる回廊/社号標と石鳥居/花で彩られた手水舎
- 撮影
- 届出制(当社が手続きを代行します)
七五三の撮影、お気軽にご相談ください
お電話でのご相談は、LINEの通話機能から承ります
七五三の前撮り よくある質問
主役だけ和装で、きょうだいは私服でも大丈夫ですか?
はい、まったく問題ありません。今回もお兄さんふたりは白いポロシャツに紺の半ズボンという普段着でした。色味をそろえていただくとまとまりますが、無理に合わせる必要はありません。むしろ主役の和装がより引き立ちます。
ごきょうだいや祖父母も一緒に撮影できますか?
できます。追加料金もいただきません。今回は総勢10名のご家族で、社殿前と和室の2か所で集合写真をお撮りしました。人数が多い日は、集合カットを先に済ませてからお子さまの撮影に移ると、みなさんの負担が少なくて済みます。
神社のあと、別の場所でも撮ってもらえますか?
はい。今回のように、神社での撮影のあと和室へ移動して撮ることもできます。屋外と屋内では写真の雰囲気ががらりと変わるので、同じ日・同じ衣装でも二種類のアルバムができるような仕上がりになります。移動先や所要時間はご相談ください。
5歳の羽織袴は、どんな衣装ですか?
着物の上に羽織を重ね、袴をはく装いです。今回は緑から水色へグラデーションする羽織に、紺地に車輪柄の袴を合わせました。着付けは動きやすく、走ったり座ったりしても着崩れしにくいのが5歳の羽織袴のよいところです。
石浦神社で出張撮影はできますか? 雨のときは?
石浦神社での撮影は届出制で、当社が手続きを承ります。雨や曇りの日でも、提灯の下がる回廊など屋根のある場所を選べば撮影できます。曇天はやわらかい光になるため、着物の色がきれいに出るという利点もあります。
あわせて読みたい七五三ガイド


