エンドロール・ムービーのチャンス

こんばんは。
フォトジェリッシュのフォトグラファーDAIです。
「結婚式って、ぼったくりみたいな金額ですよね」
ってたまに言われたりします。
そうですね、「結婚式価格」とか「お祝い価格」って単語が出来てしまうくらい、
通常と同じものでも「高く」して出しているところもあります。
私も過去にアルバム印刷をしているところと下記のようなやり取りをしたことがあります。
DAI「これとこれ、中身は同じなのに、なんで金額が違うんですか?」
印刷屋「ブライダル価格です」
DAI「え、じゃあウェディングのアルバムだけど、
ウエディングじゃないって言ってこっちで発注したらどうなるんですか?」
印刷屋「えっと…それは出来なくないですが…結婚式の場合はこっちで発注してください」
DAI「同じものなんですよね?原価も工程も同じですよね」
印刷屋「そうですが。。。世の中にはお祝い価格ってものがあるように云々かんぬん」
DAI「じゃあ二人を祝うって意味で、安くしてあげたらいいんじゃないですか」
こんな感じで話がつかなかったので、そこへの依頼は全て行わないことにしました。
結婚式価格っていうのは、通常よりも高く取ることではないんです、本当は。
じゃあ何かっていうと、写真屋と美容室からはじまった婚礼業界において、
結婚式にしか使わない特殊な技術やノウハウが存在し、
その技術に対する料金が「結婚式価格」の所以です。
ちょっとお説教のようなウンチクになってしまいましたが、
今回のそんな技術の一つが撮って出し。
映画のスタッフロールのような映像から、
エンドロールと呼ばれることも多いです。
演出の一つですが、当日の挙式の様子を
披露宴の最後に間に合うように編集して放映する、
というものです。
そこにはゲストの名前などが流れてくところが映画のエンディングのようで、
花嫁の手紙で一通り感動して、一日を振り返って宴を締める、
という流れも綺麗なので、人気の商品です。
通常の動画編集で、そこまで時間に追われることは少なく、
ザッとであってもここまで編集できるのは他にはない技術です。
先日、ザ ランドマーク スクエア トーキョーさんに持ち込みカメラマンとして
エンドロールムービーを撮影、作成、放映させていただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=N8epUIWuocg