前撮りを動画で残すという選択|写真との違い・費用が開く理由・撮らない方がいいケース

空と海を背景に距離をとって立つ洋装の新郎新婦

前撮りを動画で残すという選択|写真との違い・費用が開く理由・撮らない方がいいケース

前撮りのプランを眺めていると、「動画も残せます」という一行に目が止まります。写真だけでいいと思っていたのに、そう書かれると急に気になってくる。ところが調べ始めると、料金は6万円台から21万円台まで開いていて、その差が何なのかはどこにも書かれていません。

この記事は、そこで止まってしまったおふたりのための判断材料です。前撮りの動画では何が残るのか、費用の差はどこから生まれるのか、撮影の所要時間はなぜ伸びるのか、ドローンはどこまで飛ばせるのか、そして撮らない方がいいのはどんなときか。フォトウェディング専門店のフォトジェリッシュが、他社の実測価格と自社の撮影現場をもとに書きます。

なお、フォトジェリッシュの料金表・作例動画・納期や納品形式といった「頼むときに必要な情報」は、動画撮影・編集のプランページに一覧でまとめています。この記事は、その手前で「そもそも撮るかどうか」を決めるための材料です。

この記事でわかること

前撮りの動画は「撮影」と「編集」が別の費用です。ここを分けて考えると、各社の見積もりが一気に読めるようになります。

この記事では、他社2社の公開プランを2026年7月時点で確認したうえで、費用が6万円台から21万円台まで開く理由を4つに分解します。あわせて、「前撮りの動画」と呼ばれている3つのものの違い、写真と動画を一緒に撮ると撮影時間が1時間から1.5〜2時間に伸びる理由、ドローンを飛ばせる場所の考え方、そして撮らない方がいいケースまでご案内します。

目次

前撮りの動画で残るのは、写真に写らない「時間」と「音」

前撮りの動画で残るのは、写真には写らない「時間の流れ」と「音」です。振り返るまでの数秒、風でベールがあおられる動き、笑い声、波の音。写真が一瞬を切り取るのに対して、動画はその前後ごと残します。逆に言えば、動画には写真ほどの解像感やレタッチの精度は期待できません。どちらが上ということではなく、残るものの種類が違います。

緑の小道を歩く洋装姿の新郎新婦の後ろ姿
歩く速さ、風の音、交わす言葉。写真が切り取る一瞬の前後に流れている時間が、動画には残ります。

前撮りの動画とは、前撮りの当日に、写真とは別に映像として記録したもののことです。ただしこの言葉は、現場でも検索でも3つの異なる意味で使われていて、それが見積もりの比較を難しくしています。

「前撮りの動画」と呼ばれている3つのもの

呼ばれ方当日なにをするかできあがるもの
動画撮影・ムービー撮影写真とは別に、映像としてカメラを回す動きと音が入った映像
フォトムービー・スライドショー特別なことはしない(撮った写真を後から使う)写真が切り替わる映像
メイキング・オフショットお支度や移動中の様子を撮る当日の舞台裏の映像

「動画をつけたい」と思ったときに頭に浮かんでいたのが、実は3つ目のメイキングだった、ということもよくあります。まずどれを残したいのかを決めておくと、各社の見積もりが一気に比べやすくなります。

フォトムービーは、当日に追加の撮影をしません。前撮りで撮った写真がそのまま素材になるため、撮影の段階では何も決めなくて大丈夫です。一方、動画撮影と空撮は当日の動き方そのものが変わり、撮影の所要時間も伸びるので、お申し込みの時点で決めておく必要があります。

実際に仕上がった映像がどんなものかは、言葉で説明するより見ていただくのが早い部分です。フォトジェリッシュで撮影・編集してお渡しした作例を3本、動画プランのページで公開しています。ドローンを使った映像と使わない映像、上映を前提にした映像とロケーションの空気を残す映像を見比べられますので、イメージが固まっていない段階でしたら先にそちらをご覧ください。

前撮りの動画の費用が6万円台から21万円台まで開く理由

価格差の大半は、①動画専任の撮影者が別に付くかどうか、②編集の工数と映像の尺、③使う楽曲、④納期、の4つで説明できます。撮影する場所や衣装ではありません。ここを知っておくと、高い見積もりと安い見積もりのどちらが自分たちに合っているかを判断できます。

実際に、ウェディングムービーのプラン料金を公式サイトで公開している制作会社2社の価格を、2026年7月時点で確認しました。結果は次のとおりです。

公開されているプラン価格帯
ムービーのプランを4段階で公開している制作会社63,800円〜181,500円
ムービーのタイプ別にプランを公開している制作会社184,580円〜217,800円

いずれも各社の公式サイトに掲載されているプラン料金を、2026年7月時点で実際に確認した数値です。金額に何が含まれるか(撮影・編集・データ・出張費・税の扱い)は会社ごとに違うため、比べるときは「最終的にいくら支払うか」で並べ直すのが確実です。なお、空撮を含むプランは、提供できるエリアが限られている場合があります。

理由1|動画専任の撮影者が別に付くかどうか

いちばん大きいのは人件費です。写真のカメラマンが合間に動画も撮るのか、映像だけを担当するスタッフがもう一人同行するのかで、当日の人数が変わります。専任が付くプランは、写真の撮影を止めずに映像を並行して撮れるぶん、動きのある画が増えます。そのかわり金額は上がります。

フォトジェリッシュでも、この違いはそのまま料金に出ています。写真担当のカメラマンが兼務して撮る場合が33,000円、動画専用のカメラマンが撮る場合が55,000円(いずれも税込)。差額の22,000円が、当日もう一人分の体制を組む費用です。見積もりを比べるときは、この一人分が入っているかどうかを最初に確認してください。

理由2|編集の工数と、映像の尺

公開されているプランを見ると、映像の尺は1分30秒から4分程度が中心です。4分の映像は1分30秒の映像より使う素材が多く、つなぐ手数も増えます。同じ「1本の映像」でも中身の作業量が違うので、尺は価格を読むときの目安になります。見積もりを比べるときは、金額の隣に尺を並べて見てください。

ここで大事なのは、多くの見積もりが「撮影」と「編集」を合算した金額で提示されているという点です。合算されていると、高いのが撮影体制なのか編集なのかが見えません。フォトジェリッシュが撮影料金と編集料金を分けて出しているのは、そこを見えるようにしたいからです。

理由3|BGMに使う楽曲

市販の楽曲を使うか、権利処理済みのライブラリ音源を使うかで、金額が変わることがあります。市販曲には作詞・作曲にかかる著作権と、音源そのものにかかる原盤権の2つがかかわり、結婚式で使う場合はISUMという窓口での手続きを式場から求められることが少なくありません。この手続きを制作側が代行するのか、おふたり側で行うのかは会社によって違い、その差が金額にも表れます。

ですので、他社と比べるときは「楽曲の手続きは誰がするのか」を確認軸に入れてください。手間を減らしたい場合は、はじめから権利処理済みのライブラリ音源を選ぶという決め方もあります。フォトジェリッシュの場合は、ご指定の楽曲があるときの申請とご用意を、おふたり側でお願いしています。

理由4|納期

納期を6〜8週間と明記している制作会社もあります。急ぐ場合に特急料金がかかることもあるため、結婚式で上映する予定があるなら、価格と同じくらい納期を先に見ておくことをおすすめします。撮影日を決めてから納期を知ると、選択肢が急に狭くなります。

加えて、納期の起点が「撮影日」なのか「編集に使う素材が揃った日」なのかも会社によって違います。おふたりからお写真をお預かりして編集する場合、起点は素材が届いた日になるのが一般的です。式場への提出期限から逆算するときは、この起点の違いで1か月ずれることがあります。

フォトジェリッシュの場合|撮影と編集を分けて選ぶ

フォトジェリッシュの動画は、「撮影」と「編集」を分けて選ぶ料金です。当日カメラを回す費用が33,000円から、撮った素材を1本のムービーに仕上げる費用が1本38,500円から(いずれも税込)。ドローンでの空撮を入れる場合は、撮影の基本料金に22,000円を追加します。素材のデータだけあれば十分というおふたりは、編集をつけない選び方もできます。

この形にしているのは、「素材だけ手元にあればいい」おふたりと、「式で流せる1本にしてほしい」おふたりで、必要なものがまったく違うからです。まとめて1つの金額にしてしまうと、どちらかが要らないものにお金を払うことになります。

組み合わせたときの合計の目安、編集の種類、納期・納品形式・修正の回数・楽曲の手続きは、動画撮影・編集のプランページに一覧でまとめています。いちばん軽い組み方から空撮を含む組み方まで、金額を並べて確認できます。2026年7月時点の内容で、店舗や時期によって変わることがありますので、最新の内容はお申し込み前にご確認ください。

なお、結婚式の披露宴で上映する映像の構成の組み立て方やBGMの決め方については、オープニングムービーの作り方で別にご案内しています。この記事は、その手前で撮るかどうかを決める段階を扱います。

写真と動画を一緒に撮ると、撮影時間は1時間から1.5〜2時間に伸びる

写真と動画を一緒に撮ると、撮影の所要時間は伸びます。フォトジェリッシュの場合、写真だけなら1時間ほどの撮影が、写真と動画の両方をご希望のときは1.5〜2時間ほどになります。増えるぶんは30分から1時間。金額の比較を始める前に、ここを先に知っておくと予定の組み方が変わります。

撮影の内容撮影にかかる時間の目安
写真だけを撮る1時間ほど
写真と動画の両方を撮る1.5〜2時間ほど

時間が伸びるのは、動画は動画で別に撮るから

時間が伸びる理由はひとつです。動画は、動画として別に撮る必要があるからです。写真を撮っているついでにカメラを回せば映像も残る、というものではありません。

写真は、止まった姿勢と表情を決めて撮ります。動画は、歩く、振り返る、手を取るといった動きを撮ります。同じ場所に立っていても、カメラマンからおふたりへの指示は写真用と動画用で別々に出すことになります。ポーズを決めて何枚か撮り、そのあとに「今度は歩いてみてください」ともう一度動いていただく。この二重の段取りが、そのまま30分から1時間の差になります。

写真担当のカメラマンが兼務する33,000円の撮影は、この二重の段取りをひとりでこなす形です。動画専用のカメラマンが入る55,000円の撮影は、写真を止めずに映像を並行して撮れるぶん、動きのある画が増えます。料金の差は、当日の進み方の差でもあります。

ここが分かると、見積もりの読み方も変わります。他社のプランを比べるときも、金額の隣に「当日どれくらいの時間を使うか」を書き添えてみてください。同じ料金でも、拘束時間が1時間違えば、当日の疲れ方も、撮れる写真の枚数も変わります。

撮影時間をどう組むか、写真と動画の配分をどうするかは、ご希望のロケーションや衣装の数によっても変わります。おふたりの当日の流れにあわせてご案内しますので、動画をお考えの場合はお申し込み前にお聞かせください。

前撮りの動画には、4つの残し方がある

前撮りで映像を残す方法は、大きく4つに分かれます。費用の軽い順に並べると次のようになります。

和傘とイニシャル小物を使って撮影した和装姿の新郎新婦
同じ撮影でも、何をどう残したいかによって選ぶ方法が変わります。
  • スマートフォンで縦型・短尺の映像として残す
  • 撮り終えた写真をつないでフォトムービーにする
  • ドローンで上空から空撮し、素材のまま残す
  • 動画として撮影し、1本のムービーに編集して残す

上に行くほど手軽で、下に行くほど費用と時間がかかります。どれが正解ということはなく、「撮ったあと、いつ・誰と見るか」が決まっている残し方を選ぶのがいちばん失敗しません。予算の話より先に、その1点を決めてしまうのがおすすめです。

縦型・短尺で残すという、いちばん軽い選択肢

15秒から30秒ほどの縦型の映像は、費用をほとんどかけずに前撮りの動画を残せる方法です。前撮りの映像を実際に見返す場所は、多くの場合スマートフォンの画面です。だとすれば、はじめから縦のまま短く残しておく方が理にかなっています。

スマートフォン越しに和装姿の新郎新婦を写した前撮り写真
SNSでそのまま共有するなら、縦型で短く残すほうが結果的によく見返されることがあります。

歩いているところ、手を取るところ、振り向くところ。1カット10秒でも、写真とは違う空気が残ります。ドレスの裾がどう揺れるか、和装の袖がどう動くか。動きのあるものは、動きのまま残した方が伝わります。

同行しているスタッフに「少しだけ映像も撮ってもらえますか」とお願いできるかどうかは、会社やプランによって変わります。フォトジェリッシュの場合は、写真担当のカメラマンが兼務して撮る33,000円の動画撮影がこれにいちばん近い形です。ただし前の章のとおり、写真の合間に片手間で回すのではなく、動画は動画として時間を取って撮ります。

ひとつだけ注意があります。縦型の映像は、披露宴のスクリーンに映すと左右が大きく余ります。上映の予定があるなら、横位置の素材もあわせて残しておくと後で困りません。

前撮りの動画を撮らない方がいいケース

次のどれかに当てはまるなら、動画はいったん見送って、そのぶんを衣装や写真のデータに回した方が満足度が上がることがあります。撮影の前に一度確認してみてください。

  • 撮影時間を延ばす予定がなく、ロケーションが1か所しかない
  • 動きよりも、表情や衣装のディテールをしっかり残したい
  • 予算に上限があり、衣装のグレードや写真のデータ枚数を優先したい
  • 撮った映像を、いつ誰と見るのかが思い浮かばない
  • 撮影場所が海沿いや駅前で、風や環境音が大きい
  • 結婚式で上映する予定があるのに、式まで日がない

撮影時間を伸ばさないまま映像を足すと、映像のためのカットを撮る時間は写真を撮る時間から引かれます。動画は動画で別に撮るぶん、写真に使える時間は目に見えて減ります。ロケーションが1か所で時間も動かせないなら、写真に集中した方が、結果として残る枚数も表情の幅も増えます。撮影時間を足せるなら話は別なので、そこは見積もりの段階で相談する価値があります。

音の問題も見落とされがちです。海沿いは風の音、駅前や商店街は人の声と車の音が入ります。BGMをかぶせる前提なら気になりませんが、当日の声をそのまま残したい場合は、場所選びから考える必要があります。

式まで日がない場合も注意が必要です。編集には素材が揃ってからひと月ほどの時間がかかります。特急仕上げのご用意はありますが、そのぶん費用は増えます。日程が厳しいと分かっている段階なら、動画は式後の記念に切り替えるという選び方もあります。

そして、いちばん大事なのが4つ目です。「いつ誰と見るか」が浮かばない映像は、撮っても再生されないまま残ります。ご両親に送る、記念日にふたりで見る、結婚式で流す。どれかひとつでも具体的に浮かぶなら、撮る価値があります。

ドローンで空撮するときに知っておきたいこと

ドローンは、どこでも自由に飛ばせるわけではありません。航空法によって飛行できる空域と方法が定められていて、撮影場所によって可否が変わります。海の上を大きく引いた画、木立の上から見下ろす画は魅力的ですが、まず飛ばせる場所かどうかが先に来ます。

日本では、機体の重量が100g以上のドローンは無人航空機として扱われ、飛行させる前に機体の登録が必要です。そのうえで、次のような空域・方法での飛行は、国土交通大臣の許可または承認を受ける必要があります。

  • 空港などの周辺の空域、地表または水面から150m以上の高さの空域
  • 人口集中地区(DID)の上空
  • 夜間の飛行、目視の範囲を超える飛行
  • 人や建物、車などから30m未満の距離での飛行
  • 祭りやイベントなど、人が集まる催しの上空での飛行

この枠組みを前撮りに当てはめると、海岸や高原のように人と建物が少ない場所は空撮と相性がよく、市街地の駅前や人の多い観光地はハードルが上がる、という現実的な線引きになります。加えて、公園や施設ごとに独自のルールが定められていることもあります。

そのため、個別の場所について「ここは飛ばせます」と先に言い切ることはできません。フォトジェリッシュでも、撮影場所によって対応が変わりますので、気になっているロケーションがあればご相談ください。私たちが撮影で使っている場所はロケーション一覧にまとめています。

ドローンを飛ばせない場所を選ばれた場合でも、地上での動画撮影はご相談いただけます。動画プランのページで公開している作例3本のうち2本は、どちらもドローンを使わずに撮って編集した映像です。空から撮れないことが、映像そのものをあきらめる理由にはなりません。

なお、空撮の素材だけが手に入ればいいという場合は、写真プランのオプションにある「ドローン撮影(動画10分程度)22,000円」という足し方もあります。こちらは編集を含まず、素材のままのお渡しです。1本のムービーに仕上げたい場合は編集の費用が別に必要になります。

結婚式を挙げないおふたりにとっての、動画の使い道

上映する場がなくても、前撮りの動画には使い道があります。前撮りの動画についての情報は、そのほとんどが「披露宴で流す」ことを前提に書かれています。けれど、式を挙げずに前撮りだけをするおふたりにとって、その日の映像は上映のための素材ではなく、その日そのものの記録です。

夕景の光の中で向かい合う洋装姿の新郎新婦のシルエット写真
式で上映する予定がなくても、ご家族に見てもらう、記念日に見返すという使い道があります。
  • 当日来られなかった家族や、遠方の親族に送る
  • 入籍や結婚のご報告として、親しい人に共有する
  • 記念日に、写真といっしょに見返す
  • ご両親へのプレゼントとして、写真とセットでお渡しする

この場合に合うのは、上映を前提にしないロケムービーです。撮影に編集を1本足す組み方がいちばん軽く、ご両親にお渡しするならディスクへの焼き付けを選ばれる方もいます。

式をしないと決めたおふたりほど、「その日」が一日しかありません。写真は残りますが、当日の空気は写真だけだと少しずつ思い出しにくくなります。10分の空撮でも、10秒の縦型でも、動いている記録がひとつあると、写真を見たときの記憶の戻り方が変わります。

動画を残すと決めたら、この順番で確認する

動画を足すと決めたら、確認する順番があります。この順で進めると、あとから金額や日程が動きにくくなります。

横浜の馬車道ストリートで青空の下、歴史的建物を背景に立つ洋装姿の新郎新婦
撮影する場所によって、動画やドローンの可否・条件は変わります。
  1. 残したいのが「当日カメラを回して撮る映像」か「撮り終えた写真をつないだもの」かを決める
  2. 編集まで頼むのか、素材のデータだけでいいのかを決める
  3. 撮りたいロケーションで、映像の撮影や三脚の使用、ドローンの飛行ができるかを確認する
  4. 使いたい楽曲があるなら、権利の手続きを先に動かす
  5. 上映の予定があるなら、納期から逆算して撮影日を決める

1と2が決まっていないと、各社の見積もりが同じ土俵に乗りません。動画撮影を選ぶ場合は、撮影時間が写真だけのときより30分から1時間ほど伸びる前提で、その日のご予定を組んでください。3から5は場所と日程の話なので、決まりしだい早めに動かすほど選択肢が残ります。

ここから先の、料金の組み合わせ・お申し込みから納品までの流れ・楽曲の手続きといった実務は、動画撮影・編集のプランページにまとめています。前撮りそのものの進め方や費用の考え方は、フォトウェディングのガイド記事一覧もあわせてご覧ください。

前撮りの動画についてよくある質問

前撮りで写真と一緒に動画も撮れますか?

はい、撮れます。ただし写真と動画を一緒に撮ると、撮影時間は写真だけの1時間ほどから1.5〜2時間ほどに伸びますので、当日のご予定にはこの時間を見込んでください。フォトジェリッシュの動画撮影は、写真担当のカメラマンが兼務する形と、動画専用のカメラマンが入る形の2種類があり、当日の進み方が変わります。

動画を追加すると、前撮りの撮影時間は長くなりますか?

はい、長くなります。フォトジェリッシュの場合、写真だけなら1時間ほどの撮影が、写真と動画の両方だと1.5〜2時間ほどになります。動画は写真のついでに撮れるものではなく、歩く・振り返るといった動きの指示を写真とは別に出しながら、動画として時間を取って撮るためです。撮影時間を伸ばさないまま両方を欲張ると、写真の枚数や表情の幅に影響することがあります。

前撮りの動画の費用相場はいくらですか?

ウェディングムービーのプラン料金を公開している制作会社2社を2026年7月時点で確認したところ、63,800円から217,800円の範囲でした。差が出る主な理由は、動画専任の撮影者が別に付くかどうか、映像の尺と編集の工数、使う楽曲、そして納期の4つです。金額に何が含まれるかは会社ごとに異なるため、支払う総額で比べてください。

前撮りの動画とフォトムービーは何が違いますか?

動画は撮影当日にカメラを回して映像として記録するもの、フォトムービーは撮り終えた写真を並べて映像に仕上げたものです。フォトムービーは当日に追加の撮影をしないため、撮影の段階で決めることはありません。動画撮影は当日の進め方と所要時間が変わるので、お申し込みの時点で決めておく必要があります。

前撮りの動画を撮らない方がいいのはどんなときですか?

撮影時間を延ばす予定がなくロケーションが1か所しかないとき、動きより表情や衣装のディテールを優先したいとき、そして撮った映像をいつ誰と見るのかが思い浮かばないときです。撮影場所が海沿いや駅前で風や環境音が大きい場合や、結婚式での上映を予定しているのに式まで日がない場合も、いったん見送る判断があります。動画のぶんを衣装や写真のデータに回した方が満足度が上がることがあります。

前撮りでドローンはどこでも飛ばせますか?

いいえ。航空法により、人口集中地区の上空、夜間の飛行、目視の範囲を超える飛行、人や建物から30m未満の距離での飛行などは、国土交通大臣の許可または承認が必要です。重量100g以上の機体は事前の登録も必要です。加えて公園や施設ごとの独自ルールもあるため、飛ばせるかどうかは撮影する場所により異なります。ご検討中の場所があればお知らせください。

結婚式を挙げない場合でも、前撮りの動画を残す意味はありますか?

あります。当日来られなかった家族や遠方の親族に送る、入籍のご報告として共有する、記念日に写真といっしょに見返すなど、上映以外の使い道があります。式を挙げない場合その日は一日しかないため、動いている記録がひとつあると、当日の空気を思い出しやすくなります。この使い方には、上映を前提にしないロケムービーの仕上げ方が合います。

まずはご相談ください

動画を足すかどうかは、「撮ったあと、いつ誰と見るか」がひとつでも浮かぶかどうかで決めていただくのがいちばん確実です。浮かばないうちは、無理に決めなくて大丈夫です。私たちも、その場で決めていただくことを前提にはしていません。

撮影だけにするか編集まで頼むか、ドローンを入れるか、どのロケーションなら飛ばせるか、当日はどれくらいの時間が必要になるか。何も決まっていない状態のままで構いませんので、横浜店に相談するから、まずはお気軽にご相談ください。金沢での撮影をお考えの場合は、金沢店に相談するからどうぞ。

目次