愛犬も、大切な家族。だから結婚式の日も、いちばん近くにいてほしい。そう考えるおふたりは、きっと少なくないはずです。今回ご紹介するのは、横浜・山手の丘に建つ山手ヘレン記念教会で、愛犬のビーグル・ジンくんと一緒にバージンロードを歩いた、ご家族だけのあたたかな挙式の撮影レポートです。
ジンくんは、長い時間を一緒に過ごしてきたシニアの男の子。「ペットと一緒に式を挙げたいけれど、うちの子はもう若くないし」と迷っているうちに、時間だけが過ぎていく——ペットと結婚式を考える方の悩みは、実はここにあるのかもしれません。
2026年3月14日。リードで描いたハート、大切なご家族のお写真とともに交わした誓い、石畳をとことこ歩くジンくん。この日の一枚一枚が、のちにご家族にとってかけがえのない宝物になりました。愛犬と挙式やフォトウェディングをしたい方、シニアのペットとの時間を形に残したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
山手ヘレン記念教会は、横浜・山手の丘に建つ独立型の教会です。バラをこよなく愛した「ヘレン夫人」を記念して1987年に献堂され、いまも日曜礼拝が行われています。
元町・中華街からほど近い、異国情緒あふれる山手エリア。周辺には石畳や洋館の並ぶ街並みが広がり、挙式のあとにそのままロケーションフォトを楽しめるのも魅力です。なお、ペットの参列可否や条件は挙式のスタイル・時期によって異なるため、事前のご相談をおすすめします。
山手ヘレン記念教会 愛犬と一緒の家族挙式 撮影概要

3月の横浜・山手。この日の主役は、新郎新婦のおふたりと、愛犬のジンくんでした。ご家族に見守られながら、ジンくんも一緒にバージンロードを歩く——山手ヘレン記念教会での家族挙式と撮影の一日を、写真とともにご紹介します。
愛犬ジンくんと歩いたバージンロード——挙式レポート
扉が開き、バージンロードを進むおふたりの足元には、ジンくんの姿がありました。ローアングルから見上げると、ジンくんがまっすぐ前を向いて歩いているのが分かります。式の間、会場のまなざしは自然とジンくんに集まって、チャペルにはずっとやわらかな空気が流れていました。
リードで描いたハート、家族の真ん中に

祭壇の前では、ジンくんのリードをハートのかたちに置いた一枚を。ハートの真ん中におすわりしたジンくんは、この日いちばんの人気者です。小物を使った演出は、ペットと一緒の挙式ならではのお楽しみ。いつも使っているリードが、写真の中で特別な意味を持ちはじめます。
ペットと一緒の撮影では、こうした「その子らしさ」が写る小物やポーズを、当日の様子を見ながらご提案しています。無理にポーズを作らせるのではなく、その子のペースに合わせて撮ることを大切にしています。
大切なご家族のお写真とともに交わした誓い

この日の誓いの場面には、大切なご家族のお写真も一緒にありました。その場にいられなかった家族と、同じ時間を分かち合う。写真を手にしたご家族の手元からは、静かで深い想いが伝わってきます。
「一緒に参列してほしかった人がいる」。そんなおふたりには、お写真とともに式に臨むという選択肢があります。形式にとらわれず、おふたりとご家族にとっていちばん自然なかたちを、私たちも一緒に考えます。
祭壇へ——ご家族に見守られて

祭壇へ向かうおふたりの後ろ姿は、挙式当日撮影の定番でありながら、いちばん胸に残るカットのひとつです。ヴェールの透け感、ドレスのライン、そしてその先に待つ誓いの時間。後ろ姿だからこそ、見る人それぞれの想いを重ねられる写真になります。
誓いの指輪交換

結婚指輪の交換は、手元にぐっと寄って。指先のわずかな震えや、そっと支える手のしぐさまで、写真は覚えていてくれます。挙式当日撮影では、こうした「引き」と「寄り」を織り交ぜながら、一日の物語を組み立てていきます。
指輪・ブーケ・螺旋階段——教会に残したディテールフォト
ブーケと結婚指輪

ブーケと指輪をあわせたディテールカットは、アルバムのページとページをつなぐ大切な一枚です。人物の写真ばかりが続くよりも、小物のカットが挟まることで、見返したときの余韻がぐっと深くなります。
螺旋階段に流れるドレスのトレーン

螺旋階段に沿ってドレスのトレーンを流した一枚は、教会建築ならではのフォトスポットを活かしたカットです。曲線を描く階段と、まっすぐに落ちるドレスの裾。建物の造形とウェディングドレスが響き合う、彫刻のような写真になりました。
青空にのびる鐘楼と十字架

チャペルの外に出ると、青空に鐘楼と十字架がすっとのびていました。山手の丘に建つ独立型の教会らしい、絵になる外観です。挙式の記憶は、式の中身だけでなく「あの日あの場所の空」まで含めて残しておきたいもの。外観カットは、そのための一枚です。
山手の石畳で、ジンくんとロケーションフォト
石畳をとことこ、おさんぽフォト

挙式のあとは、教会周辺の石畳でロケーションフォトへ。山手の異国情緒ある街並みは、ウェディングフォトの背景としてはもちろん、犬のおさんぽフォトの舞台としても絵になります。いつものおさんぽと同じ歩幅でとことこ歩くジンくん。かしこまらない日常のしぐさこそ、あとから見返して愛おしくなる瞬間です。
カメラ目線の、とっておきの一枚

ふと足を止めて、カメラをまっすぐ見上げてくれたジンくん。狙って撮れるものではない、その日その時だけの表情です。ペットのポートレートは、家族写真と同じくらい大切に。ジンくんが主役の一枚も、しっかり残しました。
最後は、新郎の腕の中で

挙式の退場は、新郎の腕に抱かれて。ドレスとタキシードのおふたりの真ん中に、ジンくん。歩いても、抱かれても、この日のジンくんはずっと家族の真ん中にいました。シニアの子との撮影では、歩くカットと抱っこのカットを織り交ぜながら、その子の体調とペースに合わせて進めていきます。
愛犬と一緒の家族挙式 一日の流れ
お支度・ジンくんと合流
ウェディングドレス・タキシードにお支度を整え、ご家族とジンくんと合流。挙式前のリラックスした時間も、さりげなく写真に残します。
山手ヘレン記念教会で家族挙式
ご家族と愛犬に見守られて挙式。バージンロード、誓い、指輪の交換。ジンくんの参列シーンも大切に撮影します。
チャペル内でディテール・ドレスフォト
挙式後のチャペルで、指輪やブーケのディテール、螺旋階段でのドレスフォトなど、教会建築を活かしたカットを撮影します。
山手の街でロケーションフォト
教会周辺の石畳で、愛犬と一緒のロケーションフォト。おさんぽカットやポートレートなど、その子らしい瞬間を残します。
写真セレクト・アルバムのお届け
撮影後、写真をセレクトしてデータやアルバムに。この日の一枚一枚が、ご家族の手元に届きます。
Couple’s Voice
実はこのレポートには、続きのお話があります。式から約1ヶ月半後の4月30日、ジンくんは虹の橋を渡りました。アルバムをお届けした5月、奥様からそのご報告とともに、メッセージをいただきました。
ジンくんが大分メインの写真で、よく分かってらっしゃるなと思いました。
こうしてジンくんが生きていた証拠を残してくれて、心が救われます。
悲しい別れが続いた時期だったそうです。それでも6月4日、ご夫妻のもとに待望の男の子が誕生しました。バージンロードを歩いたジンくんの写真は、生まれてきた男の子がいつか大きくなったとき、「きみが来る前、うちにはこんなお兄ちゃんがいたんだよ」と伝えてくれるはずです。
なお、このレポートは「ジンくんのレポートを書かせてほしい」という私たちのお願いに、ご夫妻から「夫も是非、私からも是非」とご快諾をいただいて掲載しています。
フォトグラファーコメント
カメラマンDAI撮影を担当したDAIです。お二人とは、初回のご相談からずっとご一緒させていただきました。撮影の日、いちばん印象に残っているのは、新郎さまがジンくんをとても可愛がっていらっしゃったことでした。ふとした瞬間の抱き上げ方、目線の下げ方に、積み重ねてきた時間がにじんでいて、私自身も犬が大好きなので、ファインダー越しに何度もぐっときながらシャッターを切りました。
だからこの日は、迷わずジンくんをたくさん撮りました。バージンロードを歩く姿も、ハートのリードの真ん中でおすわりする姿も、石畳のおさんぽも。のちに奥様からのご報告を受けて、あの日ジンくんと一緒に式を挙げられて、写真を残せて、本当によかったと心から思っています。
シニアのペットと一緒の撮影を迷っている方へ。「いつか」と思っているなら、その「いつか」は早いほうがいいかもしれません。その子のペースに合わせて、私たちが一緒に考えますので、どうぞ気負わずご相談ください。
この撮影が叶うプラン
今回のような教会での家族挙式+挙式当日撮影は、フォトジェリッシュ横浜店のチャペルプランでご相談いただけます。挙式そのものの手配やペット参列の可否・条件は会場ごとに異なるため、おふたりのご希望をうかがいながら、会場との確認・調整を含めてご提案します。
ご家族だけの挙式と会食を組み合わせた一日は、二宮の海を望むフォト挙式+会食レポートでもご紹介しています。家族挙式の雰囲気を知りたい方は、あわせてご覧ください。
愛犬との挙式・フォトウェディングを相談する
ペットと一緒の挙式やフォトウェディングは、会場選びや当日の進行に少しだけ準備が必要です。参列できる範囲、待機場所、移動の方法。確認することはいくつかありますが、そのぶん、当日はいつもの家族のままで過ごせます。会場との調整は私たちがお手伝いしますので、おふたりはその子との時間に集中してください。
そして、シニアの子と暮らしている方へ。今回のご家族の一日が教えてくれたのは、「間に合ってよかった」という、それに尽きます。横浜・山手エリアでの愛犬と一緒の挙式・フォトウェディングは、フォトジェリッシュ横浜店へお気軽にご相談ください。
愛犬と挙式・撮影のよくある質問
愛犬と一緒に挙式やフォトウェディングはできますか?
会場やスタイルによって可否・条件が異なりますが、今回のレポートのように愛犬が参列した実例があります。ご希望の会場やイメージをうかがい、可否の確認から調整まで私たちがお手伝いしますので、まずは事前にご相談ください。
教会での挙式に犬は参列できますか?
教会・会場ごとに方針や条件が異なります。バージンロードを一緒に歩けるか、どこで待機するかなど、参列のかたちも会場との事前確認が必要です。今回は山手ヘレン記念教会での挙式に愛犬が参列しましたが、時期や条件により異なる場合があるため、必ず事前にご確認ください。
亡くなった家族の写真と一緒に挙式・撮影はできますか?
はい、ご希望に応じて可能です。今回の挙式でも、大切なご家族のお写真とともに誓いの場面を迎えられました。その場にいられない家族と一緒に節目を残したいというご希望は、遠慮なくお聞かせください。
家族のみの少人数挙式はできますか?
はい、できます。今回のようにご家族だけで挙式と撮影を行うスタイルのほか、挙式のあとにレストランでの会食を組み合わせる一日も人気です。人数や過ごし方に合わせてご提案します。
撮影した写真のデータはもらえますか?
はい、撮影した写真はセレクト・仕上げのうえデータでお渡しします。納品の点数や形式はプランによって異なるため、詳しくは各プランページをご確認いただくか、ご相談時にお尋ねください。
アルバムは作れますか?
はい、アルバムの制作に対応しています。今回のご家族にも、挙式とロケーションフォトの写真をまとめたアルバムをお届けしました。ページ構成や仕様のご希望があれば、セレクトの際にご相談いただけます。
