十二月八日、冬晴れの六所神社で、5歳の男の子の七五三を撮影しました。白い羽織に紺の袴。境内にはまだ黄葉が残っていて、低い冬の日ざしが敷石をまっすぐに照らしていました。七五三の”本番”を少し外して撮る、という選び方の話を、この日の写真とともにお届けします。
十二月八日、冬晴れの六所神社で
2024年12月8日、相模國総社・六所神社(神奈川県大磯町)。よく晴れて、日ざしが強い日でした。ただし十二月の太陽はずいぶん低いところにあって、真上からではなく、横から射してきます。参道の敷石にのびる影が長い。頭上にはまだ黄葉が残っていて、風が吹くたびに光がちらちらと動きました。主役は5歳の男の子、ひとりです。

- 撮影日
- 2024年12月8日(冬晴れ・黄葉が残る)
- 撮影場所
- 六所神社(神奈川県中郡大磯町)
- 主役
- 5歳の男の子
- 衣装
- 白〜薄グレー地に松・鶴・扇面の羽織/紺地に青海波の袴
十二月の境内は、ひろびろとしていた
七五三の山を越えた十二月の境内は、まっすぐ歩けます。順番を待つ列もなければ、フレームの端に人が入ってくることもない。だから参道のまんなかに立ってもらって、思いきり引いて撮ることができました。おまけに黄葉がまだ残っていて、背景の色は思っていたよりずっと明るい。空いた境内は、それだけで撮影の自由度が変わります。
光の使い分けも、この季節ならではでした。低い日ざしを正面から受ければ、羽織の白がぱりっと立ち上がる。逆に背中から受ければ、髪のふちが光ります。同じ晴天でも、向きを変えるだけで写真の温度がまるごと入れ替わる——十二月の光は、そういう遊びがしやすいのです。
横にスワイプして見る


強い冬光をやわらげる、紫の和傘
低い冬の日ざしは強く、正面から受けると子どもはつい目を細めます。そこで小物の出番。この日は三つ用意しました。ひとつめが、紫の和傘です。差せば顔にやわらかな影が落ちて、強い光のなかでも表情がゆるむ。手渡したとたん背筋がすっと伸びて、差してよし、見上げてよし、柵の向こうからのぞかせてもよし。低い光をあやつる道具として、この日はいちばん働いた一本でした。



ふたつめの白木の扇、みっつめの刀
ふたつめは白木の扇。朱塗りの手すりにことりと置いて、その上に両腕を乗せてもらいました。背景は逆光の緑で、輪郭がふわりと光ります。扇を握り直したとたん、口もとがゆるんで笑顔になりました。
みっつめは、刀の形をした小物です(黄色い柄に鞘つき。おもちゃとみられますが、素材や出自までは確かめていません)。これを両手で構えたら、顔つきがはっきり変わりました。5歳の男の子にとって、刀はやはり特別なものらしい。同じ衣装、同じ光、同じ場所でも、手に持つものひとつでこれだけ写真が動きます。小物選びは、5歳の撮影でいちばん効く仕掛けかもしれません。



七五三の衣装レンタル・着付けについて(5歳の羽織袴)
この日の装いは、白から薄いグレーへぼかした地に松・鶴・扇面をあしらった羽織と、紺地に金の青海波を織り出した袴。襟元は黒を重ね、白い羽織紐と胸元の房飾りを合わせました。5歳の羽織袴は、背中と袖に大きな柄がのるぶん、引きで撮ったときの見え方が変わります。フォトジェリッシュでは3歳の被布・5歳の羽織袴・7歳の四つ身まで衣装レンタルをご用意しており、着付け・ヘアセット・撮影データまで込みでご案内しています。衣装は事前にお選びいただけます。
十二月の撮影は、寒さの心配ばかりされます。でもこの日のように晴れれば、光は低くて長くて、被写体をやさしく回り込んでくれる。混み合う季節を外すと、境内をひろく使えて、待たされないぶん子どもの機嫌も長持ちします。急がなくていい、というのが十二月のいちばんのごちそうでした。
この撮影が叶うプラン
衣装・着付け・ヘアセット・撮影データ、そして神社への届出まで、まとめてお引き受けします。六所神社での七五三は専用のご案内をご用意していますので、内容と時期については下のページからご確認ください。
- 衣装レンタル
- 着付け
- ヘアセット
- 撮影データ
- 神社への届出
- おでかけ撮影
撮影場所:六所神社について
六所神社は相模國の総社として知られる、神奈川県大磯町のお社です。参道の敷石はまっすぐで幅があり、朱塗りの柵や手すりが写真のアクセントになります。お支度から撮影、ご祈祷までは境内で続けてお受けいただけます(会食は境内の外になります)。十二月は木々の色がまだ残り、人出も落ち着く時期でした。
- 所在地
- 神奈川県中郡大磯町国府本郷935
- アクセス
- JR二宮駅よりバス約10分「国府新宿」下車 徒歩約5分
- 見どころ
- 幅のある敷石の参道、朱塗りの柵と手すり。12月上旬は黄葉が残る
- 撮影
- 届出制(当社が手続きを代行します)
七五三の撮影、お気軽にご相談ください
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七五三の前撮り よくある質問
12月に七五三の撮影をしても大丈夫ですか?
はい。この日は12月8日の撮影で、境内は空いていて広く使えました。木々の色もまだ残っています。混雑を避けたい方、ゆっくり撮りたい方にはおすすめの時期です。
冬の撮影は寒くないですか?
屋外にいる時間はまとめて短くなるよう組み立てます。晴れた日は日なたを選んで進め、上着の脱ぎ着や休憩をはさみながら撮影します。当日の気温に合わせて進行を調整しますので、ご相談ください。
和傘や扇などの小物は借りられますか?
撮影用の小物をご用意しています。この日は紫の和傘・白木の扇・刀の形をした小物を使いました。手に持つものが変わると表情も変わるので、お子さまが乗ってくれるものを当日えらんでいきます。
5歳の羽織袴はどんな衣装ですか?
着物の上に羽織を重ね、袴を合わせる装いです。今回は白〜薄グレー地に松・鶴・扇面をあしらった羽織に、紺地の青海波の袴を合わせました。背中と袖の柄が大きいので、引きの写真で映えます。
六所神社で出張撮影はできますか?
撮影可否は神社ごとに異なります。六所神社は届出制で、当社が手続きを承ります。内容やご案内は六所神社の七五三ページをご覧ください。
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