11月下旬の六所神社は、白とピンクの菊の鉢が境内のあちこちに並ぶ季節でした。生成りの羽織に濃紺の袴、5歳の男の子がひとり。朱塗りの太鼓橋、白菊にはさまれた石段、白い石畳の参道——歩いて数十歩の境内に、まったく違う背景がいくつも待っていました。よく晴れて影のくっきりした一日を、写真とともにお届けします。
菊が咲きそろう、11月下旬の境内で
2024年11月24日、神奈川県大磯町の六所神社。相模國の総社として知られるこの神社は、ちょうど菊花展の時期と重なっていて、白とピンクの大きな菊の鉢が石段の脇にも、拝殿の前にも、参道のわきにも置かれていました。菊花展の開催時期や鉢の数はその年ごとで変わり、2024年はこの11月24日にちょうど見ごろが重なりました。狙って用意できるものではない背景が、この日だけそこにあった。5歳の男の子とフォトジェリッシュ横浜の、晴れた午前の撮影です。

- 撮影日
- 2024年11月下旬(境内に菊の鉢)
- 撮影場所
- 六所神社(神奈川県大磯町)
- 主役
- 5歳の男の子
- 衣装
- 生成りの羽織に濃紺の袴(5歳の羽織袴)
朱塗りの太鼓橋の上で
撮影は、境内の朱塗りの太鼓橋からはじまりました。緑を背にした赤い欄干は、それだけで白っぽい羽織がよく映えます。橋の上に立った男の子は、こちらへ片手を挙げて何か話しかけるような顔。かと思えば次の瞬間には、手にしていた細い棒のようなものを欄干にそっと置いて、身をのりだすようにじっと見下ろしていました。撮っているというより、見ていた時間です。
横にスワイプして見る


白菊にはさまれた石段を、大注連縄の拝殿へ
橋から歩いてすぐ、石段の両脇には白い菊の鉢がずらりと並んでいました。その真ん中を、羽織の背中を見せながら一段ずつ上っていきます。段の上で待っていたのは、太い大注連縄の下がる拝殿と、石段わきの狛犬。上りきったところで男の子は、袴の紐のあたりが気になったのか、しばらく自分の足元を見下ろしていました。背景がこれだけ揃っているのに、写っているのはいつもの5歳です。


菊を背に、光と影の参道で
11月下旬のよく晴れた日は、日差しが硬くて影がくっきり出ます。困りものにも思えますが、この日は菊の鉢が助けてくれました。白やピンクの大きな花が背景でまるくボケて、硬い光の中に色がぽつぽつと灯る。撮影小物の飾りの太刀を立てて鞘を見上げた横顔の後ろにも、ピンクの菊玉がひとつ。参道に出て光と影の境目に立ったとき、上を見上げた口元がふっとほころびました。最後は「どう?」と言いたげな、得意げな顔。



七五三の衣装レンタル・着付けについて(5歳の羽織袴)
この日の装いは、生成り(オフホワイト)に細かいラメ調の地模様が入った羽織。着物は白地に藍から水色へぼかした青海波や鹿の子絞り風、雪輪、扇面、梅の柄で、袴は濃紺地に亀甲つなぎと花菱を金と水色で織り出したものでした。胸元には白い房飾りと懐剣、袴の腰には扇。5歳の羽織袴は、羽織を明るい色にすると神社の緑にも朱色にもよく映えます。フォトジェリッシュでは3歳の被布・5歳の羽織袴・7歳の四つ身まで衣装レンタルをご用意し、着付け・ヘアセット・撮影データまでぜんぶ込み。衣装は事前にお選びいただけます。
菊の鉢が並ぶのは、一年のうちほんの短いあいだだけ。この日は「せっかくだから菊を背景に入れましょう」と、立ち位置だけをそっと動かしながら撮りました。硬い日差しの日でしたが、白とピンクの花が影の中でよく効いてくれます。ポーズはほとんどお願いしていません。橋の上で見つけたもの、石段の上で気になった袴の紐、そういう寄り道の時間のほうが、5歳の顔はずっといい表情になります。
この撮影が叶うプラン
衣装・着付け・ヘアセット・撮影データまで、ぜんぶ込みでご案内しています。菊の鉢が並ぶ11月下旬をねらうなら、見ごろの読みにくい時期だけに、早めのご予約が安心です。六所神社での七五三はプラン内容が専用のご案内になりますので、詳しくは六所神社の七五三ページをご覧ください。
- 衣装レンタル
- 着付け
- ヘアセット
- 撮影データ
- 神社への届出
- おでかけ撮影
撮影場所:六所神社について
六所神社は、神奈川県大磯町に鎮まる相模國の総社。境内は広すぎず、朱塗りの太鼓橋・白い石畳の参道・石段・大注連縄の拝殿前と、歩いて数十歩のあいだに背景ががらりと変わります。撮影もご祈祷も同じ敷地の中で完結するので、小さなお子さまでも移動でくたびれにくいのがうれしいところ。11月下旬には菊の鉢が並び、他の季節とはまったく違う一枚になります。
- 所在地
- 神奈川県中郡大磯町国府本郷935
- アクセス
- JR二宮駅よりバス約10分「国府新宿」下車 徒歩約5分
- 見どころ
- 朱塗りの太鼓橋/白い石畳の参道/大注連縄の下がる拝殿/11月下旬は境内に菊の鉢
- 撮影
- 届出制(当社が手続きを代行します)
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七五三の前撮り よくある質問
11月下旬の六所神社は、どんな雰囲気ですか?
この日は白とピンクの菊の鉢が境内のあちこちに並び、菊花展の時期と重なっていました。年によって時期や規模は変わりますが、11月下旬ならではの背景です。花は背景でまるくボケてくれるので、写真に色を足したいときにも助けになります。
六所神社の境内では、どんな背景で撮れますか?
朱塗りの太鼓橋、白い石畳の参道、石段、大注連縄の下がる拝殿前など、雰囲気の違う場所が近い距離に集まっています。この日も歩いて数十歩の範囲で4つの背景を使いました。
移動が多いと、子どもが疲れてしまいませんか?
六所神社は境内がコンパクトで、太鼓橋から石段、参道、拝殿前までがひと続きです。長い距離を歩かずに背景を変えられるので、5歳のお子さまでも最後まで機嫌よく過ごしやすい神社です。
5歳の羽織袴には、どんな小物が付きますか?
胸元の房飾りと懐剣、袴の腰に差す扇が基本のセットです。今回は撮影小物として飾りの太刀もお持ちいただきました(本物の刀ではありません)。小物があると、手持ちぶさたがそのまま楽しい表情に変わります。
六所神社で出張撮影はできますか?
撮影可否は神社ごとに異なります。六所神社は届出制で、当社が手続きを承ります。プランの内容は六所神社専用のご案内になりますので、六所神社の七五三ページをご覧ください。
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