3月29日、本牧神社。七五三のお参りに選んだのは、11月ではなく桜が満開の春の日でした。主役は7歳の女の子、赤地に菊と牡丹の四つ身。境内も参道も桜がいちばんの見頃で、その花の下に三世代がそろいました。学生服のお兄さん、まだ小さい弟さん、ご両親、そして年上のご家族まで。3きょうだいの真ん中が主役という一日を、桜と一緒に迎えた記録です。
桜が満開の、3月末の本牧神社で
2025年3月29日、横浜市中区の本牧神社。境内と参道の桜は、ちょうど満開でした。空は白く曇っていて、光はやわらかく、色はしっとり濃く出る日。少し前まで降っていた雨のしずくが、まだ空気に残っていました。ご家族は、お父さま、お母さま、お兄さん、弟さん、そして年上のご家族も一緒。総勢で、ゆっくり境内を歩きました。フォトジェリッシュ横浜がご一緒した、春の七五三詣です。

- 撮影日
- 2025年3月29日(桜が満開・小雨)
- 撮影場所
- 本牧神社(横浜市中区)
- 主役
- 7歳の女の子
- 衣装
- 赤地に菊・牡丹・桜の四つ身/黒地に金彩の作り帯
七五三は、11月だけのものじゃない
七五三といえば11月。そう思っていると、いちばん混み合う時期に、いちばん急いでお祝いすることになります。このご家族が選んだのは3月末でした。理由はきっと、いくつもあったと思います。ご家族の予定がそろう日。学年がひとつ上がる前の区切り。そして——桜。
参道の桜は、濃いピンクの花をびっしり付けて満開でした。四つ身の赤と、桜のピンク。同じ「赤系」なのに、ぶつからずに響き合うのが不思議です。11月の境内では、この色の組み合わせは出せません。春を選ぶというのは、写真の背景を丸ごと選び直すことでもあるのだと、あらためて思いました。
横にスワイプして見る


春の七五三には、実際的な良さもありました。11月の土日のような混雑がないので、境内を独り占めするような時間が長くとれます。着物の重ね着も、11月より軽やかに着られる陽気。そして何より、家族の全員が「今日は空いている」と言える日を、ゆっくり選べたことです。
雨は、赤い和傘で「絵」になった
撮影の朝、雨は上がりきっていませんでした。石畳は濡れ、レンズの前をときどき細かいしずくが横切ります。こういう日、「残念でしたね」と言ってしまうのは簡単です。でも和傘をひとつ出したら、空気が変わりました。
赤い和傘は、曇り空の下でいちばん映える小物です。白い空を背景にすると輪郭がくっきり出て、傘の内側で反射した赤が、頬にほんのり乗る。持ってみると、姿勢まで少し変わります。傘を回してみたり、柄を握り直してみたり。手にものがあると、7歳はぐっと自由になるようでした。




雨のいいところは、地面が鏡になることです。濡れた石畳は、朱の色も、着物の裾も、うっすら映してくれます。晴れの日には撮れない写真が、雨の日にはある。予報を見てため息をつく前に、一度そう思ってみてください。当日の雨は、キャンセルの理由ではなく、演出のひとつにできます。
3きょうだいの、真ん中が主役の日
この日の主役は、3きょうだいの真ん中でした。学生服のお兄さん、まだ小さい弟さん。ふだんは上と下にはさまれて、なんとなく順番待ちの位置にいる子が、今日だけは真ん中で、いちばん華やかな着物を着ている。写真を撮りながら、そのことの意味を考えていました。
お母さまと向かい合って、両手をつないだカットがあります。着物どうしだと抱っこはできないので、こうして手をつなぐ。7歳はもう大きくて、でもまだ、手をつなぐのが自然な年齢です。この距離感は、たぶん来年にはもう少し変わっている。だから撮っておきました。



ごきょうだいの写真は、七五三の当日にしか撮れないものです。制服の丈も、弟さんの背の高さも、来年には変わってしまう。主役ひとりのカットと同じくらい、いや、それ以上に「あとから効いてくる」のがこの3人並びだと、いつも思っています。
三世代がそろって、お参りへ
この日は、年上のご家族も一緒でした。着物姿の方、スーツの方。社務所の前で、肩をそっと抱いて並ぶ時間があって、そこだけ空気がやわらかくなるのがわかりました。七五三は子どものお祝いですが、集まる理由としては、ずいぶん強い。三世代がそろう日は、思っているより多くありません。
手水舎で手を清めて、朱塗りの玉垣に沿って歩いて、社殿へ。裾を持ち上げて水たまりをよけながら歩く姿を、後ろからついていって撮りました。急がなくていい撮影だと、こういう「移動している時間」がそのまま写真になります。


七五三の衣装レンタル・着付けについて(7歳の四つ身)
7歳の七五三は、3歳の被布から卒業して、大人と同じように帯を締める「四つ身」の装いになります。この日の一枚は、赤地に白・朱・水色の菊、牡丹、桜、松、七宝を大きく置いた絵羽柄。合わせたのは黒地に金彩の作り帯、赤いしごき、白い帯締めです。胸元にはこせこと扇を挿し、足元は黒塗り台の草履。赤と黒のコントラストが、曇り空の下でよく締まりました。
フォトジェリッシュでは、3歳の被布・5歳の羽織袴・7歳の四つ身まで衣装レンタルをご用意しています。着付けとヘアセット、撮影データまでぜんぶ込みなので、当日は手ぶらでお越しいただけます。この日は満開の桜と朱赤を響かせたくて、赤地に菊・牡丹・桜を置いた四つ身を事前にお選びいただきました。衣装は前もって決められるので、桜に合わせて色柄を選ぶ、という決め方もできます。
雨の予報を見たとき、正直「どうしようかな」と思いました。でも桜は満開で、待ってはくれません。結果として、白い曇り空はいちばん肌がきれいに写る光でしたし、濡れた石畳は色を映してくれました。赤い和傘を一本足しただけで、雨は欠点ではなく、この日だけの背景になりました。11月にこだわらずに日を選べたことが、いちばんの正解だったと思います。
この撮影が叶うプラン
衣装・着付け・ヘアセット・撮影・おでかけまで、ぜんぶ込みで追加料金なし。神社への届出手続きもおまかせください。春の平日など、混み合わない時期のご相談も歓迎です。
- 衣装レンタル
- 着付け
- ヘアセット
- 撮影データ
- 神社への届出
- おでかけ撮影
撮影場所:本牧神社について
本牧神社は、横浜市中区本牧和田に鎮座する神社です。住宅街と公園に囲まれた落ち着いた立地で、社殿には大きな注連縄が掛かり、境内には朱塗りの玉垣が続きます。参道や周辺には桜があり、3月下旬から4月にかけて、花と一緒に撮れる時期があります。撮影は届出制で、当社が手続きを承ります。対応神社や撮影可否は、神社一覧ページでご確認いただけます。
- 所在地
- 横浜市中区本牧和田19
- アクセス
- JR根岸線「根岸駅」からバス約10分、「三の谷」バス停下車 徒歩約3分
- 見どころ
- 大きな注連縄の掛かる社殿、朱塗りの玉垣、春の桜
- 撮影
- 届出制(当社が手続きを代行します)
七五三の撮影、お気軽にご相談ください
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七五三の前撮り よくある質問
七五三は11月にお参りしないといけませんか?
いいえ、時期は自由に選んでいただけます。この日のご家族は3月末を選ばれ、満開の桜と一緒にお参りされました。ご家族の予定がそろう日を優先していただくのがいちばんです。
春に、桜と一緒に七五三の撮影はできますか?
できます。この日は3月29日で、境内も参道もちょうど満開でした。桜の見頃はその年の気候で前後しますので、3月下旬〜4月上旬をめやすにご相談いただき、開花状況に合わせて当日の撮影場所を決めるのがおすすめです。
雨が降ったら撮影はどうなりますか?
小雨程度であれば、和傘などの小物を使ってそのまま撮影することが多いです。この日も地面が濡れたままでしたが、赤い和傘と曇り空のやわらかい光が、かえって印象的な写真になりました。荒天の場合は日程変更もご相談いただけます。
ごきょうだいやご家族も一緒に写れますか?
はい。この日も3きょうだい、ご両親、年上のご家族まで含めた集合カットをお撮りしました。人数の追加料金はいただいていません。
7歳の四つ身は衣装レンタルできますか?
はい。7歳の四つ身、帯やしごき、はこせこなどの小物一式までレンタルにお含みしています。着付け・ヘアセット・撮影データもぜんぶ込みで、手ぶらでお越しいただけます。
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