11月のよく晴れた日、横浜市保土ケ谷区の星川杉山神社で、7歳の女の子の七五三を撮影しました。この日の装いは、帯を締めた着物ではなく——生成りの着物に、濃いマゼンタの袴。腰で大きく結んだリボンと、右肩に垂らした太い三つ編みが、後ろ姿までまるごと主役にしてくれました。1歳ごろの妹と手をつないで歩いた、秋のはじまりの一日をお届けします。
11月の光のなか、星川杉山神社で
2024年11月8日、快晴。横浜市保土ケ谷区の丘の上に鎮座する星川杉山神社は、朝からまぶしいくらいの斜光が差し込んでいました。参道の石畳には落ち葉がちらほら。玉砂利を踏む音と、遠くの車の音だけがする、静かな平日の境内です。
横浜市内には「杉山神社」と名のつく神社がいくつもありますが、この日うかがったのは相鉄線・星川駅から坂をのぼった先にある星川杉山神社。朱い鳥居と石鳥居、そして七五三詣の大きな看板が出迎えてくれる、この季節ならではの境内でした。

- 撮影日
- 2024年11月8日(快晴)
- 撮影場所
- 星川杉山神社(横浜市保土ケ谷区)
- 主役
- 7歳の女の子(妹さんも一緒に)
- 衣装
- 生成りの着物+濃いマゼンタの袴
7歳は帯だけじゃない。袴すがたという選び方
この日いちばんお伝えしたいのは、衣装の話です。7歳の女の子の七五三というと、帯を締めた着物すがたを思い浮かべる方が多いかもしれません。けれどこの日の主役が選んだのは、着物に袴を合わせるスタイルでした。
上は生成り地に、淡い藤色の牡丹、ピンクの桜と芍薬。袖の裏からはサーモンピンクがのぞきます。下は濃いマゼンタから臙脂へと落ちていくグラデーションの袴で、よく見ると麻の葉と市松の地紋が縦に走っている。派手すぎず、でも遠目にもぱっと目を引く、ちょうどいい強さの色でした。
そして袴すがたの見どころは、なんといっても腰の大きなリボン結び。この日は正面にリボンがくるように結んでいただき、歩くたび、しゃがむたび、リボンの端がふわりと揺れました。髪はトップをふんわり立ち上げて、太い三つ編みを一本、右肩の前に長く垂らすスタイル。薄紫の実と小花、金の櫛、白い水引風の大ぶりな飾りが、うつむいた瞬間にいちばんきれいに見えるようにつけられていました。
つまり、この装いは前も後ろも見どころがあるのです。撮影中、思わず「うしろも撮らせてね」と何度もお願いしてしまいました。
横にスワイプして見る


袴は、裾が足首まですとんと落ちるぶん、歩くときの姿勢がきれいに出ます。この日も、参道をすたすた歩きながら袖を大きく翻してくれて——本人はただ楽しかっただけなのですが、写真としてはこれ以上ない動きになりました。
朱い鳥居の下で、千歳飴をもらって
境内の朱い鳥居の前は、この日いちばん撮った場所でした。背景の白い提灯と朱色が、生成りの着物をきれいに引き立ててくれます。「はい、こっち向いて」と声をかけると、すかさずピースサイン。手には水色の巾着を提げて、ちょっと得意げな顔をしていました。
ご祈祷のあと、「千歳飴」と大きく書かれた赤い細長い箱を受け取ると、こんどはそれを両手で高く掲げてくれました。7歳ともなると、こういう「見せ方」を自分で思いつくのがすごい。カメラの前で、ちゃんと自分の見せ場をつくってくれるのです。
社殿の前には「祝 七五三詣 星川杉山神社」と書かれた大きな装飾看板。手毬や菊があしらわれた、写真映えする一枚板です。看板の奥のベンチに千歳飴を抱えて腰かけた瞬間、こらえきれずに大きな声で笑い出しました。緊張がほどけた、いい顔でした。




石鳥居と赤い和傘、絵馬をのぞきに
参道の石鳥居の前では、赤い和傘を出しました。桜の花びらが散らされた朱色の傘は、生成りの着物と濃いマゼンタの袴のあいだをつなぐ色。手渡した瞬間、くるりと回して自分の顔を隠したり、のぞかせたり。小道具がひとつあるだけで、表情はぐんと自由になります。
いちばん良かったのは、傘を両手で頭の上に持ち上げたとき。重かったのか、うれしかったのか、口を大きく開けて笑い声をあげてくれました。7歳は、まだこういう笑い方をしてくれる年齢です。
そのあとは絵馬掛けへ。赤い紐で吊るされた絵馬がずらりと並ぶ様子が珍しかったのか、しばらくじっと見つめて、そっと手を伸ばしていました。誰かが書いた願いごとを、ひとつずつ目で追っている。声をかけずに、そのまま撮らせてもらった時間でした。



妹といっしょに、参道を
この日は、1歳ごろの妹さんもいっしょでした。生成りの長袖ワンピースに、白い花冠、白い靴。姉が和装、妹が洋装という組み合わせが、かえって二人の色をきれいにそろえてくれました。
参道を並んで歩くとき、姉は自然と手を差し出します。妹の歩幅に合わせて、ゆっくり、ゆっくり。逆光でまぶしい石鳥居のほうへ、二人で進んでいきました。手をつないだ瞬間、姉の顔がふっとやわらかくなるのが、ファインダー越しにもわかります。
途中で妹が石畳にぺたんと座り込んでしまい、姉が腰をかがめてのぞき込む場面がありました。「どうしたの」と言っているのか、ただ心配しているのか。妹はきょとんとカメラのほうを見上げていて——この日いちばん好きな一枚になりました。



七五三の衣装レンタル・着付けについて(7歳の袴スタイル)
7歳の女の子の装いには、いくつかの選び方があります。帯を締めた着物すがたもあれば、この日のように着物に袴を合わせるスタイルもある。どちらが正しいということはなく、お子さまの好みや、当日の動きやすさ、写真に残したい雰囲気で選んでいただいて大丈夫です。
袴スタイルは、腰まわりがすっきりして裾が長く落ちるぶん、背が高く見えるのが特徴です。歩く・しゃがむといった動作がしやすく、写真の表情もゆるみやすい。そして何より、腰のリボン結びという「後ろ姿の見せ場」が生まれます。実際この日も、うしろから撮ったカットが何枚も気に入ってもらえました。
フォトジェリッシュでは、七五三の衣装レンタル・着付け・ヘアセットまでご用意しています。ヘアは衣装に合わせてご相談のうえ決めていきますので、「三つ編みを前に垂らしたい」「髪飾りは大きめがいい」といったご希望もお気軽にお伝えください。衣装は事前にお選びいただけます。
11月上旬の強い斜光は、背景が明るく飛びやすいぶん、着物の白がふわりと浮きます。この日はあえてその明るさを残して、境内全体が光っているように撮りました。袴のリボンと三つ編みという後ろ姿の見どころがあったので、正面だけでなく、うしろ・斜めうしろからも意識的に。妹さんとのやりとりは、こちらから何もお願いせず、そのまま追いかけただけです。
この撮影が叶うプラン
衣装・着付け・ヘアセット・撮影・おでかけまで、ぜんぶ込みで追加料金なし。神社への届出手続きもおまかせください。ごきょうだいが一緒に写るカットも、追加料金はいただきません。
- 衣装レンタル
- 着付け
- ヘアセット
- 撮影データ
- 神社への届出
- おでかけ撮影
撮影場所:星川杉山神社について
星川杉山神社は、横浜市保土ケ谷区の丘の上に鎮座する神社です。相鉄線・星川駅から坂道をのぼった先にあり、住宅街のなかとは思えないほど静かな境内が広がっています。朱い鳥居と石鳥居、絵馬掛け、七五三の時期に出る大きな装飾看板と、撮影のきっかけになるものがコンパクトにそろっているのが特徴です。
横浜市内には「杉山神社」と名のつく神社が複数あるため、お問い合わせやカーナビの設定の際は「星川杉山神社」と正式名でご確認ください。当社では撮影実績がありますので基本的に撮影は可能ですが、はじめてのご依頼のときは念のため許可の要否を神社へ確認したうえで進めます。対応神社は一覧ページからご確認いただけます。
- 所在地
- 横浜市保土ケ谷区星川1-19-1
- アクセス
- 相鉄線「星川駅」から徒歩約10〜15分(丘の上のため坂道があります)
- 見どころ
- 朱い鳥居/石鳥居と参道の石畳/絵馬掛け/七五三シーズンの装飾看板
- 撮影
- 実績あり。はじめてのご依頼時は許可の要否を確認のうえ進めます
七五三の撮影、お気軽にご相談ください
お電話でのご相談は、LINEの通話機能から承ります
七五三の前撮り よくある質問
7歳の女の子は、袴すがたでも大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。この日の主役も、着物に袴を合わせたスタイルで七五三詣にのぞまれました。7歳の装いに「これでなければいけない」という決まりはありませんので、お子さまの好みや動きやすさで選んでいただけます。
袴スタイルは、写真ではどんなところが見どころになりますか?
腰で結ぶ大きなリボンが、うしろ姿の見せ場になります。この日は正面にリボンがくるように結んでいただき、三つ編みを右肩に垂らしたヘアと合わせて、前からも後ろからも撮らせていただきました。裾が長く落ちるので、歩く姿もきれいに写ります。
小さなきょうだいも一緒に写れますか?
はい。この日も1歳ごろの妹さんがご一緒でした。追加料金はいただきません。小さなお子さまは長時間じっとしているのが難しいので、無理にポーズをお願いせず、二人のやりとりをそのまま追いかけて撮っています。
星川杉山神社で出張撮影はできますか?
撮影実績がありますので、基本的に撮影は可能です。はじめてのご依頼のときは、念のため許可の要否を神社へ確認したうえで進めます。横浜市内には同名の神社が複数あるため、ご相談の際は「星川杉山神社」と正式名でお伝えいただけると確実です。
衣装や着付け、ヘアセットは料金に含まれますか?
フォトジェリッシュは衣装レンタル・着付け・ヘアセット・撮影データまでぜんぶ込みです。7歳の女の子は税込110,000円で、追加料金はいただきません。手ぶらでお越しいただけます。
あわせて読みたい七五三ガイド


