【深い闇を持つ業界を明るく健やかに】

先日、東京は表参道にあるアニヴェルセルという結婚式専門会場で

カメラマンがご祝儀を盗むという事件が起こりました。

 

 

アニベルセルという『洋服の青木系列』の会場は、

契約企業が派遣したフォトグラファー以外の業者が立ち入ることを極端に嫌います。

そのため、「挙式は撮影させません」と言って、

当日の動きをかなり監視しています。

まさか、そんな中でご祝儀を盗むなんて、至難の技でしょう。

それができるなら、マジシャンの方が適正。
会場(アニヴェルセル表参道)は記者会見で

「当社の専属ではないカメラマンが盗難をした」

というコメントを発表いたしました。

 

実はこれ、言葉の抜け道です。

 

せん‐ぞく【専属】

[名](スル)特定のものだけに属していること。特に、芸能人などがある一つの会社・団体だけと契約していること。「レコード会社に―する作詞家」「―契約」

結婚式場が提携している会社に撮影を依頼し、

その会社がフリーのカメラマンに下請け発注する。

犯人がフリーカメラマンであれば、

「フリー=別の会場でも撮影している=専属ではない」

という公式が成り立ちます。

 

そもそも、結婚式場で撮影しているカメラマンが、

その場所だけで撮影している、なんていうことはまずありません。

つまり、元から「専属」なんて呼ばれる人は存在しないんです。

 

こういうブラックなブライダル業界を根底から変えたい。

また、技術だけではなく、

いろんな意味で本当に質の良いカメラマンを育てて行きたい。

切にそう願い、啓蒙活動をするばかりです。