【初回の見積もりと最終見積もりの差額】

2016年2月第3土曜日、本日は雨模様の横浜。

ブライダル業界は比較的穏やかなシーズンを過ごしていることでしょう。

フォトウェディングに関しても、ちょっと寒いので人気は低いですが、

需要を集めたいからお得なキャンペーンを打ち出している会社も少なくありません。

 

4月や5月に挙式を行うカップルの多くは、

このシーズンに打ち合わせを行うことが多くあります。

初めて結婚式場に訪れたのは12月。4月半ばくらいに挙式日を確定し、

打ち合わせ開始は2月というのが多いパターンだと思います。

 

打ち合わせを開始するのが2ヶ月くらい前であることには

いくつか理由があるのはご存知でしょうか。

 

一部には夏休みの宿題を最後の1週間でスパートをかけるのと

同じような意味もあるのですが、

企業戦略としては

「挙式3ヶ月を切っていると、キャンセルが難しくなってくる」

というのが大きな理由です。

 

仮予約をした時点で、内金(10-30万円くらい)を収めます。

その際に、お客様(新郎新婦)と「この内金はキャンセルしても返金できない」という契約を結びます。

しかし、法律的にはキャンセル料金はあくまで営業損失を補うためであり、

3ヶ月以上前の施工に関しては営業損失は認められない、

という判例もあるため、

3ヶ月前までは寝かしておいて、そこから打ち合わせを行うという形式にしているのです。

 

また、親族にも招待状で案内を行っているので、

なおキャンセルしづらい状況というわけです。

 

では、なぜそのような状況にしなければならないのでしょうか。

理由は、初回の見積もりよりも金額が膨れていくからです。

 

「初回の見積もりで230万円と言われたのに、終わってみたら350万円くらいかかった」

「最初は300万円切っていたのに、最終的に600万円以上かかった」

というのは、

先輩カップルからよく聞く話です。

 

普通、見積もりから請求までの間に2倍以上に見積もりが膨れ上がることなど、

聞いたことがありません。ましては数百万円単位で。

そんな会社があったら、二度と取引は行いませんが、

「結婚式場の場合は二度目の利用はないから」でしょうか。

 

もし、最初に接した営業担当者(ウェディングプランナー)が

「あとでお客様の要望を叶えるために費用がかかった」

というのであれば、初見でのヒアリング不足、想像力不足は明らかです。

 

本当に優秀な営業担当者(ウエディングプランナー)であれば、

お客様の要望を想定し、初回の見積もりに入れておき、

「あとはご予算に応じて相談していきましょう」

というのが本質でしょう。

 

ただ、現代の日本人の20-30代の多くは、

ネットなどで「安い」ところを探してきて依頼したがります。

まずはお二人とプランナーとの信頼関係が構築できていないからそうなる。

そして、その「安さ」に応えようとする業者が多く存在してしまうのも事実です。

 

結果として、質を下げたサービスを展開せざるを得なくなり、

軽井沢のバスツアーのような事故が起きてしまうのです。

 

安くすることは悪いことではありませんが、

あまり安さばかり追い求めても、そこには何も残らないということも

みなさんに知っていただきたい。

 

だから、結婚式場が出す「初回の見積もり」の金額で

結婚式場を選ぶことはやめて、

まずは無料で相談に乗っているフォトジェリッシュや

同じく横浜元町で無料相談(セカンドオピニオンサービス)を行っている

ウェディングエージェンシーさんに(http://www.wedding-agency.jp/)

相談に行くことをオススメします。

【結婚式場が持ち込みカメラマンが嫌がる、本当の理由】

横浜でロケーションやスタジオでのフォトウェディングをメインに

サービスを提供させていただいているPhoto Jellishですが、

結婚式場への持込カメラマンとしてのご依頼も少なくありません。

 

お問い合わせのなかでもとりわけ多いのが

『外部カメラマンはダメだと言われていてますが、なにか方法はありますか』

という内容です。

なかにはレストランウェディングや一部のホテルや結婚式は

『お二人のお気に入りのカメラマンさんであれば大丈夫です』

と理解を示していただける会場やプロデュース会社もありますが、

結婚式施設では外部から業者が立ち入る事を禁止している事が多くあります。

 

フォトジェリッシュではしっかりとした知識と常識を以って交渉をさせていただくため、

全面許可していただくこともありますが、

大人の都合で一部のみ許可、という事もあります。

それは担当者や会場によってなので、一概には何とも言えない状況です。

 

では結婚式場は、なぜ提携しているカメラマン以外を嫌がるのでしょうか。

すべての会場に聞き込みを行ったわけではないですし、

必ずしもすべての結婚式を行っている会場がそうではないかもしれませんが、

それは「一般常識のないカメラマンが多いから」という理由が挙げられます。

 

「結婚式の撮影にデニムで来た」とか

「入ってはいけないところも平気にズカズカ入っていった」

など、一般常識から外れる行動をしているカメラマンの話は

悲しいですが、決して少ないことではありません。

 

フォトジェリッシュではフォトグラファーへの教育をしっかりと行っているため

そういったクレームを受けたことはないのですが、

業界全体として、そういった目で見られがちなのは確かです。

 

また、ウェディング撮影経験は少ないが、

「それくらいなら撮れる」と思い込んでいるカメラマンも少なくありません。

ブライダル撮影というのは、ある程度経験を積まなければ技術もトラブル対応も出来ないので、

お二人にとっても会場にとっても、やはりある程度専門的に行なっているフォトグラファーに

お願いするのをオススメしたいですね。

 

ただし、やはり最も多い、一番の理由としては『写真業者からの紹介手数料』、

つまり結婚式場の売上や利益です。

 

結婚式場というのは、『結婚式』という商品(サービス)を売って

それをビジネスとして収益を上げています。

どれだけ「夢を叶える」とか「人生最高の記念日」と言っても、

これはまぎれもない事実。ディズニーランドと同じです。

 

ですので、会場のウェディングプランナーに「なぜダメなのでしょうか」

と率直に聞いても、「売上のためです」とは言わずに

ウヤムヤな回答が返ってくる事が90%以上です。

 

一般的に写真や動画の提携会社が結婚式場に卸す価格は、

お客様(結婚する二人)が購入する価格のおよそ50〜70%が相場です。

 

つまり、お客様が30万円のフォトアルバムを購入したとすると、

その30〜50%である、9万円〜15万円は結婚式場が営業利益として収益を得ます。

たとえば、それがお客様が持ち込みの外部カメラマンが30万円を

お客様からもらっても、結婚式場に払う金額は0円です。

 

ですから、結婚式場は「持ち込み料金」という名目で自社の営業利益の確保をするのです。

ちなみにその「持ち込み料金」から写真屋さんへ支払われる金額はありません。

また、海外のネイティブな結婚式には「持込み料」という料金はほとんど存在しません。

 

 

二番目は「クオリティが比べられてしまう」ということでしょう。

ホテルや結婚式場のカメラマンは、クオリティの高い物を作っても、ほぼ評価はされません

 

一番の評価は、失敗しない、クレームを貰わない、ということ。

 

少し話は飛びますが、昨年8月、東京は表参道にあるアニヴェルセル表参道という結婚式場で、

「カメラマンがご祝儀を盗む」という事件が発生しました。

そのカメラマンがどういう立ち位置のカメラマンなのか真相は闇のなかですが、

その事件以来アニヴェルセル各店舗は、このような注意書きをお客様に配布するようになりました。

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「外部業者だからご祝儀を盗むかもしれない」

という可能性は成り立たない理論であって、それは別の式の参列者や

他の会場スタッフであってもあり得ることです。

 

 

結婚式施設側と、持ち込み業者側が対立するようなカタチで

現段階でのブライダル業界は存在していますが、

こういったカタチは一日でも早く解消し、

「お客様が自由にすべてを選択出来ることが、一番の顧客主義である」

とフォトジェリッシュは考えています。

 

【ヴァージンロード(バージンロード)ってなに?】

日本で教会式の結婚式において、どの会場にも「必ず」と言っていいほど 『バージンロード』ってありますよね。

このバージンロードが、結婚式という儀式のなかでは感動の中心となる存在といっても過言ではないでしょうか。

 

 

場合によっては

「扉の外はお母様のお腹の中で、扉が開くことによって生まれて来た新婦。

お父様と一緒に一歩一歩確実に歩み(ウェディングステップ)、新郎の元へと近づいて行き、

最後はふたりが神様の前で永遠に結ばれることを誓うのです」

という演出でアナウンスをされる会場もあります。

 

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新郎、新婦、お父様、リングボーイやフラワーガールなど、

基本的にそういった役割の人以外の列席者はヴァージンロードに立ち入ったり踏んだりすることは許されません。

というイメージがないですか?

 

そこそも、バージンロードとはなんでしょうか。Wikipediaで調べてみました。

バージンロードヴァージンロードは、キリスト教式の結婚式において、結婚式場の入り口から祭壇に至る通路およびそこに敷かれる布を指す、日本の結婚式場業界が名付けた和製英語である。英語では結婚式場の通路であることを明確にする場合はwedding aisleを使用する[1]。ただし教会建築で単にaisleといった場合は側廊のこととなる。』(Wikipedia より)

 

「!!!?えっ?正式な英語じゃないの!?」

と思った人もいるのではないでしょうか。

そう、バージンロードは、日本人が作った英語です。

『バージンロード』という言葉は日本以外で存在しない、いわゆる和製英語なのです。

ということは、ヴァージンロードに関する物語もすべて日本人が創りだした俗説なのです。

 

ちなみに、海外では、ウェディングロード、センターロードまたはアイルなどと呼ばれます。

カトリック教会では赤い絨毯、プロテスタント教会では白い布を用いる事もあります。

 

ただ、やはり日本人には根付いた俗説でもあるので、

とくにフォトグラファーたちは写真を撮るときはなるべく足の裏を付けないように気を使っています。

結婚写真は、そういった知識を持ち合わせた上でとくに気を使わなければならない撮影なのです。

 

【裏側潜入】カメラマンが見たウェディングプランナー

結婚式当日の写真撮影のお問い合わせを多くいただいております。

 

弊社には10年以上の経験を持つウェディングフォトグラファーもいて、

様々な状況でいろんな人の裏側を見てきた経験を持っています。

 

どんな業界にもいろんな人は居るものですが、

ウェディングのように華やかな世界の裏側は

そのコントラストでギャップがあるように見えてしまうのは致し方がないんです。

 

先日、とある有名ホテルの持込カメラマンとして結婚写真を撮影させていただきました。

一組目のお客様(新郎新婦)と二組目のお客様の間の時間があまりなくて、

でもなるべくバッティング(新婦様同士がはち合わせること)をさけるため、

美容師、ウエディングプランナー、写真室の担当が軽いミーティングを行っていました。

 

そこで聞いた会話です。

「チャペルから出てきたら、まず新郎が披露宴の打ち合わせをしたいとか言い出してるから、

そのままバンケ(ット)行かせて、新婦は美容室ブチ込んでアタマ変えて…」

ええ、なんとまあ手際良く歯切れのよい言葉で説明されること。

 

30代中盤から後半くらいの女性プランナーでしたでしょうか。

 

そこにお二人登場。

「いやああぁぁぁぁ〜〜〜ん!かわいい〜〜!!!すっごくお似合いですぅ〜〜」

とその女性ウェディングプランナー。

 

ほうほう。

何をどうやっても私はこんな器用に表面を変えることはできません。

全員がそういった対応な訳ではないかもしれませんが、

ブライダルの業界に男性が少ないのはそういう理由がひとつかもしれませんね。